2017年は11月16日解禁! ボージョレ・ヌーボーをもっと楽しむための基礎知識とは

秋になるとよく耳にする「ボージョレ・ヌーボー」。11月の第3木曜日が解禁日というこで、今年もそろそろ季節がやってきます。 フレッシュで渋みが少ないので、ワインに慣れていない人でも親しみやすい味わいが特徴。ワイン好きの中には、「なんだか少し物足りないかも」なんて思う人もいるかもしれません。 ボージョレ・ヌーボーってそもそも何? というワインビギナーさんにぜひ知っていてほしい基礎知識をご紹介します。美味しい飲み方や、合うお食事を押さえて、今年はボージョレ・ヌーボーの解禁をさらに楽しみましょう! 2017年は11月16日に解禁ですよ。

そもそもボージョレ・ヌーボーって何?

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「ボージョレ・ヌーボー」はフランス・ブルゴーニュ地方のボージョレ地域で、その年に収穫されたガメイという種類のぶどうから、その年に造られたフレッシュな新酒のことです。

赤ワインは一般的に、収穫したブドウを破砕してから果汁・皮・種を発酵することで、あの独特の渋みができます。そしてその渋みを落ち着かせたり、味を複雑にさせるために樽で2~3年熟成させます。

一方ボージョレ・ヌーボーは炭酸ガス浸透法という、収穫したブドウを破砕せずにそのままタンクに入れる方法で造られます。上のブドウの重みでタンク下のブドウが潰れ自然に発酵が始まることでタンクに炭酸ガスが充満、このガスによってブドウを潰さなくても色や成分が効率よく抽出されます。9月頃収穫したブドウを11月にはワインとして出荷するので熟成期間も短め。この製法のおかげで、色のわりにフレッシュで苦味も少なくまろやかな味わいのワインになるのです。

もともとはボジョレー地区の収穫祭を祝うための新酒だったボージョレ・ヌーボーですが、収穫後にすぐ飲めるワインであることから世界中で人気になりました。その年に収穫されたブドウが良質か確認するための試飲用としても使われるので、みんなが心待ちにしているのです!

ボージョレ・ヌーボーが美味しい温度は?

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ボージョレ・ヌーボーはフレッシュで渋みや苦みの少ない味わいが特徴。一般的に赤ワインは冷やしすぎるとタンニンの渋みが強く感じられて飲みづらくなってしまいますが、ボージョレ・ヌーボーは少し冷やしたほうがすっきりとした飲み口になります。

冷蔵庫で1時間程冷やして10~12度くらいで楽しみましょう。早飲みタイプのワインなので、今年のうちに飲みきるのがおすすめ。今年のボージョレ・ヌーボーは今年しか楽しめない!という特別感も素敵です。

合う料理の幅が広い!

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赤ワインには重めのお肉!と思いがちですが、軽いボージョレ・ヌーボーは軽すぎず重すぎないお食事と合わせるのがおすすめです。
普段は白ワインと合わせるようなお魚料理にも合います。また嬉しいことに、塩焼鳥や肉じゃがなど和食全般とも相性がいいのです。

もちろん簡単おつまみとも相性抜群! クセのないマイルドな味わいのチーズを生ハムで巻いたものや、旬のカボチャやサツマイモを使ったサラダなど、合うお料理の幅が広いので自宅飲みにもピッタリです。
ボージョレ・ヌーボーは、解禁時期しか楽しめないワイン。合わせたいお食事を考えながら解禁日を今から心待ちにしましょう!

文/はせ りな


【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
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【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
オーガニックカリフォルニア料理店元オーナー。食のトレンドに興味があり、世界各国でミシュラン・オーガニックフード・B級グルメなど幅広く食べ歩きをしている。ニューヨーク在住。JSA認定ソムリエ/WSET認定level3/オーガニック料理ソムリエ/美肌食マイスター
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