美術館に行けなくても…アートを楽しむ方法、あります!

こんばんは。アートテラーのとに~です。


今猛威をふるっている新型コロナウイルス。コンサートやライブの公演中止やスポーツジムの休業のニュースが連日報道されていますが、その影響は美術界にも。現時点で都内の7~8割の美術館博物館が臨時休館となっています。再開は3月中旬を目安にしているそうですが、状況次第では休館期間の延長もあるでしょう。
あまりに先が見えないので、気分がどんより沈んでしまいます・・・が、落ち込んでいる場合ではありません! 美術館・博物館が開いていなくたって、アートを楽しむ方法はいくらでもあります。


そこで本日は、家で美術を楽しむ方法をご紹介いたします。


自宅にいながらミュージアムショップ巡り

先日、都内のおすすめミュージアムショップを紹介しましたが、実はオンライン対応しているミュージアムショップもあるんです。

例えば、以前紹介した東京国立博物館のミュージアムショップでは、ファッションアイテムやステーショナリーだけでなく、オリジナルパッケージの榮太樓飴やゴーフルなどの食品、噂のはにわグッズも購入できます。

また、「+CREATION(プラスクリエーション)」をコンセプトに“日々の暮らしを、さらには人生を、もっと豊かにおもしろくする”アイテムを提供する東京都美術館のミュージアムショップや、ミュージアムショップの走りともいわれる原美術館のミュージアムショップ、オリジナルの傘やキューピーなどユニークなアイテムまで幅広く取り揃えているポーラ美術館のミュージアムショップもおすすめ。
サイトを眺めているだけでも楽しいですが、実際にグッズが手元に届けば、より気分が満たされるでしょう。

ちなみに…個人的にもうひとつおすすめなのが、名古屋市美術館のミュージアムショップ
人気グッズは、名古屋市美術館が所蔵するモディリアーニの名作《おさげ髪の少女》をモチーフにした「おさげツボ押し」とのこと。1点1点手作業で描かれたゆるいタッチの表情が、じわじわツボります。


ストリートビューで美術館散策    


Googleが提供している「Google Arts & Culture」。Googleと世界各地の美術館博物館が協力し、各館が所蔵する名画をデータベース化。誰でも無料で、その膨大な数の美術品を堪能することが出来ます。しかも拡大機能付き! 実際に美術館に行って肉眼で見る以上に、細部を楽しむことが出来ますよ。

そんなGoogle Arts & Cultureのサービスのなかでいち推しなのが、Google MAPでおなじみのストリートビューを使った美術館散策。東京国立博物館や国立西洋美術館、神戸ファッション美術館をはじめ、現在休館中のミュージアムも、Google Arts & Cultureのサイト内であれば自由に巡れます。再開するその日まで、Google Arts & Culture内で予習しておきましょう。
また、日本だけでなく、大英博物館やオルセー美術館、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》やレンブラントの《夜警》でお馴染みのアムステルダム国立美術館など、世界の名だたる美術館も散策可能! サグラダファミリアやマチュピチュといった世界遺産も散策可能となっています。
海外に渡航しづらい今、Google Arts & Cultureで我慢我慢。


壁紙を変えてテンションアップ

フェルメール《水差しを持つ若い女》(メトロポリタン美術館)

ここ近年、メトロポリタン美術館シカゴ美術館アムステルダム国立美術館ファン・ゴッホ美術館といった美術館が、自館のコレクションを高解像度でデジタル・アーカイブ化し、その無料公開を始めています。
しかもダウンロード無料&作品の多くがパブリックドメイン。つまりは商用・非商用を問わず誰でも使用可能となっています。

お気に入りの名画をパソコンの壁紙にするもよし、プリントアウトして部屋に飾るもよし。二次創作も自由なので、名画をモチーフにオリジナルTシャツを作るというのもアリです。意外な才能が開花するかも!?


閉塞感が漂うこんなときだからこそ、手洗い・うがいで感染予防をしながら、美術鑑賞で心の健康を保ってこの状況を乗り越えていきましょう。


皆さまからの質問大募集!

「デートにピッタリの美術館は?」「カフェがオススメの美術館って?」という具体的な質問から、「現代アートって、何が面白いの?」「何であんなに美術品って高いの?」「ピカソってすごいの?」という誰にも聞けなかった質問まで。
GINGERwebの問い合わせフォームから何でもお寄せくださいませ。わかりやすく、お答えします。

とに~/アートテラー
ナビゲーター
とに~/アートテラー
美術の魅力をわかりやすく、面白く伝える、世界でただひとりの”アートテラー”。よしもと芸人時代に培った話力と笑いのセンスで、アートを語ります。日本を代表する数々の美術館で、公式トークガイドを担当。著書『東京のレトロ美術館』(株式会社エクスナレッジ)『ようこそ! 西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』(誠文堂新光社)が好評発売中。
このナビゲーターの記事を見る