突拍子もないひとに、ひとは惹かれるものである

“突拍子”の語源は“今様”という謡からきています。謡というのはあまり音階の上下のない唄い方をしますが、突然高い音を出してすぐ元の音に戻るという唄い方をすることがあり、この技法のことを“突拍子”というのだそうです。そこから普通では考えられない行動や周囲を驚かせることを「突拍子もないこと」というようになったのだそう。

ワガママでとんでもないことをする迷惑な突拍子もないひとはもちろんNGで嫌われてしまいます。今回私が説きたいのは予測不能な行動を取る、魅力的な突拍子もないひとの話。 

誰かの“気になるひと”になるには?

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良い意味で目が離せないひとというのがいます。〈目が離せない=興味が湧く=気になる〉といった図式が成り立ち、気になるは好きにつながりやすい感情だと思います。よく少女マンガなどでもある「気になって気になって仕方ないと思ってたら好きになってた!」というあのパターンです(笑)。突拍子もないひとは枠にハマらない破天荒さを持っているから、気になるひとになりやすいんです。

魅力的な部類の突拍子もないひとというのは、思ったことをすぐ行動に移すことのできるひとだと思います。思いついたらまずやってみる!  そのパワーにひとは惹きつけられます。大方のひとは何かしたいなぁ思っていてもやらない。腰が重かったり、どうせ出来っこないと決めつけているから劇的なことも起こらなければ変化もしない(劣化はします、苦笑)。

グレタ・トゥーンベリさんから学ぶもの

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最近でいちばんすごいなぁと思った突拍子もないひとの筆頭は、スウェーデンの環境保護活動家のグレタ・トゥーンベリさん。先日の国連気候行動サミットで気候変動問題について演説をした若干16歳の少女。全世界で彼女に賛同して「世界気候ストライキ」に参加したひとは先月末の一週間だけで660万人に上ったそう。

ニュースでも大々的に取り上げられたからご存知の方多数と思いますが、彼女が行動を起こし始めたのは昨年の8月。まだ1年です!  たったひとりでストライキを始めた彼女の思いは大きなうねりとなってあっという間に全世界に広がりました。ひとりじゃ何も出来ない、なんて言えません。ひとりでも信念を持って行動を起こせば世界を変えることだって出来るんだということを彼女に教えられました。

魅力UPの鍵は、即行動‼︎

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自分の周りの世界も、自分が動くことで確実に変わります。動くことで何ができ、何ができないかがわかるようになります。決まりきった枠を超えて行動し変化し続けるひとはキラキラと魅力的に映ります。運勢は「勢いを運ぶ」と書くことから、運勢を良くしたいなら勢いをつけることが大事なんだとか(言葉ってなにげなく読んじゃうけど、意味深いなぁ)!

突拍子もないひと!って言われるくらい変化進化を続けたら相当に魅力的なひとになれると思います。まずは即行動‼︎  これ、誰でもいますぐ始められる最強のモテテクです!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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