その「褒めすぎ」、逆効果になってない?〜不機嫌女子のぼやき

常日ごろから、男ってやつは!とか、(同性ながらも)女って恐ろしい…とか、ムッとすることって多々ある。 でもそれを上手に心の内に隠しながら、オトナ女子へと変貌すべき年齢になってしまったワタシ、アラサー27歳。ただの天の邪鬼なのかもしれないけど、いい塩梅(あんばい)で褒められたいし褒めたいのです。 

褒め言葉が受け取りきれないとき、を考える。

皆さんは職場などで褒められる側ですか? 褒める側ですか?
ワタシは最近もっぱら褒める側で、褒められることは少なくなってきました。(職場も年下がどんどん増えてきましたからね)

4月に新生活がスタートしたばかりなのに、
ちょっと長めのGWも挟んじゃったりして
新しくできた後輩に対してや、役割が変わってきた社内で
今後どう振る舞っていこうか考えている方も多いのではないでしょうか。

何となくそんなことを考えているなかで、ふとこれまでかけてもらってきた「褒め言葉」についてモヤモヤと思うことがあって。
それは、昔から「いつも何でも120%くらいの力を込めて褒めている」と感じるとそこまで嬉しくなかった、というものです。

素直にありがたく思えばいいのに、
どうにも「そこまで言われると・・・」と喜びメーターが下がり、
せっかく褒めてくれている相手を腹立たしく見てしまうことさえありました。

これもこれで難儀だなぁと、考えた結果その理由が最近分かったのです。

いつも違和感を覚える時には共通点があって、
自分としては「ここまで出来て当たり前」と思っていたけど、想像以上に褒められることで「この人のワタシへの期待値って、そもそもどれだけ低かったんだろう?」と思ってしまうからだったのです。

だからワタシの求める以上にすごいすごいと言ってくれる人へ、
「こんなのイメージどおりだよ」と腹立ち紛れにそっけない対応をしてしまっていたのかもしれません。

これはワタシの場合ですから、きっといろいろな人がいます。とにかく自信がなくて、120%褒めて欲しい人もいるのかもしれないし・・・。

最近は褒め言葉を贈る側に立つようになって
ますます人を褒め(ながら育て)ることの難しさを痛感しています。

「嫌われないように褒めとこう」
くらい安易な思惑が毎回うまくいくとも限らないし、ワタシのように穿(うが)った見方をする人も、実はまあまあいるよねと思ったりして。

そうすると、人によるし、状況よるけれども
よっぽど大きなミッションをクリアした時以外は
腹8割的な褒め具合でもいいなぁ。

ちょっと物足りないくらいのほうが、次回への意欲が増したり
「とはいえ、これくらいはやれると思っていた」と言われることが「すごいね!よく出来たね!」と言われるよりも嬉しい時だってあると思うのだよね。

「水をあげすぎたトマトは甘みが減る」というようなことは、人間にも言えるかも。皆さんはどんな褒め加減がお好みですか?

イラスト・文/なまいちほ


なまいちほ/イラストレーター
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なまいちほ/イラストレーター
ときどきイラストレーター・フォトグラファーとして活動中。現在は企業のクリエイティブディレクターを務めている。日常にぼやきながらも女子力向上を目指す、自称不機嫌のかたまり。1991年生まれ、美大卒。
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