「料理が上手なひと」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

胃袋を掴む=料理上手」はモテる要素としてずーっと(きっと古今東西!)語り継がれているコト。さてなぜ料理上手はモテるのでしょう? 美味しいごはんが作れることから男性は一体何を読み取り、何を感じているのでしょうか?
じつは料理の得手不得手は思った以上にあなたのパーソナリティーを露呈します! そんなことも踏まえながら、料理上手はなぜ素敵?について考えてみました。

“料理上手”で広がる男の妄想

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「男を掴むなら胃袋を掴め!」このことが男性の心を掴む要因のひとつとして、今も変わらず定説になっているということは、それなりに実績というか結果を残しているから。事実、とあるアンケートによると8割近くの男性が「そう思う」と答えているというからかなりの高確率!

胃袋を掴めるくらいの料理上手な女性に対して持つイメージは「家事が得意そう=家庭的」「優しそう=母性的」「健康に気を使っていそう=健康的」など。要約すると、心身健全にちゃんと生活してそうで安心できる。そして僕にきっと尽くしてくれるに違いない!そんな女性は大切にしよう!!と思うそう(自覚するしないは置いといて、心のページにはそう記されるようです)。料理上手と思われただけで、ここまで相手は妄想!いえ、認識してくれるんです。そしてこれって全部、この先の未来に続く妄想、いえ想像(笑)。普通にデートしているだけじゃ、男子はなかなかその先のことまで考えないもの。でも手料理を食べる機会にふと「この子といたらどんな家庭になるのかな」と一気にその先のふたりに想いが飛んじゃったりするみたいです。食べる=生きるですから、種の保存の本能からも、自然と未来を考えちゃうんでしょうね。

料理の得手不得手がバロメーターに⁉

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さてあなたは普段からお料理をしていますか? あまり慣れていなくて不安という方はもちろんのこと、得意!というひとでも気にしておいて欲しいのが、お料理の仕方にはあなたのパーソナリティーがとっても出るということ。巷では男性の好きな料理は“ハンバーグ、肉じゃが、カレー、唐揚げ”などと言われていて、じゃそれが得意になればオッケーね、という単純なことでは決してないのです。メニューではなく大切なのは、その仕方、やり方。そこから推し測れるものはたくさんあります。『手際』『丁寧さ』『発想力』『臨機応変さ』これらの力があるかないかは、料理の仕方から推測できちゃうんです。単純に好きな料理を食べられて幸せ、ということもあるでしょうが、男性は意外とこのあたりの力量も、料理を通して見ているんじゃないかな。というか、きっと肌で感じています。手際がいいということからは賢さ、素材を丁寧に扱ったり下準備などをきちんとする姿からは誠意、発想力からはエンターテインメント能力、臨機応変さからは、こんな時代だからこそ女性にも持っていて欲しい頼り甲斐! そんなところを総合的にみて「料理上手の女性が良い」って発言になっているんだと思います。

最初は「彼の好きなごはん」的なものでもいいとは思いますが、回を重ねるごとに料理の仕方の得手不得手、その真価が問われてきます。本当の意味での料理上手って、レシピ通りにお料理が作れることではなくって、自分の感覚で自分らしいお料理を作れるひとなんだと思います。

チャーミングな料理上手への道

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「美味しくなくっても、一生懸命に自分のために作ってくれるのが嬉しい。そしてだんだん上手くなってくれる。その進化に愛を感じる」なんて声もよく聞きます。そう、進化すれば良いんです。綺麗な字を書くのと一緒で、やっていれば上手くなり、やらないと下手になる、それがお料理。やっているとどんどん創意工夫、アドリブ、手際も良くなります。お料理ってだいたい、焼く、煮る、炒める、蒸す、揚げるのどれかだし、調味料も砂糖、塩、胡椒、醤油、みりんに酒とかがよく登場するので、分量もなんとなくわかってきます。
よくレシピ通りにじゃないと上手くできないと言うひとがいますが、これくらいかなって言う感じを覚えるようにすると、なんとなく出来る様になります。出来ない!って言う思い込みをなくせばOKになるはず。レシピに縛られていると、いつまでたっても発想力や臨機応変さが磨けないので、ある程度までお料理に慣れたら補助輪を外してみることも大切。スーパーで直感的に気になった食材だけ買ってきて、パッと並べてみて、家にあるものだけでその場で献立を考える。この方法、とっても作っている時楽しいし、嬉々として右脳が活躍してすごく良い気分転換にもなる。発想が自由になる感覚を磨くことって、料理だけじゃなく仕事やひいては生き方自体を魅力的にする効果が! お料理の仕方で鍛えられる手際や発想力は、たんに料理上手への道ではなくって、じつはチャーミングな女性への近道だったりもする。

手っ取り早く料理上手になるには、やっぱり作ることと、美味しいごはんを食べにゆくこと、そして誰かに食べてもらうこと。彼でなくとも、親でも、親友でも、 一段と腕が上がります。料理上手になることってコミュニケーション上手になることにも繋がってるんです。良いことづくめの料理上手、ぜひ目指しましょう!!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。ファッションに関するインスタグラム(@takako_aoki_stylist)を開始。ぜひフォローを!
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