「資産運用すべき」と聞いて焦っている人はご注意を~大人のためのマネー指南

毎月ひとりずつ、読者の皆さんにお財布の中身や家計簿を公開していただくGINGERの人気連載「MONEY事情」。取材をするなかでよく読者の皆さんから挙がる疑問のひとつに「投資をしたほうがいいとは聞くけど、本当?」ということ。ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、聞いてみました。(編集部)

「今どき資産運用は当たり前」・・・本当にそう?

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「貯めるだけでなく、積極的に投資すべき」と言う人はよくいます。確かに過去10年間は、歴史的にもないほどの上げ相場、すなわち投資をすればみんなが儲かると言ってもいい相場でした。普通預金に預けておけば低金利なのでほとんどお金は増えませんが、資産運用をすることによって、お金を倍増するチャンスがありました。そのために、「何もしないと儲け損」と言われるようになったのです。

だからといって、今から安易に資産運用を考えるべきではありません。実は昨年末から、マーケットの潮目が完全に変わったのです。今までは素人でも株を持ってホールドすれば上昇相場に乗って儲けを出すことができる相場だったのですが、現在は下落のリスクが潜んでいる危険な相場。昨年は投資のプロでも損失を出す相場でした。そんな相場で素人が資産運用を始めたら、火傷をすることは目に見えています。

個人投資家には、相場が不透明なときは資産運用をお休みをするという選択肢を取ることができるメリットがあります。くれぐれも、みんながやっているから乗り遅れたくないと追随して、よくわからないままに始めるということは控えた方がよいでしょう。


花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
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花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)。公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCrYwNKYMyOOfPTKF5RxO65Q も参考に!
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