年収400万円、通信会社勤務34歳。―貯蓄4,000万円の真相とは?

給与明細&財布の中身を見れば、持ち主の金銭事情が丸わかり! お金のプロが、お金の使い方の傾向や改善点、さらには貯める術をアドバイスします。

今回登場していただいたのは、通信会社勤務の青田桃さん(仮名/34歳・未婚)。投資は損をする のが怖いので、未挑戦という彼女のお財布の中身を、さっそくチェックしていきましょう!

年収と、現在の貯蓄額を教えてください!

「新卒で入社して10年目となる現在は、年収400万円です。勤続年数が長くても給与は上がらず、退職金もないため、今の内にお金を貯めようと頑張っています。自社の株を所有し、仮想通貨もやっていますが、こちらの儲けはほぼありません」

家計簿を見せてください!

子供のころから貯金が趣味といえるほど、お金を貯めることが好きと話す青田さん。勤務先の会社では収入アップが見込めないため、副業をスタート。副業やメルカリなどの利益だけで本業の手取りを上回ることも。稼いだ分だけ使い切るのではなく、しっかり貯金することで貯蓄額4,000万円を達成。

「お金の面で考えるとあまるり条件は良くないので転職を考えるべきですが、長年勤めているため、居心地がいい! だから、辞めたくないんです。

そこで、考えついたのが"副業"で収入を増やすことでした。

インフルエンサーの仕事はファッションアイテムやコスメなどの商品、ジムやエステなどのサービスを利用し、SNSで宣伝。会社が休みの土、日曜はこのインフルエンサーの案件を4、5件ハシゴし、少しでもお金を稼いでいます。不要なコスメやサプリもメルカリで売って、とにかくお金に(笑)」

お財布の中身を見せてください!

「最近は完全にキャッシュレス生活。現金を入れた財布はほぼ持ち歩きません。株と仮想通貨分は微々たるもので、基本的にすべて現金。ゆうちょ銀行にMAX額まで貯めて、それ以外は銀行に貯金しています。ペイオフ対策は特に取っていません」

非課税の優遇制度を調べてみましょう

彼女の給与明細がこちら。貯金の4,000万円で、マンションや一軒家を一括キャッシュで買うか検討中とのこと。

「プレミアムフライデーなどの手当てが出ているのは◎。老後に向け、確定拠出年金など、非課税の優遇制度を利用してもいいかもしれません。マンションを購入する場合も、一定の条件を満たすと、住宅ローン減税が受けられる可能性もあるので、調べてみて(花輪先生)」

副業でしっかりと稼ぎ、節約も徹底し、4,000万円を貯めたのは素晴らしい!と花輪先生から高評価を受けた青田さん。しかし経済学では、フリーランチはありません。この先無限に誰かに頼り続けることはできないので、今のうちに別のやり方を考えた方がいいでしょう、とのアドバイスが。

皆さんも家計簿を見直して理想のマネープランを考えてみてくださいね。

教えてくれたのは・・・

ファイナンシャルプランナー 花輪陽子先生

外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビ出演や書籍や雑誌の監修も多数。本誌の「セキララVOICE」や「GINGERweb」でも活躍中。

撮影/植一浩、森崎一寿美 
イラスト/小松容子 
文/濱田恵理

GINGERweb取材班
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