チョコ好き彼のバレンタインに!世界中で話題のアジア産カカオ「ビーン・トゥ・バー」

アメリカで始まった「ビーン・トゥ・バー」ブーム、そろそろ下火になると思っていたら、サード・ウェーブとして最近は日本やヨーロッパへも広がり、この人気はまだまだ続いていく模様! ビーン(カカオ豆)・トゥ・バー(板チョコ)とは、既に出来上がったチョコを溶かして作る製法に対して、カカオ豆の選別から商品が出来上がるまでの全工程を1箇所でする製法で、より新鮮で良質なこだわり商品をプロデュースすることができます。

そんなビーン・トゥ・バー、今注目を集めているのが、アジア産のカカオを使った商品。カカオというと南米やアフリカのイメージがありますが、最近は台湾、ベトナム、タイ、インドなどアジアの国々でもカカオの生産が行われています。今回行ったテイスティングで良かった商品をいくつか紹介しますので、チョコ好きの皆さん、機会があればぜひ試してみてください。

Fu Wan「62% Taiwan Magao Chocolate」

マガオと呼ばれる台湾の山胡椒入りの、台湾産カカオのビーン・トゥ・バー。
山胡椒のスパイスにレモングラス、ジンジャー、オレンジなどのほんのりしたフルーティーな香りが、台湾産のカカオと上手に溶け合っています。

チョコレートの滑らかさもほどよく、「70% Taiwan NO.2 Fleur de sel 」とともにオススメです。ホームページより直接購入、もしくは時期によっては東京のカカオストアで購入可。
www.fuwanshop.com

ダンデライオン・チョコレート「アナマライ, インド 70%」

(c)Dandelion Chocolate Japan

サンフランシスコのブランドですが近年日本にも進出し、店舗だけでなく日本独自の商品を製造しています。そのなかで今回紹介するのが、まだまだ珍しい芳しい香りが特徴のインドのカカオを使った「アナマライ, インド 70%」。

レモンヨーグルト、サルタナレーズンやレモングラスの味わいが広がった後、繊細なナッツの風味が余韻に残ります。ホームページもしくは直営店から購入可。
dandelionchocolate.jp

FOSSA「Honey Orchid Dancong Hongcha」

インドネシアやフィリピンなど、アジアのシングルオリジンのチョコレートを扱っています。またアジアのカカオは使っていませんが、シンガポールのお茶専門店「Pekoe & Imp」とコラボして作り上げた「Honey Orchid Dancong Hongcha(写真)」は、個人的には一押しの商品です。

ライチの香りがほんのりする8年間熟成されたお茶を、見事にブレンドしてあり、今までに食べたことのない爽やかで、かつ複雑な香りと味を堪能できます。ホームページより購入可。
www.fossachocolate.com

Kad Kokoa「70% Dark Chiangmai Single Origin」

チェンマイのメーテーンにある標高の高いコーヒー農園で栽培されている、有機カカオを使用した珍しいダークチョコレート。他にもナーン、チュンポーン、チャンタブリーなどタイの様々な地域から収穫したタイ産カカオを使ったシングルオリジンのチョコレートが豊富に揃っているので、好みの味を見つけてみて下さい。ホームページより購入可。
www.kadkokoa.co

Marou

ラムドン省、バリア =ブンタウ省、ダクラク省、ドンナイ省など、ベトナムのさまざまな地域から収穫したカカオを使用したシングルオリジンチョコレートが勢ぞろいしています。

他にはない独自のアロマがあり、好き嫌いの好みが分かれると思いますが、珍しいと思ったのでここでも紹介することにしました。日本ではカカオストアで扱っているので、興味のある方は試してみてください。

カカオストア
東京都渋谷区富ヶ谷1-6-8
「Bean to Bar」をコンセプトにしたチョコレート専門店&カフェ
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文・写真/ブライデン陽子


ブライデン陽子/料理研究家
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ブライデン陽子/料理研究家
料理研究家。1991年に渡米。インテリアデザイナーとして数々のスペースを手がけた後、Yoko Design Kitchen を立ち上げる。ハーバード大学でリサーチアシスタントを務める他、 料理教室、レシピ開発など幅広い分野で活動。世界中を旅して得たルールに拘束されない自由な発想とスタイリッシュな料理が人気。
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