メンタル不調を治して「人生を楽しめる私」になる方法

外の世界で頑張っていると、知らず知らずのうちに鎧をかぶってしまい「自分らしさ」を見失ってしまいがち。素直になりたいのになれない…。本当の私ってなんだろう…。そんな悩める女性達に送る、自分の気持ちに素直になり、心を軽やかにしてくれる方法をご紹介していきます。第一回目は、私が精神的に変われるきっかけとなったヨガとの出合いについてお話します。

最近、自分の気持ちに素直になれていますか?

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恋愛でも、仕事でも、家庭でも。自分の気持ちに素直になりたいのに、なれない。そもそも素直になるってなんだろう? そんな女性ってたくさんいらっしゃる気がします。
実際私も、外資系投資銀行に勤めていたころ、目の前の仕事に追われ、「UP or OUT(昇進するかクビになるか)」「FIGHT or FLIGHT(戦うか逃げるか)」という激しい競争環境に身を置いていたため、いつのまにか感情を失くし、ワクワクしたり感動したり、という心の底から湧きあがってくる純粋な喜びを何ものにも感じられない “鋼の女” になってしまっていた時期がありました。

感情を失くすと本当に怖くって。そのころは、自分が何をしている時に楽しいのか、幸せを感じるのか、自分は本当は何を望んでいるのか、そんなことすらも見失ってしまい、生きていることに虚無感を覚えたこともしばしば。今ある自分と、本当の自分がかけ離れている気がしてしまって。でもどうしたらそのギャップを埋められるのかわからない…。表向きには社会的成功をおさめているよう見えていたけれども、その裏では頭と心がバラバラになってしまったことに、もがき苦しんでいました。

紆余曲折ありつつ、そんな中、「MIND(頭)×BODY(体)×HEART(心)のバランスを整えることが“本当の自分”に立ち返る鍵なのではないか」という考えに至りました。この分野を学ぶことが自分を変えてくれるきっかけになると思い立ち、30歳ですべてのキャリアを投げ捨てて一路NYへ。そこで出合ったのが “ヨガ”でした。

MIND×BODY×HEARTバランスを整える!

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実は私、もともとはヨガが大嫌いでした。私は普通の会社員で体もカタかったので、もとから体が柔らかい人、モデルみたいにきれいな人だけがやることを許されているような敷居の高さが、毛嫌いしていた理由です。

会社を辞めてNYでマインドボディを学ぶと決めた時、「ヨガ」がただのフィットネスではなくマインドフルネスの要素も取り入れているということを知り、食わず嫌いをせずに一度ちゃんと勉強しようと思いました。もともと体を動かすのは好きだったので、「体を解放すること」が「心を解放すること」に繋がるというのは肌感覚として何となく掴んでいて、それを体系的に学びたかったのです。

もともとヨガに対して懐疑的だった分、その本質を学んでいくにつれて、冷静に良さを見極められました。古代インド文明で発祥したヨガが、数千年経った今、なぜこれほどまでに世界各国で根付き、必要とされているのか。それは「精神的な豊かさを手に入れたい」という現代人の強い願いなのではないか、というのが私のなかの解です。私自身も、精神的に変われるきっかけとなったのが意外にもヨガ。それは、渡米前に考えていた「MIND(頭)×BODY(体)×HEART(心)のバランスを整えること“本当の自分”に立ち返る鍵なのではないか」という仮説にもYES!という答えが出た瞬間でした。

これから執筆していくコラムでは、私自身が試行錯誤を繰り返しながら「これは効果がある!」と実感できたMIND×BODY×HEARTバランスを整える方法を、日々の生活のなかに取り入れられている実践的な形でご紹介していきます! 仕事に恋に家庭に頑張る女性が、強張ってしまったご自身の心と体を解きほぐすきっかけになればうれしいです。

文/中川瑞穂


中川瑞穂/ヨガインストラクター
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中川瑞穂/ヨガインストラクター
Being Yoga Japan代表/ヨガインストラクター。東京大学卒、外資系投資銀行で10年弱働いたのち、トップキャリアを捨ててヨガで起業。 “MIND×BODY×HEARTバランスを健やかに保つことが幸せにつながる” という理念のもと、働く女性にむけてココロとカラダの整え方を伝えている。
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