大胆ラブシーンに注目! 映画『ナラタージュ』の見どころをチェック

Spark GINGER読者のみなさま、こんにちは! 映画ライターの古川ケイです。今週、GINGER読者のみなさまにご紹介したい映画は松本潤と有村架純主演の恋愛ドラマ『ナラタージュ』です。 原作は「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた、島本理生による同名小説『ナラタージュ』。『世界の中心で、愛を叫ぶ』の行定勲監督が10年以上もの間、映画化を諦めることができなかったというこの作品は、恋愛の甘い部分だけではなく、切なく、苦しい部分をも描いた、大人のラブストーリーです。

『ナラタージュ』ストーリー

大学2年生の春、泉(有村架純)の元に、高校時代の教師・葉山(松本潤)から一本の電話が入る。

それは、高校の演劇部の顧問をつとめる葉山からの、「後輩のために卒業公演に参加してくれないか」という誘いの電話だった。

高校時代、どこにも居場所のなかった泉を救ってくれた葉山は、泉にとって特別な存在だった。誰にも言えない葉山への思いを、消すことのできないまま胸にしまっていた泉だったが、再会により思いが膨らんでいく。

だが、葉山には、過去のとある出来事により、別居中の離婚の成立していない妻が居た。

妻の存在を知らされた泉は、葉山を諦めようと、母校の卒業公演を一緒に手伝ってくれ、自分に好意を持ってくれている大学生の小野(坂口健太郎)と付き合おうとするが…。

主演3人の大胆ラブシーンに注目!

主演の松本潤は、行貞監督からの「目力を40%まで抑えて欲しい」というリクエストに応え、本作では敢えて目元を長めの前髪とメガネで封印しています。
その姿は、『昼顔』で斎藤工が演じた北野先生にも通じるセクシーさで、30代の男性の魅力たっぷりに、どこか心の読めない男・葉山を演じます。

また、泉をめぐって葉山と三角関係になる小野を演じた坂口健太郎は、葉山への嫉妬心を暴走させ、泉への独占欲をむき出しにしていきます。
端正な顔立ちが嫉妬に歪む様は、ファンならずとも必見です。

そんなふたりとの体当たりのラブシーンを演じた泉役の有村架純の脱ぎっぷりは、清純派のイメージが強い彼女がまさかここまで…! と、公開前から話題を集めています。泉と小野、泉と葉山。衝撃のベッドシーンは、ぜひスクリーンでご覧ください!

切ない恋愛模様から目が離せない

誰かを忘れようとしてもなかなか忘れられない。そんな苦しい恋の経験は誰にでも一度はあるのではないでしょうか?

葉山を忘れようともがきながらも、心に傷を抱える葉山によって何度も引き戻されてしまう泉は、長期間にわたる苦しい恋を経験します。

また、そんな泉を想い、嫉妬心に苛まれる小野も「好きな人に、自分より好きな人がいる」という苦しい状況から、なかなか抜け出すことができません。

それぞれのラブシーンですら、登場人物たちの秘めた切なさに溢れており、思わず感情移入してしまいます。

「『こんなことだったら恋愛なんてしなきゃよかった』と、いい意味で観た若い人たちがトラウマになるような傷をつけられればなと思いました」と行貞監督が語る通り、この映画は、観る者たちの過去の不器用な恋の記憶を呼び起こします。

エンドロールでは、きっと昔に一番好きだった人、忘れられない過去の恋を想い出してしまうことでしょう。

泉の葉山への想いは報われるのでしょうか? ふたりの道ならぬ恋の行方は――? 
『ナラタージュ』は今週末より全国公開です。

文/古川ケイ

『ナラタージュ』公開情報

『ナラタージュ』
10月7日(土)全国ロードショー
監督:行定勲 
原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 
出演: 松本潤、有村架純、坂口健太郎
配給:東宝=アスミック・エース
上映時間:140分
公式サイト:https://www.toho.co.jp/movie/lineup/tamioboy.html
(C)2017「ナラタージュ」製作委員会

古川ケイ/映画ライター
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古川ケイ/映画ライター
新作オススメ映画情報サイト「木曜日のシネマ(http://thursday.jp)」運営。新卒で映画配給会社に入社し、映画情報誌の編集・ライター業務に従事したのち、洋・邦作品の宣伝を手がける。2016年より、映画ライターとしてオススメの作品をご紹介しています!
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