【今さら聞けないマネー用語】投資信託って?初心者でも安心なのは?

株式やNISA・・・なんとなくわかっているつもりでも、ちゃんと説明できないものが多いマネー用語。そんなアラサー世代が知っておきたいマネー用語について、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、わかりやすく解説していただきます。


今回のテーマは「投資信託」について。その基本と初心者にもおすすめな金融商品ついて教えていただきました。

低コストの商品も多数!    

投資信託とはプロが運用してくれるパッケージ商品です。不特定多数の投資家からファンドマネージャー(運用の専門家)が資金を預かり、株式や債券や金融派生商品などに投資を指示して、その運用成果を投資家に分配する商品のこと。いわば、金融のプロに手数料(信託報酬)を払い、代わりに運用してもらう商品のことです。月1000円程度から積立をすることができます。

初心者におすすめの金融商品は「インデックスファンド」と言われる投資信託です。インデックスファンドはパッシブファンドとも呼ばれ、TOPIX(※1)などの指数(インデックス)と同じ値動きを目指す投資信託のことです。

※1 東証一部上場株式銘柄を対象に算出した株価指数。「東証株価指数」とも呼ばれる。日経225とともに、日本の株式市場の代表的な株価指標。

これに対し、ファンドマネージャーが積極的に銘柄選択をしてTOPIXなどの指数以上の運用成績を目指す「アクティブファンド」と呼ばれる投資信託もあります。
初心者にインデックスファンドをおすすめするのは、「分かりやすい」「低コスト」という2つの理由があるからです。
国内で運用される投資信託は数千本もあり、そのなかからどのファンドマネージャーが運用する商品がいいのか選ぶことは至難の業です。それに対して、TOPIXなどの指数は新聞の一面やネットニュースですぐに知ることができ、初心者でも値動きなどが大変分かりやすいものです。


また、インデックスファンドは低コストの商品が多く揃っています。
投資信託には、一般的に

・購入時(申込手数料)
・保有中(信託報酬)
・換金時(信託財産留保額)

といった3つのコストがかかります。
なかには購入時・換金時の手数料が無料のファンドもありますが、株式を売買する際にも購入時と換金時に手数料がかかりますね。これが投資信託の場合、保有中も日々コスト(信託報酬)がかかるのです。
信託報酬はたとえ運用するお金が減った場合でも、投資信託で運用する以上は必ずかかります。そのため、信託報酬という投資信託にかかるコストもしっかり確認してから商品を選ぶことが大切です。

最初は日本株から積み立てを始めればOKですが、慣れてきたら日本株と外国株など値動きの違う商品を組み合わせるとさらに分散効果は高くなります。
これらの商品を購入するには、ネット証券に口座を開設して積み立ての申し込みをします。ネット証券はあなたのメインバンクからの資金移動のしやすさで選びましょう。


TOPIXなどの投資信託を持つことにより、新聞のマーケット欄にも自然と目がいくようになります。

文/花輪陽子

花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
ナビゲーター
花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/
このナビゲーターの記事を見る