香里奈が考える「今、できること」~日本の伝統的な家具をリユースしよう!

ファッションならヴィンテージスタイル、 インテリアではアンティーク家具。“おしゃれ”という感覚だけで楽しむのもいいけれど、この機会にモノたちの価値を見つめ直してみませんか?

今回は日本の伝統的な家具を修理し蘇らせる、「リユース」の意義を考えます。

お邪魔したのは「アンティーク 山本商店」

昭和20年に創業。所狭しと並べられた、日本ならではの時代和家具や骨董品の数々。今回訪れた山本商店にあるそのほとんどが、一般家庭から買い受けたモノたちだそう。隣接する工房では、職人たちにより一点一点リペア作業が行われています。

ちょうど撮影当日に、この座机のリペア作業が行われていました。かなりの年季ものです。

なんと!引き出しの中にも、この机の持ち主だった方の歴史が詰まっておりました! 九州を旅されたのかな?・・・なんて思いを馳せると、モノにはひとつひとつ、その背景にストーリーがあることを実感させられます。

職人さんの手により数時間後、蘇った机がこちらです! 今まで大切に使われていた独特の味わいはそのままに、とても美しく生まれ変わっているのがひと目でわかりますね。

香里奈も家具修理に挑戦!

「昔から図工が好きでした」と語る香里奈。今でもちょっとしたDIYにも興味があり、時間があるといろいろ挑戦しているそう。

今回お手伝いしたのは、昭和30年代前半の本棚の修理。ネジではなく楔(くさび)で組み立てられているタイプのものです。

電動糸鋸(いとのこ)の扱いも上手だった香里奈。山本商店の3代目オーナー、山本明弘さんも「器用なんですね!」と絶賛。

本棚をしっかり固定するための新しい楔(くさび)を作り、組み立て直し、オイルステインで磨いていきます。そして最後の仕上げはニスのハケ塗り。ニスは乾きが早いので、丁寧に素早く進めるのがポイントです。

「これからまた新しい歴史を紡いでいく家具だから」と、撮影を忘れるほど終始真剣な香里奈。

美しく完成!

ホコリだらけで、不安定なガタつきがあった本棚が、新品同様の美しさで見事に完成!

「自分が命を吹き込んだ家具や道具が、また新しい次の人に使ってもらえるって、すごくうれしいこと。モノも喜ぶし、エコにも繋(つな)がりますよね! 長く大切に使ってほしいです」

“リユース”はとても意義のある活動。今は何でもすぐにゴミにしてしまう使い捨ての時代だけれど、モノの価値をしっかり見極めて、必要な誰かへと繫げていくことも、私たちの「今、できること」なのです。

ブルーストライプシャツワンピース¥22,000/アクアガール(アクアガール丸の内) デニムパンツ¥13,000/ヘルシー、ピアス¥10,000/ドミニク・デナイブ・パリス(ともにアルアバイル) ブレスレット¥16,000/ガス ビジュー(ガス ビジュー 青山) スニーカー/本人私物

撮影/生田祐介
スタイリング/豊島優子
ヘア&メイク/木部明美(PEACE MONKEY)

※プライスはすべて税抜です。

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