誰でも簡単に弾ける!? 諦めていた“ギター女子”の夢をあっという間に叶える方法

初めてギターを手にしたその日に、さらっと1曲弾けるとしたら。人生きっともっと楽しくなると思いませんか。そんな夢のまた夢のような話を現実にしてしまう方法、実はあるんです。左手で難しいコードを押さえることなくいきなり曲が弾け、楽しく演奏しているうちに少しずつレベルアップ。初心者の多くがぶつかる壁を、無理なく自然に飛び越えることができる、まるで魔法のような方法です。

たった指1本からスタートできる?

一説によると、ギターを始める人のうち、なんと7~8割の人はすぐに挫折してしまうのだとか。その理由のほとんどは、左手のコードが押さえられない、コードチェンジができないというもの。少しでもギターに触れたことがある人は実感しているかもしれませんが、左手でさまざまなコードを押さえるのって、本当に難しいですよね。

それをなんと、指1本でクリアさせてくれる、魔法のような道具がこちら。

その名もQactus(カクタス)! 使い方は簡単。まず写真の箇所(第2フレット)にカクタスを差し込んで装着し、専用サイト「QactusCore」で弾きたい曲を選びます。そこに示されている数パターンの簡単なポジションを覚え、あとはそのとおりに左手の指を動かしながら、右手で弦を鳴らすだけ。
サイトにはポジションを変えるタイミングも楽譜ではなく図で示されているうえに、右手の動かし方を動画で確認することもできるので、それを真似てみるだけでOKです。

たったそれだけで本当に曲が弾けるなんて・・・・・・信じられませんよね。こちらの動画で、自分の目で確かめてみて。


挫折しないコツは、まず弾くことを楽しむこと

この魔法のような道具を開発したのは、アーティストのきりばやしひろきさん。ドラマー、ギタリストとして活躍する一方、約15年にわたって「Q-sai@ 楽器挫折者救済合宿」を主宰するなどして、たくさんの人たちに楽器を弾く楽しさを伝える取り組みを行っています。

ギターの醍醐味は、(弦を弾く)右手の表現にあります。すごく原始的な楽器だから、これを生き物にするためには人の表現力が不可欠。同じコードでも、どんなリズムでどう弾くかによって、全然違った演奏になります。でも、挫折した人たちに理由を聞くと、誰も右手については触れない。全員、左手の難しさにぶち当たって終わってしまっているのが現実なんですよね」

初心者には難しいとわかっていても、左手でコードを押さえないことにはギターは演奏できないため、誰に教わるにしてもまず最初は左手から入るのが一般的。しかしそのメソッドそのものに、きりばやしさんは疑問を呈します。

「ビギナーの8割を挫折させてしまうメソッドというのは、本来疑わなきゃいけない。でも今までは他に方法がなかったんです。カクタスの画期的なところは、ギターを始めてすぐに右手で弾く楽しさを味わえること。しかも左手は、本来の指使いとまったくかけ離れているわけではなく、指1本でも、本来の指使いでも、どちらでも調和するようになっているから、慣れてきたら少しずつ指を足して、最後は自分の力でコードを押さえられるようになるんです」

このカクタス、お値段は税込み¥3,703。たったそれだけで、サイトに上がっているたくさんの曲が簡単に弾けるようになるだけでなく、上達までの補助輪として、練習を助けてくれる。ギター初心者にとって、これほど心強い味方はありません。

音楽好きが増えたら、世界は少しだけ平和になる

アーティストとして自分が演奏するだけでなく、カクタスの開発などを通してきりばやしさんがアマチュア演奏家を助けようとしているのは、演奏体験が世界の平和につながると本気で信じているから。

「ある時期に世界のさまざまな国を旅していて、例えばインドの身分差別などを目の当たりにしたときに、好きな音楽を演奏して食べていければ幸せかなと思っていた自分にすごく違和感を感じて、ゾッとしたんです。自分は何ひとつ社会に貢献していないんじゃないかなと。でもジョン・レノンが平和のメッセージを発したって、世界は変わっていない。むしろどんどん悪くなっている。そんななかで自分に何ができるのかを考えたとき、思い浮かんだのは、僕が高校の吹奏楽部で初めてアンサンブルをして、びっくりした体験だったんです」

友人の誘いで何となく入った吹奏楽部で、バリトンサックスを担当。低音を一定のリズムで刻むだけのつまらないパートと思っていた きりばやしさんは、ほかのパートと合わせた瞬間、すべてが生き物のように感じられたことに、衝撃を受けたそう。

あの感動を味わわずに死ぬのはもったいないなと。思えば音楽好きを増やすことって、害がないというか、むしろ世の中をちょっぴりよくする気がしたんです。例えば音楽を通じて、地球の反対側に素敵な音楽があることを知ったり、それがきっかけでその地域の歴史に興味を持ったり、そうやって視野が広がることで、今までよりも寛容になれたり、自分とは違う文化をリスペクトする気持ちが生まれるはず。

それに、アンサンブルをするうえで必要なのは調和。不思議なもので、自分のことしか考えていない人たちって、調和する音を出せないんですよ。逆に誰かに何かをしてあげたいという気持ちが芽生えた人は、音も変わってきたり。だから、アンサンブルを楽しむ人たちを増やすことは、たぶん世の中を少しだけいい方に変えることだし、僕にできることなんじゃないかなと思って、2003年に挫折者救済合宿をスタートしました」

実家に眠っているギターを蘇らせるなら、今!

さらに今年、きりばやしさんは新しい取り組みをスタート予定。それは「弦交換ボランティアの旅」。

「ビギナーがぶつかる壁のひとつに、弦の交換とチューニングがあります。これはカクタスでは解消できないので、僕が全国を回って皆さんに直接、レクチャーしようというのが今回の試みです」

ギターの弦は、定期的に張り替えることが必要。でも初心者のなかには、弦が消耗品であることも知らずに使っている人、張り替えのやり方がわからないまま次第にギターから離れていく人が少なくないのだとか。この弦交換ボランティアの会場までギターを持っていくと、弦の実費のみ負担することで、きりばやしさん自身が弦を張り替えてくれるだけでなく、そのやり方を教えてくれ、さらにはギターにかんするさまざまな質問をすることもできます

「まずはとにかく、会場まで来てみていただけたらと思います。何でも相談に乗りますよ!」

カクタスについて聞いてみたいという人も、実家に眠っているギターを蘇らせたい人も・・・ぜひ会場まで足を運んでみてくださいね。

弦交換ボランティアの旅 開催スケジュール
3月3日 (土) 島根県 タカキ楽器店
3月6日 (火) 富山県 開進堂楽器楽器センター高岡
3月11日 (日) 東京都 渋谷・komorebi会議室 渋谷パールホーム303
3月17日 (土) 大阪府 ミュージックランド キー大阪心斎橋店
3月18日 (日) 兵庫県 島村楽器姫路店
3月21日 (水) 熊本県 大谷楽器
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