秋の味覚を格上げしてくれるワインって? 旬の食材にベストマッチなワインを選ぶ方法

あっという間に夏が過ぎて、気分はそろそろ秋。美味しいものがいっぱいのこのシーズンを存分に楽しみたいですよね。 秋の味覚をさらに格上げして楽しむために、ぜひ学んでおきたいのがワインとの組み合わせ。今回は、秋の旬の味覚に合うワインセレクト方法をご紹介します。ベストマッチな一本を自分で選べるようになりましょう!

これを食べなきゃ始まらない! 「秋刀魚」に合うワイン

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秋刀魚と言えばやっぱり塩焼きにして、かぼすをキュッと絞るのが定番ですよね。塩焼きに合わせるならおすすめは辛口の白ワイン。特にレモンなど柑橘の香りがする酸の高いものは、秋刀魚に搾る柑橘の役割にもなり、相性抜群!
酸が高い物を選ぶときのポイントは、冷涼な産地のものを選ぶこと。例えば同じフランスでも、南ではなく北を選んでみて。ロワール地方のソーヴィニヨンブランなどは、酸が高く柑橘の香りが高い物が多いのでベストマッチです。
塩焼きだけでなく、いろいろとアレンジしても美味しい秋刀魚。ソーヴィニヨンブランは柑橘の香りとともにハーブの香りが特徴的なので、秋刀魚のハーブグリルとの相性もいいですよ!

アレンジ自在な秋の食卓の大定番! 「キノコ」に合うワイン

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アレンジ自在なキノコも秋の食卓に欠かせない食材ですよね。
まず、キノコマリネに合うワインなら、その旨味を引き立ててくれるミネラル感があるものがベター。マリネの酸味に合わせて、酸があるものがおすすめです。例えば、フランスブルゴーニュ地方のシャルドネを使った「シャブリ」は、酸もミネラル感もあるので、食欲をさらにかきたててくれると思います。
キノコを蒸す時に白ワインを入れたり、白ワインビネガーでマリネしたりと、調理の際にも使うのが一層相性が良くなるコツ。
バター焼きにはワインも少しコクのあるものを選ぶのがおすすめです。シャブリと同じ「シャルドネ」を使ったワインでも、アメリカやチリの温暖な場所で作られた樽の効いたコクがあり濃厚な味わいのものがしっくりきますよ!

食事にもデザートにも! 「栗」と合うワイン

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もうひとつ、秋と言えば欠かせないのが栗。
さっぱりめの栗ご飯には、甘くないスッキリしたワインを選びましょう。日本の四季を感じるご飯なので、日本ワインを合わせてみてはいかがでしょうか。「甲州」という日本独自の品種は、スッキリとした味わいながら、旨味のあるものが多いので、みりんや出汁の効いた栗ご飯とも合いますよ。
同じ栗でもモンブランや甘露煮などデザートには、貴腐ワインやマスカットを使った甘口ワインがおすすめです。栗とワインの黄金色の色味がマッチして、視覚的にも一層秋を感じられるはず!
今年の秋は、食材とワインを合わせて、ぜひワンランク上の「食欲の秋」を楽しんでみてくださいね

文/【GINGER エージェンシー】はせ りな


【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
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【GINGERエージェンシー】はせ りな/ソムリエ
オーガニックカリフォルニア料理店元オーナー。食のトレンドに興味があり、世界各国でミシュラン・オーガニックフード・B級グルメなど幅広く食べ歩きをしている。ニューヨーク在住。JSA認定ソムリエ/WSET認定level3/オーガニック料理ソムリエ/美肌食マイスター
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