結婚前提の彼の貯金額は!? 知らないと損する結婚にまつわるエトセトラ

20代後半から30代前半に訪れる周囲の結婚ラッシュ。結婚式に出席するたびに、自分自身の結婚や将来について考えることが多くなります。ここ数年で結婚の自由度が高まっているなか、「いずれは結婚するつもり」という独身の男女が多いのも事実。まずはリアルな実態を知ることから、結婚について本気で考えてみませんか?


今回はGINGER読者のお悩みをもとに、少子化ジャーナリストの白河桃子さんにリアルな数字とともに結婚にまつわる真実を教えていただきます!

意外と知らない相手の事情

「結婚に関する情報を集めて、自分は今後どうしたいかを考えて。自分の人生は創るもので、そのためには個人もカップルも変化に対応していく必要があります」と白河さん。そこで独身&既婚女子の本音を探るべく、読者アンケートを実施。相手のリサーチを怠ると、結婚後に想定外のアクシデントに見舞われることも!?

まずは結婚前に知りたいこと、知りたかったことをヒアリング。独身女子の半数以上が相手の貯金事情や金銭感覚が気になるという結果に。
「結婚後のお金の管理や借金の有無は事前確認が大切。共有しないと後々夫婦間に亀裂が入りやすいです(白河さん)」

既婚女子の間で後悔しているという声が多かったのが将来設計について。
「働き方や育児に対する考えの違いで悩む女性は多いですね。なるべく交際中から話し合ってください(白河さん)」

アラサー女子がセキララ相談!

アンケートでは、結婚を目前に控えた独身女子や結婚生活に悩む既婚女子から、不安や不満の声が続々! 今どきの結婚事情に詳しい白河さんが結婚のモヤモヤにズバッとお答えします。

Q1. 結婚を機に退職を考えています。今後は専業主婦になることも視野に入れていますが、どのようなリスクがありますか?(27歳╱事務)

「結婚しても仕事は辞めるべからず!」by 白河さん

A. 働くことがデフォルトになっている社会で、希少になった専業主婦に憧れる層もいます。でも結婚によって経済的なマイナスが生じるのは論外。専業主婦になると正社員と比べて生涯賃金で約2億円の格差が生じ、子育て後に正社員として復職できるのは4人に1人。妻が正社員として働き続けられるように、夫が育児や家事をサポートするほうが賢明です!

ちなみに・・・

共働き夫婦の合計で考えると生涯賃金4~5億円を稼ぐことが可能に。子育て費用や住宅ローン返済費用に、ふたり分の稼ぎを充てられます。年金も専業主婦世帯と比べて年100万円ほど多くもらい続けることができます。

Q2. 夫に奨学金の返済があることが発覚。あまりに多額でいきなり家庭に借金ができて大ショック。結婚前に知っていたら結婚していなかったかも・・・。(35歳╱秘書)

「今どき奨学金の借金でうろたえなくてOK」by 白河さん

A. 奨学金差別で結婚できない人が増えているのは問題。借金は借金なので相手の奨学金の有無を気にする人は多いですが、そのために結婚する、しないを選択するよりも、まずは相手の返済プランを聞いて話し合うことが大切。奨学金は将来への投資でもあるので、大学を卒業したことで今の夫のキャリアがあるわけですから、ポジティブに捉えてほしいですね。

ちなみに・・・

大学生の2人に1人が奨学金を取得している時代。政府は今春から返済が不要な給付型奨学金制度の拡充や学費の無償化など低所得家庭に向けた支援を開始。層の厚い中間層への支援が課題に。

お話を伺ったのは・・・

少子化ジャーナリスト・作家・相模女子大学客員教授
白河桃子さん

東京都出身。慶応義塾大学文学部卒。2008年中央大学教授山田昌弘氏と『「婚活」時代』を上梓、婚活ブームの火付け役に。働き方改革、ダイバーシティ、女性活躍、ジェンダーなどがテーマ。著書に『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版)、『ハラスメントの境界線 セクハラ・パワハラに戸惑う男たち』(中公新書ラクレ)など。

  『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』是枝俊悟氏と共著/毎日新聞出版  


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