【男子禁読】やりたくもないのに、〇〇〇のテクを磨く日々

あと数日で2108年も終わり。皆さん、1年間お疲れ様でした。今年も結婚どころか、彼氏もできなかった31歳のキャリアウーマンです。
2019年こそ、①大至急痩せて、➁大至急婚活して、③普通に幸せになりたい。
まずは①をクリアしないと、全力で次のステージに進めないと思っているワタシは、悪戦苦闘なダイエットライフをスタートしました。GINGERエージェンシーの一員として、そんなアラサーのリアルな日常をセキララに書かせてもらいます。

 前回までの流れは、過去記事でご覧ください。今回は、ワタシの太ったカラダだけでなく、ココロの話。

太ったことで失ったものは・・・

モテる女か、モテない女か、と問われたならば、自分で言うのも何ですが、どちらかというと、どちらかというとですよ、ややモテる部類だったと思います。でもそれは23歳、社会人1年目ぐらいまでのお話。

合コンに参加すれば( 彼氏はいましたが、誘われたらとりあえず参加するタイプ です)、ひとりぐらいからは連絡先を聞かれたりして、その後1回ぐらいは誘われてご飯をおごっていただく程度には“モテジョ”生活をエンジョイできていたんです。

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いえ別に、ワタシの容姿レベル高かったって話じゃないんです。そのあたりは、まあそうですね、客観的にジャッジして、中の中、5段階評価の3、ザ・普通です。

でもワタシには自分を3割増しぐらい“いい女ふう”に演出するテクがあったんです。相手をいい気分にさせるさり気な~い気遣いで感動させたりとか( 注 : さり気ないどころか、実際は計算づくなわけですが )、男子をクスッと笑わせちゃうようなウイットに富んだ会話力とかね。

「ちえみちゃんと話してると、楽しいよね」みたいな、「オレの話をいちばん真剣に聞いてくれていて嬉しかった」みたいな、好印象で加点していく作戦をとっていたわけです。絶世の美女じゃないんだから、努力で補うべし。これ、中学生のころから母に言われてました。“女は愛嬌(あいきょう)”って使い古されたフレーズが、耳タコでしたからね。

ところが――。太って容姿にまったく自信がなくなると、逆に自意識過剰になっちゃって、可愛めにアプローチしよっかな~と思った瞬間に →「おい自分、可愛いってキャラじゃないだろ」って別のワタシがストップかけるし、今日はあまりしゃべりすぎないでいい女を気取ろっかな♪ なんて考えると →「愛想のないデブなんて最悪だよ」って冷静なワタシが横から痛烈なパンチを喰らわせてくるんですよ。

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で、結果、太っていることをネタに笑いをとっている女芸人みたいな、道化役を演じてる。お笑いのテクを磨いちゃってる。なぜだか、プライド捨ててる。なんだこりゃ、って自分で思いながら、自虐ネタとか披露しちゃったりしてる。違う、違う、ワタシの役はこれじゃないんです、監督。でも、痩せない限り、主演女優の座は、いえ、主演じゃなくてもいい、三番手ぐらいでもいいんだけど、そこらへんにだってキャスティング不可。

「ちえみちゃんって、おかしいよね~」とか、男子からぜんぜん嬉しくないコメントもらって、顔で笑って、心で泣いてる。ほんと、ピエロ。
楽しい → 面白い → おかしい・・・って、どんどんモテランクが下がっていく。ワタシが憧れる、男から大切にされるような、いわゆる“リスペクトされる女”っていうのから、真逆の地帯に入り込んでしまってる。なんだか、遠いところに来ちゃったよな、ワタシ。

でも待って、太っていてもキラキラしている人、いるじゃん。太っていてもモテる人、いるじゃん。太っていることを魅力に昇華している人、いるじゃん。
だけどワタシは、太っているワタシを、ワタシ自身が受け入れられないのだ。ワタシが撒いたタネなのに。自分がやらかしてきた結果なのに。つまりワタシは、自分がやってきたことの結果を、受け入れられない女なのだ。そういう、狭量な人間なのだ。じゃあそんなワタシは、いったいどこに向かっていけばいいのやら・・・。

太ることで、ワタシが失ったのは、スリムな体だけじゃなかった。気がつけば、自分の方向性もプライドも失っていたのだ。

次回へつづく――。

文/ジャケットちえみ

【GINGERエージェンシー】ジャケットちえみ
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【GINGERエージェンシー】ジャケットちえみ
ジャケット着用がマストの某旅行代理店にて営業職。彼氏いない歴4年で婚活中でありつつ、そのためにもダイエットを成功させたいと奮闘の日々。貯金100万円以下で将来に不安を抱く、東横線沿線でひとり暮らしの31歳。死ぬ前に食べたいものは、餃子。
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