【おうち時間充実計画】大人の女になるために手に取りたい1冊

テレワークの実施が続き、通勤時間が無くなった分、毎日の時間に少し余裕ができたという声も聞こえてきます。もろちん、普段できていなかった家の中のあれこれに充てるというのもよいのですが、読書でインプットするのも、先行き不透明な“これから”を見据えた大事なアクション。

今回は、自分の生き方を模索中のアラサー世代にぜひ手に取ってほしい1冊。山田詠美さんの最新書籍『フォー・ユニーク・ガールズ 特別(スペシャル)なあなたへの招待状』をご紹介します。

自分のことを“自分の言葉”で語りましょう

小説のなかで、エッセイのなかで、山田詠美さんの紡ぎ出す言葉の数々に、世の女性たちは幾度となく救われ、背中を押され、やる気を鼓舞されてきました。
この春、創刊11周年を迎えた『GINGER』の巻頭ページで連載が続いている「4 Unique Girls」もそうなのです。迷えるアラサー世代にたくさんの示唆にあふれ、自分の生き方を選び取るためのヒントが隠し味になっていて、読者に押し付けることなく、自分の頭で考え、味わい、いつの間にか心の栄養となる言葉が満載。

この春、そんな人気連載をまとめた書籍、待望の2冊目がリリースされました。

¥1,300(税別)/幻冬舎

「ユニーク」って素敵な言葉。“面白い”という解釈をされがちだけれど、本来の意味する「ユニーク」はもっと意味深くて、“唯一の”つまり“ほかに類を見ない”こと。まさに、この書籍のサブタイトルにある“特別(スペシャル)”であることなのです。

詠美さんは『GINGER』誌上のインタビュー(2020年5月号)で、この連載について語っています。

「(連載エッセイの)毎回最後に書いてない一文があるんですよ。それは、“で、あなたはどう思う?”ということ。私のエッセイを読んで、ほんの少しでもいいので立ち止まって自分の答えを考えてほしいと思っているんです。〈中略〉ネットを使ってすぐに答えが出るようになってしまった。よくわからない言葉も悩みも検索すると、なんとなくの答えは探し出せてしまう。でも、それでいいの?って思うんです。他者が考えたことを受け入れるのではなく、あなた自身の言葉を持ってほしいと思って。私のエッセイに同意する必要はありません。共感してもいいし、反感でもいい。大事なのは、“自分の言葉を持つ“ことだと思う」

自分の言葉を持つこと——。
詠美さんいわく、大人の定義とは、年齢ではなく、自分の言葉を持つ人なのだそう。
では、自分の言葉を持つためには、どうすればいいのか?
それには「自分がどう思うのか、自分の言葉で考えることが重要だと思う」と詠美さん。

見たこと、読んだこと、知り得たことを、自分のなかで咀嚼(そしゃく)して、思い至ったこと、感じたこと、生じた想いを“言葉”にすること。そうやってつかんだ答えを、“自分の言葉”で伝える大切さ。
“自分の言葉”を持ち、磨きをかけていくことで、私たちは大人の女としての魅力を纏(まと)うことができるはず。その先に、「ユニーク」という形容詞が待っている!

その第一歩に、この一冊を読んで、たくさんのことを感じてほしい。それを“自分の言葉”で、自分のものにしてほしい。
先行きが見えづらい世の中で、それがきっと、目的地にたどり着く武器になるから。


撮影/植一浩
編集協力/伊藤学
文/GINGERweb編集部

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