買い物や散歩の途中にアート鑑賞♪0円で楽しめるパブリックアートまとめ①

緊急事態宣言により、多くの美術館が休館中の今。少しでもアートに触れて、心の栄養補給をしたいもの。

そこでこの記事では、アートを面白く、わかりやすく語る「アートテラー」のとに~さんが現在GINGER誌上で連載中の「#0円アート写真館」から、買い物や散歩の途中に楽しみたいパブリックアートを厳選してご紹介します!

愛の反対側にあるのは・・・

パブリックアートの代表的なものと言えば、西新宿にあるLOVEのオブジェ。実はその付近にはほかにもアートが点在しているのです。

LOVEの位置からビルを挟んだ青梅街道側にある巨大なオブジェもそのひとつ。絵を描くときの筆の動きをモチーフにした作品です。作者は、アメコミのひとコマを拡大して描いた絵画で知られるR・リキテンスタイン。あのA・ウォーホルと並び称されるポップアート界の巨匠です!

彼のパブリックアートがあるのは日本でおそらくここだけなのに、LOVEのインパクトが強すぎて、まったく目立ちません。LOVEは人を盲目にするようです。
やはり、愛の反対側にあるのは無関心なのですね。


レインボーブリッジ、判別できません!

お台場海浜公園駅のすぐ近くに、謎のゲートがズラッと立ち並んだ不思議な光景が。こちらは、《25のポルティコ・色彩と反映》というアート作品です。作者はダニエル・ビュレン。自身で導き出した数値8.7cm幅のストライプ模様にこだわる、フランスを代表する美術家です。
ポルティコとは、イタリア語で「回廊」のこと。確かに、ゲートが整然と立ち並ぶ姿は、教会の回廊を彷彿とさせます。また、日本という土地柄から、鳥居をモチーフにしたという説もあるのだそう。

ちなみに僕としては、ここから見えるレインボーブリッジの支柱がモチーフになっている気がしています。その証拠となるような写真を撮影してみたのですが、曇っていたため、よくわからず。「レインボーブリッジ判別できません!」


帽子というよりヘルメット?

絶大な人気を誇るアーティスト草間彌生さん。彼女のパブリックアートは、東京・丸の内や大阪・阿倍野、香川・直島など日本各地に設置されていますが、福岡市の天神の一角にある“あいれふ”という施設の前に、どこともカブっていない作品が設置されています。それは、《三つの帽子》というオブジェです。

カラーバリエーションは赤、白、紫の3色。草間さんのアイコンともいうべき水玉がびっしりとプリントされています。リボンの柄は、よく見るとドット・ボーダー・網目模様。これほど細部にまでこだわり抜いたオシャレな帽子ですが、どうやら市販はされていない模様。作ったら売れそうなのに。
いや、でもこの帽子が似合うのは、草間さん本人くらいなのかもしれませんね。


おうち時間にはこちらを♪

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