賢く“節税”していますか?【お金に愛されるルール】

コロナショックによる派遣切りや給与ダウンなど、お金の不安がつきまとう今。こんなときは収入を増やすよりも、今あるお金を上手に巡らせたり、増やすことに注力するのが正解です。そこで、お金に愛される体質になるためのルールをお金のプロが解説!

お金に愛されるルール:節税対策は徹底的に利用

お金を賢く巡らせるには使える節税対策はすべて使うべし

今の世の中、税金が高く、働けば働いて高所得者になるほど、手取りが少ないという現実が。だからこそ、自分にとってメリットになる制度を活用し、節税を行いましょう。会社員なら、年末調整で一般生命保険料控除、介護医療保険控除、個人年金控除をぜひ行って。フリーランスは多少面倒でも、最大65万円の控除を受けられる青色申告をするのがおすすめです。国民年金基金や小規模企業共済など、所得控除の対象になる制度も知りましょう。

ちなみに令和3年3月(予定)からはマイナポータルに登録することで、マイナンバーカードを健康保険証として利用可能。同年秋ころからはマイナポータルで医療費情報を確認でき、その情報を確定申告で使えるようになる予定です。

気になる節税対策をおさらい!

NISA:年間の非課税投資枠は120万円

株や投資信託などの運用益や配当金を、一定額非課税にする制度。通常は利益に対し、20.315%の税金がかかるけど、NISA口座で利益が出た場合は、節税面でお得に。損失が出た場合は、ほかの利益と合わせて税金額を減らせる「損益通算」ができないことも。

こんな人におすすめ
・投資資金にゆとりがあり、リスクを気にしない人
・制度を有効活用するための投資について知識がある人
・短期間で資産形成をしたい人

つみたてNISA:NISAよりも初心者に優しい!

2018年から始まった少額投資非課税制度。「NISA」と同様に毎年の非課税投資枠から得た利益・分配金にかかる税金はゼロとなりますが、非課税投資枠が年間40万円、投資期間が最長20年です。

こんな人におすすめ
・毎月コツコツと資産形成したい人
・長期での資産形成を目指したい人
・買い付けなどの手間が面倒な人

iDeCo:所得税と住民税の負担を軽減!

老後の資産形成ができる年金制度。掛け金は全額所得控除できます。定期預金、投資信託などの金融商品のラインナップから自分で選んで運用し、運用資産を原則60歳以降に年金または一時金として受け取れます。月々の掛け金は5,000円〜。年に1回、金額変更も可能。

こんな人におすすめ
・年金だけでは不安なため、老後資産を作りたい人
・月々の掛け金は少額で、長期間続けたい人
・仕事が忙しくて高収入、税金を多く支払っている人

ふるさと納税:控除しつつ、名産品も楽しめる!

地方を応援する代わりに名産品をもらえる制度。確定申告を行うと、寄付金額から2,000円の自己負担を除く額が所得税や住民税から控除できます。ワンストップ特例制度は確定申告を行わなくても、寄附金控除を受けられます。1年間で5自治体まで利用OK。

こんな人におすすめ
・災害支援として、被災地域に直接寄付したい人
・全国津々浦々のグルメや旅行を楽しみたい人
・独身や共働きの人

教えていただいたのは・・・
ファイナンシャルプランナー 丸山晴美先生
FP、節約アドバイザー、消費生活アドバイザーとして、メディアや講演出演などを行う。著書は『50代から知っておきたい! 年金生活の不安、解消します』(共著・幻冬舎)など。

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