ヨーロッパ最大の洞窟温泉って!? 別世界の神秘に触れながらデトックス

温泉大国イタリアは、テルメ(温泉)だってバラエティ豊か。鍾乳洞内全体が天然スチームサウナとなったスパリゾート「Grotta Giusti(グロッタ・ジュスティ)」は、トスカーナの中程のモンスンマーノ・テルメにあります。
前回お伝えした飲泉で有名なモンテカティーニ・テルメから車で10分ほどのところ。蒸気が満ちた洞窟内はうす暗く迷路のようになっていて、神秘的な光景もファンタスティック! 天然スチームのパワーで癒やしと治療が叶う洞窟温泉で、日常を忘れてゆっくりリトリートしてみませんか?

ホテルも兼ねた荘厳なヴィラで癒やし体験

癒やしや治療目的で訪れる人が絶えない「グロッタ・ジュスティ」。
もともとは詩人ジョゼッペ・ジュスティの別荘だったとか。1849年に温泉の洞窟が発見され、その蒸気に治癒力があることを突き止めたジュスティ家はスパリトリートに改装。1880年にロイヤルホテルが建設され、アップグレードを繰り返しながら今に至っています。グロッタ・ジュスティを囲む緑豊かな庭園は散歩にも最適。

鍾乳洞内はまるで迷路のよう

ヴィラからつながる通路を下りていくと、鍾乳洞内へ。天然の地熱とミネラルミストで湿度は100%、気温は常に28~34℃に保たれ、その気温によって天国、地獄、煉獄と呼ばれるエリアに分かれています。
200mに広がる洞窟内部には迷路がいくつかあり、好みの場所で休憩できます。各所に横になれる椅子が設置され、人がいないのかと思うほど静か。横になっていると徐々に汗が流れ、50分後には全身びっしょり。

洞窟浴を堪能した後は、アトリウムのような自然光の入る緑豊かな空間でリラックス。適温、適湿に保たれた空間はまるでパラダイス! 汗が引いていくとともに疲労物質が排出され、体が整えられたよう。これも温泉効果を最大限に引き出すためのルーティンかも!?

屋外温水プールは開放的で爽快

グロッタ・ジュスティは洞窟サウナだけでなく、入浴も楽しめるのが魅力。広く開放的な屋外温水プールは34℃という心地いい温度に保たれ、40のハイドロマッサージが設置。バブルジェットでマッサージしたり、のんびり泳いだりと、好きなところで自由に浸かっていることができます。温度が低いので長く入っていられるのもイタリアのテルメの魅力かもしれません。

*ホテル宿泊もできますが、日帰りも可能。日帰り営業時間は9:00~19:00(日曜は10:00~)、10月23日からプールは毎週水曜日10:00~15:00、1月28日~2月27日までプールは火曜、水曜、木曜休み。詳しくは施設のHPにて。

日帰りには、バスロブ、バスタオル、スリッパなどグロッタ・ジュスティの専用キットが提供されるデイスパパッケージ予約がおすすめ。

本格トスカーナ料理も満喫できる

プールサイドラウンジをはじめ、テラスレストラン、ティールーム、バー、本格的なトスカーナ料理をいただけるレストランも完備。「La Veranda Restaurant」ではメニューから好きなものをチョイスして、アンティパスト、プリモ、セコンド、ドルチェと、コースで堪能できます。

写真・文/和多亜希

和多亜希/フリーライター
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和多亜希/フリーライター
神戸在住のフリーライター。出版社勤務の経験を生かし、衣・食・住はじめ、美容や旅など全方位的にアンテナを張り、関西の旬の情報をキャッチ。特にスイーツネタが得意。
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