あなたはどう?自分の呼び名に隠された女たちの心理を暴く!

女芸人 紺野ぶるまさんによる女観察エッセイ「奥歯に女が詰まってる」。GINGER世代のぶるまさんが、独自の視点で、世の女たちの生き様を観察します。  

第17回 一人称がアレな女

先日、自分のことを苗字で呼ぶ女性に出会った。
一人称が下の名前の女性はたくさんいる。
女ウケの悪さはもう言わずもがな、
それが周りから許される年齢もどんどん低くなっている印象である。

会話の中で何度も下の名前を連呼されると

「あんたが可愛いのはもうわかったよ!」

と言いたくなるのである。


一方、自分のことを苗字で呼ぶ女性はどうだろうか?

「佐藤(仮名)は牛乳が飲めないんですよ」

一見文字で見る分には、礼儀正しく、従順な印象を受けるが、結果的にそのあざとさと自己顕示欲の高さは前者の五倍くらいに感じないだろうか?

ピンとこない方にはぜひ、
オードリーの春日さんを思い浮かべて欲しい。
春日さんといえば、一人称が苗字の代表格。

自分を「春日」と名乗ることによって、
他の何者でもない、特別な男が来ましたよ、とボケて、突っ込んでもらい笑いを取る。
変質者と呼ぶのならどうぞ、お好きに、誰になんと言われようと「春日」は「春日」ですから。
春日さんはお笑いのキャラとして確立し、成功し、愛されている。

これを女性が日常でやっているのである。

佐藤は佐藤。佐藤、ここにあり。
皆さん、夢でお会いした以来ですね。
佐藤のことを皆さんもっと知りたいと思うのでお伝えしますが
佐藤は牛乳が飲めないんですよ。

これをツッコミなし、笑いなし、ガチでやっているから辛いのだ。

一人称が下の名前の女よりも
ずっと恐ろしい「春日女子」。
あなたの周りにもいたら気をつけて!

最後に
春日女子とかけまして
牛乳を置いてないカフェと解きます

その心はどちらも
絶対に折れない(オレない)でしょう。

今日も女たちに幸せが訪れますように。

文/紺野ぶるま

紺野ぶるま
ナビゲーター
紺野ぶるま
1986年9月30日生まれ。松竹芸能所属。「R-1ぐらんぷり」や「女芸人NO.1決定戦 THE W」で女芸人NO.1決定戦THE W」で2017年、2018年、2019年3年連続ファイナリストに進出するなど、今注目の女芸人。特技は大人のなぞかけ。紺野ぶるま10周年記念単独ライブ「新妻、お貸しします。‐ぽっきし税抜き 3,000円‐」DVD、初の著書『下ネタ論』( 竹書房 )が好評発売中。
このナビゲーターの記事を見る