これぞ本場のタイ料理! 美食と自然に癒やされる、オトナのヘルシー女子旅

世界のグルメ通も認める美食の国、タイ。日本でも人気のタイ料理ですが、日本で食べられる料理はごく一部。タイの食文化は味付けから食材まで地域によってさまざまな特色があり、バリエーションも豊か。突き詰めるほど楽しい料理がたくさんあるのです。

そこで今回はタイの中でも独自の食文化を育む、タイ東北部・イサーン地方のグルメを現地からたっぷりとレポート。この地域の料理はイサーン料理と呼ばれ、最近では昔ながらの家庭料理や洋風タイ料理など日本人好みのさまざまなスタイルが楽しめます。

ノスタルジックなタイの原風景に心を洗われながら、ローカルな美食を味わい尽くす。心もお腹も満たされる、新たなタイの魅力をお届けします! 

撮影/西山浩平

噛むほど美味しい、風味豊かな料理

イサーン地方は、国土の約3分の1を占める広大なエリア。北はメコン川を境にラオス、南から東はカンボジアと国境を境にした位置にあります。農業を営みながら生活をする住民が多く、今なお昔ながらの田園風景が広がっています。

食事でいうと、タイ料理店で見かけることの多いソムタム(青パパイヤサラダ)やラープ(ひき肉のハーブ和え)、ガイヤーン(鶏の炭火焼)はイサーン地方を代表する料理なんですよ!

<ルーイ県>
バンコクから飛行機で約1時間。メコン川を挟んでラオスと国境を接するルーイ県はタイでもっとも涼しく、快適な気候で知られるタイの避暑地。近年タイの若者や外国人観光客に人気の観光地“チェンカーン”や、毎年6〜7月にピーターコーンフェスティバルというお祭りが開催される“ダーンサーイ”という街があるのもここ、ルーイ県です。

まず訪れたのはルーイ空港から車で15分ほどの場所にある、2017年にオープンしたレストラン「Baan Tha Pae(バーン・ター・ペー)」。

外のテラス席も充実していて、グリーン豊かな空間は開放感いっぱい。カフェも隣接しています。

こちらではイサーン地方のローカル料理とタイの一般的な料理、そして隣国ラオスの食文化をミックスした独自のスタイルを展開しています。肉や魚、卵、野菜が一度に摂取できてとってもヘルシー。

味付けはピリッとした辛味と酸味が効いていて、タイ料理に欠かせないフレッシュハーブ&スパイスがバランス良くそれらを和らげてくれます。まろやかさをプラスするミルクやココナッツも多く使われています。

続いてご紹介するのは、チェンカーン・ウォーキング・ストリート内にあるダイニング「Huen Luang Prabang(フアン・ルアンパバーン)」。
チェンカーンはラオスの古都“ルアンパバーン”の影響を受けており、ルアンパバーンの伝統的な郷土料理も楽しめます。

暑い国ならではの食欲が湧くコクのある味わい。それぞれの食材のうまみが合わさり、加えてハーブやスパイスの香りが口の中で幾層にも広がります。

朝はライスヌードルを用いたタイの定番麺料理、クイッティアオの専門店へ。ベトナムの麺料理、フォーに似たあっさりとした味わいで朝食としてもオススメです。この日も朝から地元の方々で店内が賑わっていました! 
豚骨とホルモンのスープの味が具にしっかりと染み込んでいて、付け合わせのハーブやライムを入れればグッと爽やかな風味に。

基本メニューは豚肉と豚のホルモンに地産の野菜、ライム、唐辛子を混ぜます。スープの有無、具の種類などはさまざまな食べ方が選べます。
また、タイでは豚の血の塊“ルアットムー”が料理に使われることも多いのですが、こちらでは有無を選ぶことができました。

デザートのカオニャオサンカヤーは、ココナッツミルクで甘く蒸かしたもち米の上に、カスタードプリンをのせたタイの代表スイーツです。
こちらはカオニャオ(もち米)をアンチャン(バタフライピー)で染めたこの店のオリジナルだそう。米×プリンの意外な組み合わせですが、もち米には塩気もあり甘塩っぱさにハマります!

<ルーイ県>おすすめ観光スポットはここ!

●仏教寺院「Wat Pa Huay Lad(ワット・パー・フアイ・ラーッ) 」

広大な敷地には色彩豊かなモザイクやペイントが施され、撮影スポットとしても人気上昇中。入り口に建設された白い観音像の内部には樹齢200年の御神木があり、パワースポットとして知られているそう。最大2,000人収容のパビリオンには周長20m、高さ19mに及ぶ仏像が祀られています。

●仏教寺院「Wat Somdet Phu Ruea <Ming Muang>(ワット・ソムデット・プールア<ミンムアン>)」

ラーマ9世の母、シーナカリンタラー王女のサポートを受けて建てられた寺院。フールア国立公園の入り口近くの丘の上に位置し、周辺の美しい山々の景色も一緒に楽しめます。すべてチーク材で造られた珍しい寺院で、人々の瞑想の場として建てられた施設です。

●Chiang Khan Walking Street(チェンカーン・ウォーキング・ストリート)

ルーイ市街から車で約1時間ほどのところにあるメコン川沿いの小さな町、チェンカーン。

木造の家々が立ち並ぶウォーキングストリートには、屋台や路面店、お洒落なゲストハウスも軒を連ねます。

おすすめは日暮れどき。通りがひと際賑わい、屋台を営む人たちとの交流や食べ歩き、お土産探しが楽しめます。

入り口付近ではおよそ50THB/1日で、自転車レンタルが可能。ゲストハウスに宿泊している場合は、各ゲストハウスが無料レンタルを行なっているケースも多く、川沿いのサイクリングに最適です。(1THB=約¥3.5/2019年4月現在)

ルーイ空港からチェンカーンまでは、フライトと現地での移動手段が1セットになったエアアジアのサービス「シティ・トランスファー」が便利。空港からバンもしくはミニバスで移動可能です。

チェンカーン観光時は市内へのアクセスも良く、滞在拠点として便利なホテル「Chiang Klong Riverside Resort(チェンクロン リバーサイド リゾート)」に宿泊。

ホテルの目の前には、雄大なメコン川の景色が広がります。お部屋はテラス付きで戸建てタイプのガーデンヴィラが立ち並び、プライベート感溢れるホテルです。現在は14部屋のみですが、今年10月には10部屋増えるそう。
庭に出ると鳥のさえずりが聞こえ、穏やかな時間が流れるヒーリングスポットです。

日本ではまだまだ馴染みのないエリアかもしれませんが、バンコクから飛行機で約1時間で行けるルーイ県。バンコク市内にもイサーン料理専門店などはありますが、現地でしか食べられない貴重なローカルフードもたくさん。隣国ラオスの文化が入り混ざる、独自の食文化をぜひ味わってみてください。

次回はノーンカーイ県とウドンターニー県を中心に、おすすめタイグルメをご紹介します。お楽しみに!!

取材協力:
タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/
エアアジア
https://www.airasia.com/

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