4泊6日で現地の味を食べ尽くす!最旬から定番まで、絶品タイグルメ

ノスタルジックな原風景が広がるタイの東北部、イサーン地方。日本でお馴染みのタイ料理、ソムタム(青パパイヤサラダ)やラープ(ひき肉のハーブ和え)発祥のエリアで、美食スポットが目白押しなのです! 前回はバンコクから飛行機で約1時間、ルーイ県の絶品グルメをレポートしました。

そして今回は、ラオスとの国境にあるノーンカーイ県とウドーンターニー県のグルメ情報をぎゅっとお届け。地元民に愛される屋台や大衆食堂、最新レストランetc・・・現地で味わうタイグルメはやっぱり格別です! 

撮影/西山浩平

美食と美景に出合う旅

<ノーンカーイ県>
隣国ラオスへの入口、ノーンカーイ県。1994年に完成したタイ(ノーンカーイ)とラオス(首都ビエンチャン)を結ぶ長さ1,174mの国境の橋、タイ・ラオス友好橋には1日2本の列車が走っています。

圧倒的な存在感を放っているのは、インド神話に起源を持つ、蛇神“ナーガ”のモニュメント。安居の最終日(毎年、陰暦の11月満月の夜)にメコン川で光の玉が川面から上空へ浮かび上がる自然現象(地元民からは「バンファイ・パヤナーク(龍神の火の玉)」と呼ばれているそう)がメコン川で起こり、この原因不明の奇妙な現象はノーンカーイで多くみられるそう。
年一回の不思議な現象を見ようと全国から観光客が訪れそうで、このモニュメント付近からよく見えるのだとか。

ノーンカーイ県のメコン川沿いの街、サンコムの名産物として知られるのが“バナナ”。地元の製造工場で作られるバナナチップスは、薄くスライしてパームオイルで揚げたあと、油の匂いを消すために炭火で燻(いぶ)すそう。
砂糖など加工物を一切使用せず、バナナそのものの自然な甘さが美味です。天日干しされたバナナも甘ったるさがなく食べ応えは抜群。お手頃価格なので、お土産に大人買い決定!

2011年、ノーンカーイ県が分割されて誕生したブンカーン県にある「Life Community Museum Bueng Kan(ライフ・コミュニティ・ミュージアム・ブンカーン)」はイベント会場や食料や民芸品の直売市場として機能しています。

トレーや花器として使用されているかごは、地元の女性たちによるハンドメイド。

こちらでは地元の家庭料理をいただきました。

<左上>タイの名物料理の盛り合わせには、イサーン特有の甘みのあるソーセージ、クンチェンも。豚の挽肉に砂糖、塩を加えて混ぜあわせたものを腸詰めにして干したものだそう。

<左下>イサーン地方のスープ、トムセープ。豚や牛の内臓、アキレス腱などをハーブで煮込み、レモングラスやこぶみかんの葉で香りづけをしています。酸味が効いていて、カオニャオ(もち米)と一緒に食べるのもオススメ。

<右>日本でも人気の高い青パパイヤのサラダ、ソムタム。唐辛子、レモン汁、ナンプラー(魚醤)、砂糖を混ぜることで4つの味覚が楽しめます。アレンジを加えたソムタムを出す店なども多く、こちらではコーン入りをいただきました。

<ウドーンターニー県>
ノーンカーイ県にほど近い、農業地帯に囲まれた商業都市の中心地にあるのがウドーンターニー県。数多くの遺跡が残るエリアで、イサーン独特の仏教建築様式や伝統文化が見られます。
最近では県内にあるノーンハーン湖(12〜2月に湖一面に赤い蓮の花が一斉に咲くことから「タレー・ブア・デーン(紅い蓮の海)」とも呼ばれています)の絶景が話題になり、“ウドーンターニー県“の名に聞き覚えがある人もいるのではないでしょうか。

昨年春にオープンしたばかりのカフェ&レストラン「BARN-NAA」。カフェでは、自社栽培した花々をトッピングしたフォトジェニックなケーキを提供中。中心街から車で約30分の場所にありますが、観光客が絶えない話題の新スポットです。

もともとお菓子づくり、そして自然やお花が大好きという、オーナーのJAMさん。ベジタリアン料理を提供するレストランは、アメリカの農家に多く見られる納屋“BARN(バーン)”をイメージ。植物を育てる温室からインスパイアされたカフェの店内には植物がセンス良く飾られています。

レストランではウェディングパーティーができるそうで、ウェディングケーキはもちろんJAMさんがデザイン。緑豊かなプライベート空間で行うおしゃれな結婚式の様子は、お店のインスタグラム(@barnaacafe)にもアップされていますよ。

翌朝訪れたのは、早朝から地元民で賑わう食堂「King Osha(キング・オシャー)」。街の中心街にあり、店内は広くてきれいなので外国人観光客でも入りやすい印象でした。

カイガタは、イサーン地方の定番朝食です。両手付きの小さなアルミのフライパンで出てきます。ホットドッグやオムレツも朝の定番メニューです。

「Dose Espresso Factory(ドーズ・エスプレッソ・ファクトリー)」は、こだわりのオリジナルブレンドコーヒーを提供するカフェレストラン。

美味しいコーヒーはもちろん、コーヒーを使ったカクテルやデザート、タイのフュージョン料理を提供。今回はディナータイムに訪れましたが、ランチやカフェタイムの利用にも便利なお店です。

約1年前にオープンしたホテル隣接のレストラン「Chabaa Barn(チャバ・バーン)」では、特別にクッキングクラスを開講していただきました! 
食材はすべてイサーン地方のものを使用しており、昔ながらの伝統的なイサーン料理が食べられます。

料理教室で作ったのはこの3つ。
・パッティウ(タイの山菜)入り魚のスープ 
・蟻の卵のカイチャオ(たまご焼き)
・蟻の卵のラープ(ハーブ和え)

「あ、蟻!?」とラインナップを聞いたときは動揺隠せず・・・でしたが(笑)、海に面しておらず、農業生産に乏しいイサーン地方では古くから昆虫がタンパク源とされてきたそう。また、同じ理由から塩漬けした魚を発酵させる調味料プラーラーや、腸詰の発酵ソーセージなど、収穫した作物を発酵させて長持ちさせる保存食の文化が発展しました。

ウドーンターニー&ノーンカーイ県のおすすめスポット

●Wat Pa Phu Kon(ワットパープーゴーン)

国立公園内の山の頂上にある青、白、ゴールドの配色が美しい仏教寺院。国立公園内の森林保全の意を込めて、特別に建設を許されたそう。

パビリオンには全長20mに及ぶ白い大理石の涅槃(ねはん)仏像の姿が。なんと建設費は約19億円(!)だそう。観光客も地元の方もひっきりなしに訪れます。

●Wat Pha Tak Suea skywalk(ワット・パータークスア スカイウォーク)

ノンカーイ県の新名所、標高500mにあるお寺「Wat Pha Tak Suea(ワット・パータークスア)」の敷地内にあるスカイウォーク。

足元はガラス張りでスケスケ。でも下には山の斜面が見えるので高所恐怖症でも大丈夫かも!? U字型のスカイウォークからはメコン川と対岸のラオスが一望できます。

【おまけ】バンコク最新スポットをチェック!

日本からタイの国内旅行に向かうなら、経由地となる首都 バンコクとセットで楽しむのがお決まり! 今回もイサーン地方に入る前にバンコクの最新スポットをリサーチしてきたのでご紹介します♪

●Mahanakhon Skywalk(マハナコン・スカイウォーク)

このビルの頂上をめざします!

昨年11月に完成したタイでもっとも高いビル、マハナコンにある展望台「マハナコン・スカイウォーク」。地上314メートルの屋上階にはおしゃれなルーフトップバーがあります。

ガラスに傷がつかないよう、フットカバーは必須。カメラやiPhoneを含め、ガラスエリアには手荷物を持ち込めません。写真を撮るときは友人と撮りあいっこしたり、近くの観光客やスタッフに頼みましょう。

そして屋上階にある名物がこのグラストレー! バンコクの高層ビル群に囲まれ、まるで宙に浮かんでいるかのような写真が撮れると、世界中から観光客が訪れる超人気のインスタ映えスポットなんです。
大の字で寝っ転がったり、モデルさながらの立ちポーズをとってみたり、写真の撮り方も三者三様。地上314mの位置とあって、足を踏み入れるにはちょっと勇気が必要です(笑)。

最寄り駅:BTSチョンノンシー(Chong Nonsi)駅

●THE MARKET Bangkok(ザ・マーケット バンコク)

バンコク中心部のラチャプラソンエリアに今年2月にオープンした大型複合施設。ネーミングの通り、ショッピングエリアには小規模店舗が連なり、バンコクの巨大マーケット「チャトチャックマーケット」の人気店も出店しているそう。価格帯もデパートなどに比べてお手頃な印象でした。

1フロアがとにかく広い!

洋服や雑貨店のほかに、レストランやカフェ、お菓子屋さんやドラッグストアなどお土産選びに最適なショップが充実。現在も一部工事が続いており、来年はショッピングモールがさらに拡張、2021年にはマリオット・インターナショナルのホテルもオープン予定とのこと。今後も要注目のスポットです!

最寄り駅:チットロム駅(BTSスクンビットライン)駅

今回の旅では運航便数が合計49便/週、日本=タイを運航するLCCでは最多となる『エアアジア』を利用しました。成田空港の例では、行きは(9:15発 - 14:05着)、帰りは(23:45発 - 翌8:00着)といった早朝&深夜便が充実しているので、渡航費を抑えて無駄なく遊び尽くせるのが魅力的!

ちなみに『エアアジア』は国内線も合計35路線のネットワークを持っており、地方都市への旅行にも便利なんです。「Fly-Thru(フライスルー)」という、入国審査不要かつ空港税免除で、手荷物は最終目的地まで運んでくれるというありがたいサービスがあるので乗り継ぎもカンタン&快適♪
現在は成田、関西、中部、新千歳、4つの空港からバンコク(ドンムアン空港)を結び、今年7月には福岡=バンコクが新規就航予定で日本からタイへの旅行がますます便利に!

タイは寺院や遺跡巡りなど観光スポットが満載ですが、バラエティに富んだ料理をリーズナブルな価格で食べられるのも魅力ひとつ。1週間以上の休暇を取るのが難しくても、観光・食事・ショッピング・癒やしのマッサージまで全部抜かりなく楽しめるから、オトナ女子にぴったりの旅先です。

カラダも心も元気になるタイ旅、ぜひ体験してみてくださいね。

タイ東北部・イサーン地方のグルメ旅<前編>はこちら!

取材協力:
タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/
エアアジア
https://www.airasia.com/

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