台湾の秘境島「ポンフー」って?自然の驚異に触れ、海鮮三昧!心も体も原点回帰の旅

台北は日本から3時間ちょっとで行けるので、国内を旅する感覚で行ける人気の海外旅行先。親日家が多くて居心地も良く、リピートするけど台北止まりという人も多いはず。勿体ない!台湾にはあまり知られていないスポットがまだまだあります。今回は台湾人に人気のあるポンフー島へいざ!

ミステリーゾーン“ポンフー”現地では人気

ポンフーは台湾海峡に位置する90の島々から成り、台北から南西に飛行機で約50分飛んだ場所にあります。台湾本土よりも600年以上古くから存在し、伝統的な建築物や文化がまだ残っていて、古き良き時代を感じられるだけではなく、海がきれいで自然もいっぱい。
台湾の人にはリゾート地、シーフードが美味しい場所として人気らしいのですが、外国人にとってはまだ認知度はそんなに高くありません。どんなところなのか興味深々です!ちなみにポンフーは澎湖と綴るのですが、カタカナで書いた方が可愛く音の響きが伝わりやすい(と勝手に思っている)ので、あえて「ポンフー」と書かせてもらいます!

ポンフーを探る日帰りツアー、いざ出発!

空港でもらってきたポンフーの地図(日本語もあります!)を広げてみると、見どころはあちこちに散らばっているので全部回ろうとするのは無理。
今回は、宿泊したホテルがアレンジしてくれたルートで、何カ所かを見学することにしました。 

 まず最初に向かったのは、300年以上生き続けている妖怪のようなガジュマルの大木がある「通梁」。たくさんの木々が生い茂っているのかと思いきや、実は全部一本の木から生えているのだとか。全体が見渡せないくらいに成長していて、もうわけがわからない状態です。ただただすごい…。

大木よりアイス、ですよね~~

それよりも木のそばのお店で売られている物に気持ちがひかれてしまいます。鮮やかな赤紫色の名物サボテンアイス! 同じ気持ちの人がお店の前にいます、います、わんさかと。
シャーベット状で酸味がありつつも案外さっぱりとしたお味。「サボテンの果肉ってこんな色?」と思いつつも、クールダウンできてほっと一息です。このあと、サボテンが群生しているのをみかけたので、「うん、サボテンはポンフー名物なのね」と納得しました。 ところでサボテンは「仙人掌」と書くようです。
漢字圏に旅行へ行くと、発音は出来なくても漢字をみて、その物や言わんとしていることをなんとなく想像出来ることもあるのですが、さすがにサボテン=仙人掌は上級問題でした。

ポンフーは自然が造った“天然美術館”!?

さて、島と島をつなぐ跨海大橋を渡り、次は「小門嶼」へ。海水の浸食で玄武岩が削られ洞穴ができていて、クジラの頭の形と似ていることからクジラの洞と呼ばれています。私には最後までクジラの頭が見えてきませんでしたが。。。車を降りてから少し歩かないとたどりつかないのですが、入口付近にシーフード料理をだす食堂が何軒か並んでいます。店先には大きなバフンウニがたくさんいるではないですか!ウニ好きにはきっとたまらない光景でしょう~。 その後は柱状玄武岩がみられる「大菓葉」へ。ここはポンフーの中でも人気スポットの一つで、ポンフーの象徴という人もいるそうです。水面に映し出される姿がなかなか絵になります。

モーゼの奇跡の体験ができます!

一昔前にタイムスリップしたかのような村でランチを済ませ、ビーチのある砂浜横のカフェで少し休憩し、最後に訪れたのは「奎壁山」。山とついていますが海辺です。ここは干潮時になると、海に分け目ができて沖にある小島に歩いて渡れるという現象が起こる場所です。これは「トンボロ現象」と呼ばれ、実は静岡県西伊豆町堂ヶ島にある三四郎島でも有名だそう。これが縁で昨年の11月にポンフーと西伊豆町は友好交流を結んだとか。人知れず台湾と日本の市民レベルでの交流が行われているなんて、素敵なお話ですね! 「潮が引いた、渡っていいぞ!」の合図、太鼓がたたかれると、待ち続けていた人々が一斉に歩き始めました。

船から鑑賞!台湾一の花火大会

天気が良く、湿気も少し強めの中を一日外で過ごしたので、多少疲れがあったもののホテルへ戻り、シャワーを浴びてリフレッシュ。そして夜は季節限定の花火を観るため船へ乗りこみます。花火大会は4月中旬~6月下旬の月曜と木曜の21時から15分程度行われます。台湾人の中にはこの花火大会に日程を合わせてポンフーへ遊びに来る人もいるとか。 船に乗り間もなく、夕焼けが広がり始めて、刻々と変わる空の美しい表情に言葉もなく、ただただ眺め入っていました。

ポンフーの夜は楽しく過ぎて…

花火が打ちあがるまでの間、イカ釣りに挑戦する人、待ちきれなくてとりあえず飲み始める人、思い思いに時間を過ごします。食事はホテルのシェフが乗り込み、船内で調理してくれました。シーフードだけでなくお肉が思っていた以上に美味しく驚きです!誰も釣れなかったのに、船長さんがイカやハリセンボンを釣り上げ、船上は一気に盛り上がります!イカは刺身にしてくれましたが、食感良く新鮮そのものでした。 食事のあと、花火ももちろん堪能しましたよ!

ポンフー初の本格的国際リゾートホテル誕生

今回の滞在先は“フォーポイントバイシェラトン澎湖(ポンフー)”。今までポンフーには国際ブランドのホテルがなかったのですが、最近“フォーポイントバイシェラトン澎湖”がその第一号として誕生しました。ポンフー観光や花火大会船上鑑賞などのアレンジだけではなく、リゾートホテルとして様々なサービスを提供してくれます。

文/YUKI YONEI

YUKI YONEI/フリーライター
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YUKI YONEI/フリーライター
ヨーロッパやアジアでの生活経験を活かして、主に海外旅行、ワイン、食に関しての記事を執筆中。F1からバレエまで趣味のふり幅はかなりあり。ワインはWSET Advanced Certificateの資格保有。
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