いつかは行きたい、あの競馬場の舞台裏ニュース

競馬の面白さをアラサー女子に知っていただくために、競馬番組キャスターのコエミこと小泉恵未がさまざまなトピックスをお届けしています。  


パリロンシャン競馬場の女性らしい部分を以前お伝えしましたが、今回は、ロンシャン競馬場最終回、お酒事情などについてお話します。

この競馬場で一番飲まれているお酒は?

Licensed by Getty Images  海外の競馬場ではバッグに入れて持ち歩くのはよく見る光景です。

  観客が飲んでいるお酒でもっとも多かったのは、シャンパン。  

12clか75clの2択。つまり、グラスで飲む?ボトルで頼む?ということなのですが、競馬が長時間に渡るため、ボトルを透明の手持ちバッグで持ち歩いている人が多いです。
1ボトル70€、日本円で¥8,500ほど。ちょっとお高めな印象ですが、飛ぶように売れています。

陽気に飲む人は多くとも、女性たちが泥酔して、帰り道でヒールを脱ぎ捨てちゃう、メルボルンカップのような飲み方は見られませんでした。  

Licensed by Getty Images  メルボルンカップは若い子が多く集まります。

メルボルンカップでは、空き缶や空き瓶が地面にゴロゴロ・・・。

ビールはホワイトかスタウトか

  仕事じゃなければ、4杯くらい飲んでカップをお持ちかえりしたかった!  

ビール売り場で興味深いのはエコカップを使っていること。デザインに「凱旋門賞」と入っているので、ほとんどの人がお土産に持ち帰るのですが、陽気な地元のおじちゃんたちは「カップそのままでもう一杯!」と声をかけていました。カップを変えない場合やカップを返した場合は、確か1€ほど返ってくるんですよね。

  競馬場の通路の端にポツンとあるのに、人気のスポット。 

顔を赤らめた地元のおじちゃんをついつい目で追っていたら、ちょうどビール屋台の裏手にゲート(=発馬機)を発見。

ここには、実際のゲートに登って写真を撮りあいっこできる場所があるのです。

  騎手はこの目線の高さでスタートを切るわけです。 

私も記念に登ってきました。先ほどのおじちゃんも陽気にビールを片手に撮影してました。

日本ではゲートに登れませんが、通る機会はあります!  

  毎開催、これを楽しみにしている方も多いようです。  

各競馬場の開催最終日の最終レース終わりに、馬場開放という日があって、馬が走ったあとの芝コースを歩いて、ゲート内で写真も撮れるのです。

「芝が想像以上にボコボコしてる」とか「ゲートはやっぱり狭いな」など馬の気持ちを知る貴重なイベントです。


  ラチ沿いの乾いた砂をひとすくい。 

なんとダートコースの砂も持って帰ることができます。私が参加した時は、小さな旅行用化粧水が入るようなミニボトルが配られ、それに入る分をお持ち帰りできました。まるで高校野球を彷彿とさせるような光景。


話は少し逸れましたが、緑を貴重とした美しい競馬場ロンシャン競馬場。白黒の統一感のあるテントでお酒を買って、気持ちよく飲みながら語らい、世界最高峰の競馬を楽しむ凱旋門賞はそんな異空間を楽しめる祭典でした。

写真・文/小泉恵未

小泉恵未/フリーアナウンサー
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小泉恵未/フリーアナウンサー
元TOKYO MXのアナウンサー兼報道記者。NYでの短期特派員を務めた経験もあり、語学を生かした取材も得意。2013年からフリーとして活躍。グリーンチャンネル「中央競馬 パドック中継」にキャスターとして出演中。東京中日スポーツ・中日スポーツにて競馬コラム「コエミの主役はあなた!」(毎週日曜)を連載。
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