21歳から体重が変わらない 野宮真貴さんの食事法

Around 50 を迎えても、美しさに磨きがかかる野宮真貴さん。 「ピチカート・ファイブ」3代目ヴァーカリストとして一世を風靡し、今もなお音楽・ファッションのアイコン的存在である野宮さんは、21歳から体重が変わらないのだそう! ストイックな食事やダイエットなど、特別なことはしていないと語る野宮さん。年齢とともに新陳代謝は落ち、体重をキープするのは大変なはず。なんとも羨ましい野宮さんの体重維持の秘訣は、普段の食事法に答えがありそうです・・・。 (文章は「赤い口紅があればいい」より抜粋して転載)

野宮さんの食生活のポイント

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巷に溢れるダイエット法みたいなものは特に何もやっていません。そして「◯◯◯ダイエット法!」のような派手な名前がついたものは、極端な方法のものが多く、続けられないので効果が出にくいと考えています。
 私の体重が変わらないのにはそれなりの理由があるはずですから、「野宮式ダイエット法」ではなくて、私の食生活を紹介することで、ダイエットのアドバイスとさせていただくことにします。

1 腹六分目の食事を1日3回

2 5大栄養素(たんばく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)がバランス良く含まれている食事

3 よく嚙む

この3つです。

大切なことは・・・

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「腹六分目の食事を1日3回」であって腹八分目ではありません。運動をしている人は別ですが、代謝が落ちてくる私たちには、腹六分目でちょうど良いのです。そして一日三食を基本として栄養を摂りましょう。
「必要な5大栄養素」で身体を満たしていると、必要以上の食事をしなくなります。適切な食事量は、身体が教えてくれます。ファストフードやどんぶりものは栄養素の偏りがあるのでたくさん食べないと満足感が得られず、どうしても太ってしまいます。できるだけ「一汁三菜」の食事を摂りましょう。

「よく嚙む」は大切です。ひとくち30回は嚙みましょう。
よく嚙むと……少ない食事でも満足感が得られます。腹六分目で十分満足します。
よく嚙むと……美容に良い成分を持った唾液が分泌されると言われています。
よく嚙むと……顔の筋肉が鍛えられて、たるみがなくなり、小顔になります。ひとくち50回だとさらに。


大人の女性の体重維持とは・・・

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太らない身体をキープする秘訣は、「減らす」ではなく、「満たす」ことにあると気づきましたか? 必要な栄養素を必要な量だけ摂取して身体を満たしてあげることが大切なのです。わざわざダイエットする、というのは時間と労力がもったいない。日々の食事という生活習慣の中に組み込むことでスリムになっていくのが、大人の女性です。

 そういえば、野宮式ダイエット法なんてない! と言いましたが、ひとつありました。「酒の肴ダイエット」です。私はほぼ毎日晩酌をしますので、夕ごはんは、お米と主菜というよりも「酒の肴」が多いのです。なかでも、カラスミ、イカの沖漬け、ホヤ、果てはクサヤまで珍味と呼ばれるものが好きです。珍味には発酵食品が多く、栄養価も高いので、美容にも効果があると信じています。それを口実に毎日美味しくお酒を飲んでいるというわけです。飲みすぎたりしなければ、今流行の「糖質制限ダイエット」になっているのかもしれません。

野宮真貴
ナビゲーター
野宮真貴
シンガー・フィトテラピスト(植物療法士)。1981年『ピンクの心』でデビュー。「ピチカート・ファイヴ」3 代目ヴォーカリストとして、90 年代に一世を風靡した「渋谷系」ムーブメントを国内外で巻き起こし、 音楽・ファッションアイコンとなる。 その後も独創的な存在感と歌声で、音楽、アート、ファッションなど多岐に亘って活動。2010 年に「AMPP 認定メディカル・フィトテラピスト(植物療法士)」の資格を取得。現在、音楽活動に加え、ファッションやヘルス&ビューティーのプロデュース、エッセイストなど多方面で活躍中。 2017年10月にはアルバム「野宮真貴、ホリデイ渋谷系を歌う。」を発売。また『赤い口紅があればいい』『おしゃれはほどほどでいい』など著書も多数。
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