涼しい秋夜にあったまる。きのこが主役の簡単生姜うどん

こんにちは。お料理担当の坂本ちなみです。夏に茂った木々たちもすっかり秋めいてきましたね。 夏場冷たいものを欲していた体も、そろそろ温かいものを必要としている頃ではないでしょうか? 食欲の秋を満喫するためにも、季節の変わり目に摂る栄養がとても大切になってきますよね。

そこで今回は、芳醇な香りと旨味が凝縮した数種類のきのこを使って、体を癒やす生姜うどんをご紹介したいと思います。

体をあたためる、秋の味覚たっぷりうどん

今回使用する鍋の大きさは、直径24cm深さ10.5cmです(メーカーはバーミキュラ)。
出汁はシンプルに昆布と鰹節でとります。後から入れるきのこからも美味しい旨味が出汁に加わります。

【出汁の作り方】

1. 鍋に水2リットルを注ぎ入れ、昆布10cm角を2枚入れて、1時間ほどつけておきます。

2. ①を火にかけて沸騰する直前に火を止めて昆布を取り出します。引き続いて鰹節約60gを一気に加え、鰹節が沈むのを3分程度待ちます。網杓子できれいにすくい取ったら出汁の出来上がり。

なお、別の鍋で出汁をとる場合は、ふきんまたはキッチンペーパーを敷いたザルでゆっくり濾します。このとき、濾した鰹節を絞るとえぐみや苦みが出てしまうので気を付けてください。

出汁に酒 100ml、薄口しょうゆ 30ml、塩小さじ1/2を加え、ひと煮立ちさせたらキノコを加えていきます。

人参とエリンギは、薄くスライスしておきます(人参は抜き型で紅葉の形にしています)。株とりなめこ(写真下)は硬い部分をカットして割いておきます。しいたけは、石づきを取ります。飾り切りをあしらうと味が染み込みやすくなります。

〜余談〜

原木栽培のキノコ類はタンパク質やビタミン類など栄養の宝庫ですが、最近は1年を通して安定出荷をするために屋内での菌床栽培が主流なのだとか。
きのこ類は太陽の光が当たることによりビタミン類を生成するので、料理する前にひと手間加えることをおすすめします。(→きのこをザルに並べてお天気の良い日に30分〜1時間程度天日干しをするというもの)
そうすることにより、かなりのビタミンDの増加が見込めるそうなので、ぜひお試しください。

鍋を火にかけて沸騰させたら、すべてのきのこと千切り生姜20gを加えます。
じっくり煮込んで出汁にきのこの旨味が移ったところへ、うどんと水菜適量を
加えて食べごろになったら出来上がりです。うどん鉢に取り分けていただきます。

お好みで、煎りごまや柚子などを入れても美味しいです。
また、水溶き片栗粉を加えてあんかけうどんもおすすめです。温まりますよ。

豊富なタンパク質を含む食材“きのこ”を使った生姜うどんいかがでしたか? 秋の夜長、ぜひ季節の恵みをいただきながら、ほっこりしてくださいね!

写真・文/坂本ちなみ


坂本ちなみ/料理研究家、フードライター
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坂本ちなみ/料理研究家、フードライター
フードライター。旬野菜を使ったレシピ考案。野菜好きが高じて庭に畑を作る。野菜のお世話をしながら日々作っている料理をインスタグラムにて配信中。 著書「野菜のごちそう弁当」インスタグラムアカウント名@chinamisakamoto
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