「色を制する女」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

いい女になりたいという気持ちを誰もが強く抱いているけれど、具体的にはどうしたらいい? 恋も仕事もおしゃれも、自分にフィットするスタイルを模索中のアラサー世代。
素敵な先輩女性の声に耳を傾けて、“これから” の自分について考えてみませんか? 女性ファッション誌や広告で活躍する傍ら、エッセイストや料理家としても知られる青木貴子さん。
「大人のいい女に必要なこと」をテーマに、青木さんが考える“魅力的な女になるためのヒント”を書いていただきます。 

必読の隔週連載、今回は“色を使いこなせる女性”について。色は見た目だけでなく、その人の内面を映し出すもの。意識的に色を取り入れて、大人の魅力に繋がる知識を蓄えていきましょう。

色を制する者は素敵な出会いを制する!

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ひとの第一印象はたった3秒!で決まり、そして視覚的要素がその55%を占めるそうです(他の決定要素は声と話す言葉、内容だそう)。見た目ってとっても大事ってことですよね。見た目のなかで大きく印象に関わるのが、着ている服の色なんじゃないかと思います。色は視覚にばぁーんと入ってきますからね。となると、どんな色をそのときまとっているかが、第一印象を決める大きなファクターに!!
色の持つ不思議と効果…今回は気持ちを左右する色についてちょっと考えてみました。

十人十色をひとりで体現、一人十色の魅力的なひとになるススメ

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十人十色。十人のひとがいれば、十の個性があるという意味。「あのひとは色がある」とか「種類が色々ある」など、個性や特性について語るときのたとえにも使われる“色”という言葉。それだけ色の持つインパクトは強く、多種多様な色があるってことをみんなが認識しているから、色は単に「目に見えるその色一色を示す」言葉じゃなく、「個性」を表現したり「様々に見分けられる、ものの種類」といった別の意味をも持つ。色の概念って面白い。そしてひとが色から受ける印象って、おおまか決まっているらしい。赤は「情熱的」青は「冷静」白は「清楚」とか。これまた面白い色の持つ概念。
多面的な魅力がある=色々なチャームポイントがある女性って、モテる女性像を語るときに必ず出てくるフレーズ。色々な…の“色”をまさにそのまま活用して、たくさんの色を上手に着こなすひとになったら、案外容易にコレ実現できるんじゃないか、なんて思いついてみました。

欲しい色気を身に着け、使いこなす!

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朝起きて、なんとなく選んだ服。じつはこれなんとなくではなくって、その時の心理状態がとっても影響しているんです。まっさらな気持ちで過ごしたい日は白、黒子役に徹したいな、なんて思っているときは黒い服を、無意識にチョイスしているはず。それだけ心と色は密接なんです。ちょっと調べればすぐ見つかりますが、代表的な色の持つ意味は下記の通り。

【赤】活力、情熱、積極性、力強さ 【青】冷静、誠実、集中力、沈静 【黄】変化、喜び、希望、知性 【緑】ヒーリング、安全、自由、調和 【紫】芸術性、忍耐力、思いやり、高貴 【ピンク】安らぎ、幸福感、リラックス、愛 【オレンジ】幸福感、活気、ポジティブ、バランス 【白】神聖、無垢、再生、無限 【黒】未知、可能性、距離感、沈黙

ふむふむ、なるほどそんな印象!って感じじゃないですか?刷り込みなのか、DNAに組み込まれている伝達事項なのかはわかりませんが、色に対しての感じ方ってほぼ誰にでも共通します。だからこそ、ここを活用するのは一つの知恵。色を上手く使えば印象をコントロールすることが出来ます。女性らしさや癒し、好感を持ってもらいたいときはピンク、明るく元気に見られたいときは赤、仕事を信頼して任せて欲しいときは青。無意識で色に着られるのではなく。意識して色を選んで着る。すると積極的に自分の見え方(相手への印象)をある程度思い通りにすることが出来ます。色の持つパワーを、自分自身でイメージしてそう思い込むって効果も期待出来ると思います(笑)。

目に見えるものと目に見えないもの、その両方が伝わる色の不思議

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色は目に見えるものなのに、目には見えない内面をも外に伝えちゃう。とっても不思議なコミュニケーションツールのひとつだと思います。たくさんの言葉を知っていると、より的確に自分の想いを相手に伝えることが出来ますよね?それと同じで、多くの色を持っていると、より丁寧に相手にあなたを伝えることが出来ます。
着るものって相手だけでなく、着ている本人の目にも飛び込んでくるので、色の持つ意味を受け取ってその日を過ごすことになります。前途のようにその日の気持ちにあった色を選ぶだけでなく、足りない感情を表す色を身に着けて、足りない気持ちを補うことも可能です。たとえば元気を出したいときはオレンジや赤を着てみるといった具合に。
さて、あなたのワードローブを思い浮かべてみて下さい。クローゼットには何色の服がありますか?その色の数だけあなたは表現力とコミュニケーション能力が豊かだというコト。あら…色が少ないわ、という人は今日!新しい色の服をさっそく買いに行きましょう(蛇足ですが、極端に多い色はあなたの内面を語ってるハズ)!!

これから春に向けてどんどん陽の光も綺麗に明るくなっていきます。綺麗な色が街に映える季節、あなたがなりたい新しい色の服で素敵な出会いを制しましょう!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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