【マネーお悩みQ&A】マンション(または一軒家)を購入するとき、頭金はいくらに設定すべき?

毎月ひとりずつ、読者の皆さんにお財布の中身や家計簿を公開していただくGINGERの人気連載「MONEY事情」。取材を重ねるなかで、漠然と将来マイホームを買いたいと思っているものの、いったいどれくらいの貯金が必要なの?という声がちらほら。 そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、マイホームを購入するための目標貯金額について、教えていただきました。(編集部)

住宅購入資金として目指すべき貯金額は?

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マイホームを購入する際に用意しておくとよい頭金は、2割程度と考えて。分譲価格のうち2割は自己資金からまかない、残りの8割を住宅ローンで返済するのが安全です。
また、マイホームを購入する際には分譲価格以外にも諸費用(権利登記の費用や火災保険、印紙代、引っ越し代など)で、物件価格の0.5~10%程度かかる場合が多いといわれています。それらを頭金の2割と合わせて考えると、買いたいと思っている不動産の価格の3割程度が、住宅購入資金として目指す貯金額となります。例えば、3,000万円のマンションを買いたいのであれば、900万円は貯金や親からの支援などで用意できると安心です。物件によっては頭金なしでフルローンを組める物件や、諸費用もローンを組むことができる場合もありますが、後々の返済も考えると自己資金から用意をしたほうが安心です。

毎月の返済額にも気をつけて

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ローンの毎月返済額は手取り月収の20~25%を目安とするとよいでしょう。例えば、手取り月収が30万円の場合なら7.5万円までです。ローン以外にも固定資産税、マンションなら管理費、修繕費などの支払いもあるため、それらを含めても手取り月収の30%以内を目指しましょう。
住宅を購入すると、購入時だけではなく、その後のランニングコストもかかってきます。マンションの管理費や修繕費は5年ごとに見直しがあるケースが多いです。途中で金額が上がって大変、ということにならないためにも、税金や費用について事前によく確認しておくことをおすすめします。

文/花輪陽子


花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
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花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/
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