ひとりメシでも哀しくならないテクとは?~独女時間の正しい過ごし方~

「ひとりでご飯に行けるなんて、えらいよね。私はできないわ~」みたいなことを、ときどき私にそう言ってくる人がいます。そんなとき、「でも美味しかったから」と平然を装い、答えてしまう強がりな私。 実は、昔はひとりメシ…大の苦手だったんです。ごはんを食べに行くなら、もちろん誰かと一緒に食べにいくものだと思っていました。 それがドラマ『孤独のグルメ』に出合ったことから、「ひとりでごはんをたべることは優雅なことなんだな…」と、アラサー女子になる前に“ひとりメシ”を覚え…。

今、私は声を大にして言いたいのです・・・そう、食べにいくのはひとりでもいいんだと! ただときおり、カップルや集団でやってきた人たちに「あの人さ、ひとりでごはん食べにきているんだ・・・(=かわいそう)」とかなんとか、話のネタにされているかも・・・と、ついつい思ったりします。いやいや、そう考えている自分自身が自意識過剰なのかもしれない。
そんな気にしすぎな私だから、居心地の悪い店に出合ってしまったら、それこそ「もう二度とひとりで惨めな思いはしたくない」とトラウマになりそう…。
なんて葛藤と今も戦う私が「独女時間」のなかで培った、おひとりさまに必要なテクニックをご紹介します。 今回はもちろん、“ひとりメシ”初心者編。

カウンター席を狙おう!

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「ここなら入れそう!」と思える、入りやすそうなお店を選びましょう。目安になる基準は、
・入口がオープン
・カウンター席あり

最近では“ひとり客が入りやすい”をコンセプトにした飲食店が増えています。
LUMINEや丸井など、女性客の多い飲食店では、入口に扉がないオープンスタイルで、テーブル席だけでなくカウンター席もあるところが多いです。
混雑状況によりますが、席が空いていたら、「できればカウンター席で」とひと言伝えてみましょう。カウンター席であれば、人と対面せずに、食にのみ向き合えます。カウンター席越しで、料理を作る様子をみることができるお店もあります。

特にラーメン屋さんやタイ料理などはカウンター席があるお店が大半なので、比較的入りやすいですよ。

デビュー戦はランチタイムが狙い目!

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ひとりメシデビューは、ランチがおすすめです。ランチタイムは、仕事の休み時間としてお店を利用する人が多く、まさにおひとり様天国。
比較的、急いでいて、意識が食べ物に向いている人が多いので、周囲の人と目が合ったりという気まずさも少なめ。ランチはディナー時よりもお得な価格で味わうことができるので、行ってみたいとチェックしておいたお店をお試しするチャンス。
さらにおすすめなのは、食のゴールデンタイムを避けること。
避けるべき時間帯は、ランチでいうと、12時~13時。ディナーでいうと、19時~20時。お店によって、ランチタイムが短いこともあるので、事前にラストオーダーの時間は下調べしておきましょう。

この時間の前後を選ぶと、人も少なめで居心地◎。

メニューは即決しよう!

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「○○を食べにいく!」と目的意識を高く持つことも大切。私の場合は、食べにいくこと自体を“大切な用事のひとつ”と思うようにしちゃっています。それがひとりメシのモチベーションにつながるはず。

とあるメニューが有名なお店に入るならば、人気メニュー決め打ちで注文します!
メニューのバリエーションがあると、「誰かと一緒なら・・・メニューで悩んでいても『どう思う?』なんて雑談したりして楽しいんだろうな・・・」とついつい孤独を感じてしまいそうだし・・・(気にしすぎ気にしすぎ)。
ときには、お店に来慣れている常連タイプのお客さんの潔い注文に圧倒されて、委縮してしまったり(気にしすぎ気にしすぎ)。

ひとりメシのデメリットはシェアができない&自分ですべてを決めなきゃいけないってところ。そのお店にひとりで行くことに慣れて、違うメニューを頼む心の余裕が生まれるまでは、スタンダードな一品を注文しましょう。

すきま時間を有効に!

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おひとり様の真価が問われるのは、すきま時間です。特に、食事を頼む前、料理が来るまでの手持ち無沙汰をどう埋めるか。

私の場合は、携帯を見つつ”連絡待ちな私”や、時計をちらちらみつつ、”次の予定がややせまってる私”をよく演じちゃっていますが、せっかくの休憩タイムだから、堂々と。待っている間は音楽を聴いたり、携帯を操作しながら、周りを遮断して自分の時間を過ごしましょう。ただ遮断していても、店員さんへの配慮は、お忘れずに。

美味しいものは、誰かと予定が合わなくても、”ひとりでも”楽しんでしまおう!――というのがひとりメシの真髄です。で、美味しいお店を発見できたなら、次の機会に予定が合う人と一緒にいって、美味しさを分かち合うのもOK。
ひとりメシは、繰り返すうちにいつのまにか、どんどん周りが気にならなくなり、スタンプラリーのようにいろいろなお店へ足を運べるようになります。
暖簾(のれん)がかかっているような、店内の状況がわかりにくい名店に入るには、修行が必要かもしれませんが、それはまたの機会にご紹介できればと・・・。

文/大倉真理子

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【GINGERエージェンシー】大倉真理子/フリーライター
東京在住のフリーライター。カルチャー誌での取材経験から、トレンド情報情報収集が得意なだけでなく、それをひとりで楽しむおひとりさま行動もかなり得意な、体当たり系アラサーライター。庶民派からワンランク上のお店まで、守備範囲も広い。 ビジュアル家電製品の知識も豊富。
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