年賀状の書き方を教えて! 文字スタグラマー・マチコさん

Instagramに美しい手書き文字の写真や動画を公開し、数ヶ月でフォロワー数は2万人越え。いま人気急上昇中のインスタグラマー、名づけて「文字スタグラマー」のカタダマチコさんが、GINGERweb に初登場!
「若いころは可愛らしい丸文字や流行りのギャル文字で満足していたけれど、さすがにそろそろ大人らしく、端正な字を書けるようになりたい」「でも、何年も書き続けてきた自分の文字を変えるのは、なかなか難しい」……悩めるアラサー女子のため、書写の楽しみや美文字のコツを教えていただきます。今回のテーマはずばり、「年賀状」です。 (編集部)

年賀状の基本、美しい文字はあなたの味方

「綺麗な字が書けたらなぁ……」

そう思ったこと、ありませんか? 昨今、パソコンや携帯電話が普及し、昔に比べると字を書く機会は減ってきています。でも、一切文字を書かなくなるということはありません。届出書類や署名など、重要なものほど手書きですよね。しかも冠婚葬祭の芳名録や銀行書類などは、人に見られながら書くことが多いです。

「字は体を表す」と言いますが、良くも悪くも手書きの文字は、読む人に書いた人の人柄を想像させます。美しい文字はきっとあなたの味方になって、あなたをもっと美しく見せてくれるはずです。

これから、ちょっとしたことで変わる字の書き方のコツや日常書写で役立つ豆知識を、分身(?)の「くまちこ」と一緒にたっぷりとお届けしていきます。

「そろそろ年賀状。どうしよう…」

さて、今年も残すところ2カ月をきりました。そろそろ年賀状を用意する時季です。

近年では年始のあいさつをメールで済ませる人が多くなりました。年賀状を送るとしても、すべて印刷という人が少なくありません。パソコンやスマホで簡単に作成できるのでとても便利ではありますが、必然的に誰もが似たようなデザインになっているように感じます。でも、せっかく手間とお金をかけて用意する年賀状。送り先の方の心に留めてもらえるようにしたいですよね。

手書きの年賀状って難しそう…どうしたらいいの?

かわいいイラストやおしゃれなテンプレートで印刷された年賀状。それもステキだと思いますが、裏面は完全印刷で宛名までも印刷文字……もし送り先の方に「この年賀状、惰性で出してるんじゃなーい?」なんて思われていたら、さみしいですよね。

相手の心に残る年賀状にしたいのなら、有効なのはやっぱり手書き。相手に『自分のために書いてくれている』という気持ちが伝わります。

とは言え、いきなり両面とも全部手書きにするのは大変なことです。そこでおすすめなのは、一言だけでも手書きのメッセージを添えるということ。

例えばこんな風に、写真やイラストをプリンタで作成する場合にメッセージを書く余白を残しておくと、空いた部分に無理矢理小さくメッセージを書いたりせずに済みます。まずは少しだけスペースを作って、ほんの一言だけでもメッセージを書いてみてはいかがでしょう?

自分の字に自信がないという人も多いかもしれませんが、字とは、美しさ以前に丁寧に心を込めて書くことが重要です。心を込めて書こうとすると、どこをどうしたら綺麗な字になるのかな? と、自然に自分の書く文字を美しくしようとする意識も芽生えてくると思います。

丁寧に書かれた文字かそうでないかは誰が見ても分かるものです。雑な走り書きでは逆効果になってしまうかもしれませんが、一生懸命書こうと努力した文字には必ず、相手を大切に思う気持ちが表れます。

今年はぜひ、手書きの年賀状にチャレンジしてみてくださいね。

文・イラスト/カタダマチコ

カタダマチコ
ナビゲーター
カタダマチコ
7歳から書写教室に通い始め、高校二年生のときに文部科学省後援硬筆書写検定二級取得。ブランクを経て、現在は一級取得に向けて勉強中。Instagramアカウント(@machiko798)ではその美しい文字と絶妙なセンスを披露し、人気急上昇中。神谷慎軒書写技能研究所所属。
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