「“理”を大切にするひと」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

誰しも友人や恋人etc…相対するひとに理解してもらえたら嬉しいですよね。物事の道筋をちゃんとわかって、相手のして欲しいことや求めている言葉を返してあげることができたら素敵じゃないですか? そこに魅力を感じないひとはきっといないはず! どうしたら相手を安心させたり、心地よさを感じてもらえるようにできるのでしょう? 理想的な魅力ある人になれるその理由は? 答えはどうやら“理”にありそうです! 

そもそも“理”って何?

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たとえば何か事が起こったとき、いつもそこには『理由』がある。それを自分の解釈で『理解』するという流れになりますよね。この『理由』とか『理解』という言葉、ワンワードとしての意味は知っているし使うけど、どちらの言葉にも入っている“理”という言葉について深く考えた事はありますか? 理由、理解、理想、心理、真理、理性・・・理のつく言葉は、とっても身近だしよく使ってますよね。そしてどれも結構大切な意味のある言葉ばかり。なんだか“理”に大切な意味が込められていそうじゃないですか?
“理”は音読みだと「り」ですが、訓読みだと「おさめる」「きめ」「ことわり」と読みます。元々の意味は「玉石を磨いたときに現れる筋のある模様」のことをさしていたのが、広がって「物事に備わった筋道」を指すようになったのだそう。そこから①物事の道筋、もっともなこと、②わけ、当然であるさま、③礼儀に関わっている事などの意味を持つように。また中国宋代の哲学では「宇宙の根本原理」を指す言葉として位置付けられていました。“理”って壮大で深い意味を持っているんですね! 道理で“理”を使った言葉の意味が重みを持っているわけだ‼︎


相手の思いを受けとめる

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コミュニケーションにおいて一番大事な事は相互理解。相手が言っていることの意味や思っていることの理由を汲んで理解する。理由の“由”は「よりどころ」や「出所」の意味。つまり『理由』は“物事の道筋の出所”(あ、なるほど。それが“りゆう”なわけねと妙に納得、笑)。そして理解の“解”は「とかす」「ほどく」「さとる」「わかる」の意。『理解』は“もっともなことをわかる”、ということ。漢字って意味深いですね〜。
この言葉の成り立ちを考えると、相手を理解するって、ただ単に“自分だけが都合よく解釈する”とか簡単なことじゃなくて、相手が「もっともなこと!」と主張するなり考えていることに関してちゃんと寄り添って考えた結果、はじめて出来る。そうすることで、やっとほんとうに相手を理解したってことになる。『理解』は『解る』よりもっと踏み込んだ認識なんですね。

親密感と信頼感を生む“理解力”!

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自分の偏見とか無しに相手の道筋をわかってあげる。これ実は簡単なことではありません。なぜなら当たり前だけどみんな自我があるから。とくに喧嘩してるときや、あまり好ましくないと思っている相手の“理”を“解する”って極めて困難(笑)。でもね、ここで無理‼︎って思ったら良いコミュニケーションは取れないんです。
相手の言っていることを心の中で整理して受理する。相手の思いとこちらの理解が近ければ近いほど相手はシンパシーを感じる。理解されて嬉しいと思うとぐっと親密感がアップする。相手の思いに対する理解力が高いと、信頼も生まれます
受け止めてもらえるって、本当に嬉しいもの。結果、相手はあなたを身近に思い魅力を感じるようになります。よき理解者になれればあなたの人気は急上昇! 男女問わず多くの人から愛される存在に。理路整然と相手の思いを受けとめられる、女性としてというよりも人として大きな気持ちを持てるようになれたら素敵だなぁと思います!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。ファッションに関するインスタグラム(@takako_aoki_stylist)を開始。ぜひフォローを!
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