大人なビール時間を愉しもう! 最旬トレンドなクラフトビールのすすめ

ビアガーデンが続々オープンする季節! 仕事帰りに、休日にビールを楽しむ機会が増えますよね。いつも飲んでいるビールも良いけれど、たまには職人の技が光るクラフトビールで、頑張る自分へご褒美しませんか?  最近よく聞くクラフトビールだけど、普通のビールとどう違うの? どれが美味しいの? そんな疑問を解決してちょっと大人なビール時間を愉しみましょう。

クラフトビールってなに?

クラフトビールという名前の由来はcraftmanship(職人技)。小規模な工場で作られた、造り手の思い詰まった少量生産のこだわりビールです! 
ビールの製法は、世界に1000種類以上あると言われていますが、普段私たちが飲んでいるビールのほとんどは、そのうちの1つ「ピルスナー」というもの。
クラフトビールは、各ブリュワリー(工房)が多彩な製法で造っているため、色や味わいに特徴のある個性的ものが多く、私たちにおなじみのビールの味わいとはまた違う魅力があるのです。
1000種類なんて覚えられない! と心配しなくても大丈夫。その種類は大きく3つに分けられるので、まずはその3つの違いを知って自分好みのクラフトビールを探しましょう。

世界のビールのほどんどはコレ!「ラガー」

ひとつ目は「ラガー」。ラガーは製造の際、タンクの下の方に酵母が貯まる「下面発酵」をします。私たちが普段飲んでいる「ピルスナー」も、ラガーの一種。日本だけでなく、世界で最も普及しているのがラガーです。
ラガーの中にもいろいろなタイプがあり、それぞれ味わいに特徴はありますが、総じて苦味があってのどごし爽快です。これからの季節には炭酸が強くスッキリした軽い味わいのアメリカンラガーがぴったり! グビグビとのどごしを楽しむために、3℃~7℃に冷やしましょう。キンキンの冷たさにして飲むのがおすすめです。

じっくり愉しみたい「エール」

ふたつ目の「エール」は、酵母がタンクの表面に浮く「上面発酵」で製造します。ペールエール・IPA(インディアンペールエール)なんて聞いたことがありますか? これは「エール」を色や味わいでカテゴリー分けしたもの。全体的に味が濃くまろやかなのが特徴です。
いつもとちょっと違う味わいを試したい! という方はぜひエールを選んでみましょう。エール系ビール初心者は、ペールエールにトライして、それを基準に好みを探すのがおすすめです!
適温は8℃〜10℃とラガーより少し高め。冷やしすぎない方が、香りや味の広がりをより楽しむことができます。

昔は全部これだった! 「自然発酵」

3つ目は「自然発酵」。一般的なビールはビール酵母を添加して造りますが、このタイプは自然に存在している天然の酵母を使用して、「自然に」発酵するのが特徴。ビールの原型と言えますが、現在作られている物はとても少なく希少です。ベルギー産の「ランビック」が有名で、独特の香りや酸味を楽しめます。

大きく3つご紹介しましたが、同じスタイル「製法」でもブルワリーが違えば、香りも味も全く違ってくるがクラフトビールの面白いところ。自分へのご褒美としてゆったり楽しむもよし! BBQで友達と飲み比べて盛り上がるもよし! クラフトビールでこの夏をさらに楽しみましょう。

文/【GINGER エージェンシー】はせ りな


【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
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【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
オーガニックカリフォルニア料理店元オーナー。食のトレンドに興味があり、世界各国でミシュラン・オーガニックフード・B級グルメなど幅広く食べ歩きをしている。ニューヨーク在住。JSA認定ソムリエ/WSET認定level3/オーガニック料理ソムリエ/美肌食マイスター
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