EXILEほか有名アーティストとコラボする、大人気イラストレーターの素顔とは?

こんばんは。アートテラーのとに~です。気づけば、もう9月。芸術の秋の到来ですね。例年なら、今頃から大型展覧会が続々開催されるところですが、今年はコロナのせいで、多くの大型展覧会が延期や中止に・・・。いつもより寂しい芸術の秋となりそうです。

でも、ご安心を! そんな寂しい気分を吹き飛ばすかのような、元気になれる展覧会が現在、原宿駅の真向かいにオープンしたばかりの複合施設・ウィズ原宿で開催中! その名も『Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY-Supported by WITH HARAJUKU』。日本だけでなく、海外でも活躍するイラストレーターChocomoo(チョコムー)さんの3年ぶり、過去最大規模となる個展です。
もし、Chocomooさんの名を聞いたことがなくとも、黒のマジック1本で描かれたポップで独特なイラストは、きっとどこかで目にしたことがあるはず。多くの企業だけでなく、GLAYやEXILE、AIさんといったアーティストともコラボしていますよ。


今回はそんな大人気のChocomooさんに緊急インタビューしました!

きっかけはNYの公園で・・・

——イラストレーターになったきっかけは?

「もともとはイラストレーターになろうと思ってなくて。犬が大好きなので、犬のトリマーの専門学校に通って、資格を取って働いていたんですけど、働き出してから、猫アレルギーであることが判明して(笑)。

それで、仕事辞めた後に友達とニューヨーク旅行に行ったんですよ。イラストは幼少期から趣味で描いてたので、公園で絵日記みたいなのを描いてたんですね。そしたら、たまたま通りがかった人がギャラリーを持ってる方で『展示しませんか?』と声をかけていただいて。で、滞在中に展示してもらったものが1枚売れたんです。それをきっかけに、ブログにも作品を載せるようになって、それでちょっとずつ仕事が来るようになったんです。

始めのころは、イラストレーターで食べていこうと思ったわけでなくて、ジーンズ屋さんのバイトと掛け持ちしながらで。そのうち、だんだん絵を描く機会が増えて、自然と今のようになっていました」

アメリカのポップカルチャー×日本の伝統文化

——最も影響を受けたカルチャーは何ですか?

「クラシックな世界観みたいなものに魅了されています。例えばディズニーでも白黒の映像だったり、ああいう時代の映像ってちょっと動きもカタカタしていて、不器用な感じがスゴく可愛いですよね。

ほかにも、ポパイとかベティちゃんとか、昔のアメリカのポップカルチャーが好きです。

それからポンキッキからも影響を受けているかも。キャラクターが人間たちと交流して、という世界観が好きなんです。実際に私の作品も、動かないキャラが動き出して、観ている人に問いかけるものが多いので、そういう面では影響されているかもしれません。

さらに、日本の伝統文化にも親しみを感じています。京都出身なので、幼いころからお寺の障壁画や水墨画など、墨で描かれた作品はよく観ていました。幼少期にやっていた書道では、1枚の絵の中にバランスよくモチーフを入れる感覚が染みついたと思います」

——ちなみに、制作中に何か音楽は聴いていますか?

「もともとヒップホップやR&Bが好きなのですが、作業中は70年代のJ-POPなども聴きます」

——渋いですね(笑)。

「落ち着いたメロディーで作業が進むんですよね(笑)」

マスクにエコバッグも!オリジナルグッズに注目

——展覧会の見どころは?

「過去最大の74点を出展しています。そのうちの60点以上は新作です。これまでの私の(モノクロの)スタイルとはまた違う一面を見せたいなと思い、初めて複数色を使うカラーの作品にもチャレンジしてみました。

展覧会オリジナルグッズもたくさん作りました。マスクやエコバッグなど、今ならではのグッズもあります。個人的には、よく制作で使っているパイロットのペンとついにコラボできたのもうれしかったです」

——Chocomooモデル! イチローモデルのグローブみたいな感じですね(笑)。最後にGINGER読者の皆さんへ一言お願いします。

「今こういう状況なのでお出かけするのは不安だと思いますが、会場がかつてないくらいの広さなので、安心して鑑賞してもらえるかなと思います。ぜひ皆さまのタイミングで、直接絵を観ていただけたらうれしいです」


ちなみに。

取材した当日はChocomooさんによるLIVEペイントが行われていましたが、来る9月12日(土)にも15時から開催予定とのこと!

絵を描くChocomooさんの姿が観られる貴重な機会です!

Chocomoo EXHIBITION -OUR SECRET PARTY- Supported by WITH HARAJUKU
会場:WITH HARAJUKU HALL (東京都渋谷区神宮前1-14-30 3F)
会期:2020年8月13日(木)~9月28日(月)
開館時間:10:00~19:00(入場は閉館の30分前まで)
入場料(日時指定チケット):一般¥1,200、高校・大学・専門学生¥1,000、中学生¥800(すべて税込)

※日時指定チケットについて
会場内の混雑緩和のため、会期中は入場制限があります。事前に日時指定チケットをご購入ください。指定時間内に入場しなかった場合には、待ち時間が発生する場合があります。
入場時間は、10:00~10:50、11:00~11:50、12:00~12:50、13:00~13:50、14:00~14:50、15:00~15:50、16:00~16:50、17:00~18:30のいずれかを選択。入替制ではないため、指定時間内に入場すれば、滞在時間の制限はありません。

皆さまからの質問大募集!    

「デートにピッタリの美術館は?」「カフェがオススメの美術館って?」という具体的な質問から、「現代アートって、何が面白いの?」「何であんなに美術品って高いの?」「ピカソってすごいの?」という誰にも聞けなかった質問まで。
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美術の魅力をわかりやすく、面白く伝える、世界でただひとりの”アートテラー”。よしもと芸人時代に培った話力と笑いのセンスで、アートを語ります。日本を代表する数々の美術館で、公式トークガイドを担当。著書『東京のレトロ美術館』(株式会社エクスナレッジ)『ようこそ! 西洋絵画の流れがラクラク頭に入る美術館へ』(誠文堂新光社)が好評発売中。
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