基本をおさえてお店の味!「カリカリ豚となすの和風パスタ」

暑い夏のおうち時間、忙しい在宅ワークの合間なども活躍するのが「パスタ」です。今回は旬のなすを使って、相性抜群の豚バラとともに合わせた和風パスタをご紹介します。シンプルで簡単に思えるオイル系のパスタも、出来上がるときにはなんとなく麺同士が乾いて、べたっとしたような仕上がりになることはありませんか?

つるつるとしたお店のようなパスタに仕上げる、作り方のワンポイントアドバイスもお伝えします。

薬膳的セルフケア食材

・なす:利尿作用でむくみやだるさを解消する、血流の流れを調える

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なすは豊富に含んだカリウムの作用で、体内の余分な水分を排出してくれます。梅雨の間に体にたまった余分な水分は、下半身のむくみや体の重だるさ、食欲不振などの不調につながることも。水分はしっかりと摂ることも大切ですが、同じくらい巡らせることも大切です。

どんなパスタにも使える!パスタの基本ポイント

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・茹でる湯は必ず塩をしっかり加える(湯に対し1%。1リットルなら10g)
→パスタ全体に下味がつきます。乾麺のそうめんやうどんは麺に塩がついているのですが、パスタにはないので湯に塩を加えます。

・茹で汁×油をしっかり絡ませる
→水分と油分が一体となるとソースが「乳化」します。ドレッシングと同じ原理で、白濁してどろっと濃度がついたソースは麺や具材とよく絡み、おいしさアップの秘訣です。塩分はこの茹で汁で決めるくらいの気持ちで。味付けの塩はほとんど不要です。

・パスタは“焼かない”
→麺をフライパンに合わせた時、ジュージューと焼き付けないこと。麺が乾燥し、ぺたぺたとした出来上がりの原因になります。麺と茹で汁を加えたら、弱火あるいは火を止めて「温める、和える」イメージで。目指したいのはツヤがあり、つるっとした口当たりです。

基本を踏まえた「カリカリ豚となすの和風パスタ」の作り方

●材料(2人分)
豚バラ薄切り肉 80g
なす 2本
にんにく 1かけ
大葉 2~3枚
乾燥パスタ 160g(スパゲティを使用)
オリーブ油 小さじ1
バター 5g
しょうゆ 小さじ1~1と1/2
塩、粗びき黒こしょう、白すりごま 適量

●作り方
1. なすは数ヵ所フォークで穴をあけてラップで包み、600Wのレンジで2分半~3分加熱する。ラップをはがして粗熱をとり、食べやすい大きさに手で割く。にんにくはみじん切りにする。豚バラ肉は4センチ幅に切り塩を振る。

2.  フライパンにオリーブ油を熱し、豚肉を入れて中火でこんがりと焼き色がつくまで焼く。にんにくを加え香りが出たら、なすを入れて炒める。

3.  鍋に湯と1%の塩を入れて沸かし、パスタを袋の表示通りに茹でる。2にパスタの茹で汁をお玉2/3杯分加え、大きく混ぜて乳化させる。鍋から直接麺を入れ、弱火で全体をなじませる。しょうゆ、バターを加え、粗びき黒こしょうで味を調える。

4. 器に盛り、白すりごまを振り大葉をちぎってのせる。


写真・文・レシピ/齋藤菜々子

齋藤菜々子/料理家・国際中医薬膳師
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齋藤菜々子/料理家・国際中医薬膳師
料理家・国際中医薬膳師。IT企業で営業を経験後、料理家のアシスタントを務め独立。日本中医学院にて中医学を学び国際中医薬膳師を取得。「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、身近な食材のみを使ったつくりやすいレシピにこだわり、家庭で毎日実践できる薬膳を提案している。東京・自由が丘にて料理教室を主宰。
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