【マネーお悩みQ&A】給与明細の見方を教えてください!

毎月ひとりずつ、読者の皆さんにマネー事情を公開していただくGINGERの人気連載「MONEY事情」。事前アンケートで寄せられる声のなかで、よく出てくるのがこちらの疑問。

「恥ずかしながら……給与明細の見方がよくわかりません!」

日頃から給与明細をきちんと見ておらず、何がどれくらい引かれているのかよくわからないという人が意外と少なくない様子。そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、給与明細の見方について教えていただきました。(編集部)

報酬から差し引かれるのは「社会保険料」と「税金」

給料明細で確認したいポイントは、ざっくりわけると「支給」と「控除」です。「支給」は私たちに対して会社が支払う報酬のことで、「基本給」に「手当」を加えた「総支給額合計」でその額がわかります。そして、そこから「控除」を差し引いたものが、私たちの手取りになるのです。

よくわからなくなりがちなのが、この「控除」の内訳。「引かれているものが多い気がする」と思っている人は少なくないでしょう。報酬から控除されるのは「社会保険料」と「税金」の2種類です。

「社会保険料」は、「健康保険料」や「厚生年金保険料」、「雇用保険料」などにわけられます。健康保険料は掛け捨ての医療保険。払っているのに病院に行かないのは少しもったいないですね。厚生年金保険料は、納めることにより、いずれ年金として戻ってくるもの。ねんきん定期便や年金ネットで、自分の報酬額に誤りや漏れがないかをチェックしましょう。雇用保険料は失業時などに利用できる保険です。

「税金」の内訳は?

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「税金」として控除されるものは、「所得税」と「住民税」です。所得税は毎月の給与から源泉徴収されていますが、1年間の給与総額が確定する年末に年末調整をして、正しい税額を計算し、徴収された額との過不足分を精算します。住民税は、前年の分がその年の6月から給与天引きされます。ですので社会人1年目は住民税の徴収がなく、2年目の6月から住民税が引かれるようになり、振込額が入社1年目より少なくなるというケースが出てくるのです。

給与明細は毎月しっかりとチェックしてくださいね。


花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
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花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)。公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCrYwNKYMyOOfPTKF5RxO65Q も参考に!
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