その不調の原因、“自然”が足りていないからかも?週末旅で解消する方法

満員電車、スマホ漬け、パソコン前に長時間座ってブルーライトのダメージを受け、深夜に及ぶ飲み会・・・都会で暮らしているだけで、私たちは多くのストレスにさらされています。そんな都市生活者の心身の不調の原因として注目されている「自然欠乏症候群」。イライラ、憂鬱(ゆううつ)、眠れない・・・その原因は、もしかしたら自然不足かもしれません!

なんだか元気がない自分に気付いたら、自然のなかに身をおいてエネルギーチャージする旅に出てみませんか。富士山を目の前に望む、自然体感・滞在型のウエルネスリゾートをご紹介します。

富士山を眺めながら“自然”を感じる、愛でる

この雄大な富士山の姿を、視界を遮(さえぎ)る建物もなく眺めることができる素晴らしい立地。富士箱根伊豆国立公園のなかにある「日月倶楽部(ひつきくらぶ)」は、“普通の”宿泊施設ではありません。

その2万坪の敷地は、手つかずの自然そのままを活かし、古民家を移築したコテージ、エアストリーム(キャンピングカー)付きコテージ、ヴィンテージテントなどが点在。自分好みの滞在が楽しめます。
食事がいただけるレストラン棟や多目的スペースとして使えるスタジオ&ギャラリー棟もあり、希望すれば気持ちのいい檜風呂の利用も可能です。

メゾネットコテージの“風の家”に宿泊すれば、クリアドームテントの利用もできます。
ヨーロッパから取り寄せたヴィンテージテントは家具付きでの貸し出し。

週末を利用して訪れるなら、午後に到着して、まずは敷地内を散策してみて。樹木の薫りを楽しみ、土を踏みしめ、小枝をよけながらゆっくりと歩き、風や虫、鳥が奏でる音に耳を傾けてみましょう。もしかしたら鹿やウサギ、たぬきなどの野生動物に遭遇できるかも。それからツリーテラスの上にのぼって富士山頂から駿河湾までの稜線を眺め、好きなだけ深呼吸を。

メインテラスから沈む夕日を、そしてクリアドームテントに寝そべって星空を鑑賞。静寂のなかで、自然との一体感を味わう至福。夜は早めにベッドに入り、早起きして日の出の神々しい光を浴びましょう。

マイナスゾーンに陥っていたエネルギーが、どんどんチャージされていくのを体感できるはず!

日常から離れて、自分自身に向き合う時間を

日月倶楽部をの運営を監修しているのは、50年間無医村だったこの地域に診療所を開いた山本竜隆医師。

最低でも月に1回、自然のなかで過ごす時間を持つことの大切さを伺いました。

「GINGER世代の多くの方は、都市生活、あるいは市街地で生活していらっしゃると思います。皆さんのなかにもきっと、健診などの検査結果は正常値だけれど、何だかツライ、という人がたくさんいるのではないでしょうか。

人類は長きにわたり、日の出日の入り意識しながら過ごし、化学物質を体に入れることもなく、異常な電磁波を浴びることもなく生きてきました。動物としての人間にとって、それが普通の状態だった。ところがいきなり、ここ二世代ぐらいの人間は、土ではなくアスファルトの上を歩いて、コンクリートの中で生活し、ゴム底の靴だから電気も流れていかずに体に帯電していて、そういう異様な環境で生きているわけなんですね。それは病気になったり、体に不調が出て当たり前という状況なわけです」

Licensed by Getty Images

人類が猿から人間に進化してきた過程を1年間と例えると、今の私たちの生活に至ったのは大晦日の午後以降、なのだそう。つまり、364.5日は自然を近くに感じ、自然に触れながら生きてきたのに、現代のような生活環境になってからまだ半日しか経っていないということ。心も体も、その異変についていけないのは、当然とことなのかもしれません。

「30代はこれからの人生を考えるうえで、大きな分岐点となる時期だと思います。ここで今一度、自分の生活や価値観、プライオリティが正しいのかな、っていうことをちょっと立ち止まって考えてみることも大事。

ひとりの女性として生き方を模索しつつ、働く人間でもあり、人によっては妻であり、母であり、自分の親にとっては娘でもある。生活の場においては、地域住民としての役割もある。30代の女性は、ひとりが何役もこなさなくてはならないはず。
数値は正常だけれど何となく不調という人は、いつも“何とか役”ばかりやっていて、“自分自身”であるという時間を持てずにいることが多いのです。本当の自分がわからなくなってしまう、考える時間がない。

だから、少し日常から離れて、自分とこれからを見つめる場所としても、ここを利用してもらえたら、と思っています」

確かに、忙しい毎日の生活のなかでは、しっかりと自分を振り返ってリセットする場、空間、時間を確保しづらい。そんなときに、自然の傍らで“考える”“感じる”時間を持てたら・・・きっと気持ちが鎮まって、良い方向に整い、元気になれそうな気がします。

まずは週末、1泊2日の旅へ

3月に完成した“スタジオ&ギャラリー暦”では、勉強会や映画の上映会など交流の場に。

よし、行ってみよう!と思った方には、日月倶楽部が用意している“富士山マインドフルネス”などの滞在プログラムがおすすめ。

山本医師の監修のもと、東洋医学的自律神経検査(良導絡検査)で自律神経のバランス状態を調べたり、アーシングで体内電位をデトックスしたり、季節の植物採取、ハーブウォーター作り、自然欠乏症候群についてのレクチャー、富士山ご来光ヨガ、朝の散歩では富士山の湧き水取り・・・などを体験できます。朝夕は地元の食材を基本にした、美味しいお食事も。

メインテラスで行なわれる、ご来光ヨガ。

ほかにも私たちの興味を引くいくつものアクティビティが用意されています。ハンモックや自転車のレンタル、アロマワックスバー作り、良導絡トリートメント(アロマセラピー)や、体質別薬膳茶を味わうことも。

もちろん、何もせずにのんびりと過ごすのもおすすめ。とにかく、自分のペースで自然のなかで過ごすことが大切なのです。

山本医師からも「定期的に足を運べるような、自分のリトリート(隠れ家)的な場所を持っておくといいと思います。時間がないときは自宅近くの公園でもいいし、月に1回ぐらいは週末を利用して遠出したり。自然と繋がる手持ちのカードをそろえておきましょう」というアドバイスが。

忙しい毎日、息苦しさや不調を感じたら、“自然”をチャージしに出掛けましょう。自分の元気を保つ習慣をきちんと持つことも、大人女子には必要なスキルなのです。

日月倶楽部
住所 : 静岡県富士宮市猪之頭2271
TEL : 0544・52・2611
https://hitsuki-club.com/
 

山本竜隆医師 プロフィール
やまもと・たつたか 医師・医学博士
聖マリアンナ医科大学卒業、昭和大学大学院医学研究科修了。アリゾナ大学医学部統合医療プログラムAssociate Fellowをアジア人で初めて修了。現在、医療機関としての朝霧高原診療所、滞在施設の日月倶楽部、リトリートとして特別なプログラムを行っている富士静養園(紹介制)の3つを運営し、統合医療的な視点で地域医療と地域活性を担う“田舎型医療”モデルを構築している。

富士山静養園も2万坪の敷地を有し、セミナーや特別なプログラムが行なわれている施設。


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