5分で分かるワイン超入門! TPO別スパークリングワインの楽しみ方

注がれるだけでなんだか華やかな気分になるから、ついスパークリングワインを頼んでしまうという人も多いはず。でも、お値段がピンキリでどれを選べばいいか実はよく分からない…なんてことはありませんか? この機会に基本的な違いを知って、スパークリングワインのTPO別の選び方をマスターしましょう。さらに、合わせるお食事や美味しい飲み方も覚えれば、あなたも上級者に近づけますよ。

スパークリングワインとシャンパンの違いって?

「スパークリングワイン」は発泡性ワインの総称です。ですから、そのブドウの種類、製法、産地などもさまざま! みなさんのよく知っているシャンパンは、スパークリングワインの一種で、フランスのシャンパーニュ地方で、決められたブドウを使って「瓶内二次発酵方式」という昔ながらの製法で作られたものだけが名乗ることができる称号です。
例えば他にもよく耳にする「カバ」は、スペインでシャンパンと同じ方式で作られたもの。「プロセッコ」はイタリアのヴェネト州でタンク内二次発酵方式という製法で作られたものの呼び名です。このように、造られる場所や方法・ブドウ品種によってスパークリングワインはさまざまな呼ばれ方をしているのです。

スパークリングワインのシーン別の選び方をマスターしよう

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シャンパンの製法「瓶内二次発酵方式」は、ボトルを一本ずつ二次発酵や熟成します。とても手間がかかりますし、使うブドウも高品質な3品種に限られているので価格は少しお高いですが、熟成由来のブリオッシュのような香りがあり、炭酸の泡立ちはクリーミーです。お祝いの席ではぜひ複雑な味わいの「シャンパン」を楽しみましょう。
気軽なお家飲みやアウトドアでは、カジュアルな価格のスパークリングワインを選んでみましょう。¥1,000以下のお手頃なものもあるので、毎日の食卓にもぴったり。カクテルベースにもお手頃価格のものがおすすめ。スパークリングワインはオレンジジュースやネクターで割るとお手軽にカクテルとしても楽しめます。

スパークリングワインに合うお食事をマスターしよう

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白ワインはお魚に、赤ワインはお肉に合わせるイメージがありますが、スパークリングワインは何と合わせるとよいのか悩んでしまうことはありませんか? 実はスパークリングワインは悩む必要のない万能なお酒! 
乾杯の一杯にすることも多いかと思いますが、これはもちろん大正解。炭酸が胃を適度に刺激して食欲を増進させてくれます。
またスパークリングワインは炭酸が料理とのバランスをとってくれるため、基本的にどんな料理とも相性が良いのです。みんながそれぞれに違うテイストのお食事を頼み、料理に合うボトルワインのセレクトに悩んだ時は、スパークリングワインを選べば間違いなしです!
さらに食後酒としてもおすすめです。爽やかでフレッシュなタイプは、お魚料理やお肉料理で重たくなった胃をスッキリさせてくれますし、やや甘口のタイプのものはチョコレートなどのデザートとも相性抜群です。

美味しい飲み方をマスターしよう

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スパークリングワインは5~8℃にしっかり冷やして飲むのがおすすめです。複雑味のあるものは少しだけ温度をあげると、より香りや味の複雑性が感じられます。
冷蔵庫で冷やす場合は4~5時間。時間の無い場合は氷水だと20分~30分で冷えます。
グラスは、繊細な香りが逃げないフルート型の長細いものがおすすめです。なんと言っても炭酸があがっていく姿が気分をアゲてくれますよ。

TPO別スパークリングワインの選び方をマスターして、特別な日も何でもない日もぜひスパークリングワインを楽しんでみて。グラスに立ち上がる泡を眺めるだけで、いつだってちょっぴり心が華やぐこと間違いなしです。

文/【GINGER エージェンシー】はせ りな


【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
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【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
オーガニックカリフォルニア料理店元オーナー。食のトレンドに興味があり、世界各国でミシュラン・オーガニックフード・B級グルメなど幅広く食べ歩きをしている。ニューヨーク在住。JSA認定ソムリエ/WSET認定level3/オーガニック料理ソムリエ/美肌食マイスター
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