固定費って?今だからこそ見直しておきたい、最大の節約ポイント

毎月ひとりずつ、読者の皆さんにお財布の中身や家計簿を公開していただくGINGERの人気連載「MONEY事情」。取材をしていると、「生活レベルをなるべく落とさずに節約する方法はありますか?」という声が多く聞こえてきます。

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの花輪陽子先生に、今だからこそ知っておきたい「固定費の削減方法」について教えていただきました。

最大の節約ポイント!固定費を見直してみよう

「生活レベルをなるべく落とさずに節約がしたい」——そんな人は、固定費の見直しから始めることをおすすめします。

固定費とは、毎月固定で決まってかかる費用のことです。なかでも金額の大きい「自動車費用」「保険料」「住居費」「教育費」を私は4大固定費と呼んでいます。
自動車、教育費はかかっていないという人は一部固定費部分の「通信費」「光熱水費」を見直してみましょう。これらをいかに抑えられるかが、節約=貯蓄作りの最大のポイントになります。

まず削減すべき固定費は・・・

4大固定費のなかでも見直しやすいのは保険料です。住居費は不動産を買ってローンを組んだ後に大きく変動させることは難しいからです(住宅ローンの借り換えなど一部の見直しは可能)。賃貸の場合も引越しをするとなるとかかるコストもあります。
また、教育費も個人の考え方もあるでしょうし、進路を大きく変えるのは難しいでしょう。
以上の理由から、4大固定費のなかでもすぐに削りやすい保険料の見直し方を考えていきたいと思います。

毎月の保険料もとても大きな支出になります。総務省の家計調査2016年度によると、1ヵ月の保険料の全国平均は¥24,038です(2人以上の世帯のうち勤労者世帯)。
老後、病気、世帯主の万一など、生きていると常に不安がつきまといます。そのためにいろいろな保険に加入している人が多いのです。
もちろんさまざまなリスクに備えることができれば良いですが、すべて契約してしまうと保険料が非常に高くなってしまいます。

保険はあくまでも契約ですから、契約をした条件にぴったり当てはまらないと、残念ながらお金を受け取ることができないといったケースも出てきます。幸運にも何もなかった場合には、保険料だけを支払うことになりかねません。
保険は必要な分をダイレクトで購入すると安くなります。そのため、保険に加入するなら“自分で中身が理解でき、シンプルかつ保険料が十分に安価なもの”が最適です。

保険をリストラする方法は至ってシンプルです。

保障を絞る
安価な商品を選ぶ

というたった2つのルールさえおさえておけば、生命保険、医療保険、自動車保険などの損害保険を考える際に、当てはめることが可能です。
医療保険なども特約をたくさんつけると高くなりますので、コストと天秤にかけましょう。ネットなどのダイレクト型に見直しをすることによって、保険料も安くなることが多いです。
この法則に当てはめて、生命保険、火災保険なども必要な保障に絞り、通販や共済など安価な商品を選ぶと保険料を抑える効果があります。



そのほかにも、通信費は格安SIMを利用したり、光熱水費は自由化による業者の見直しによって削減させることも可能です。

保険料などの大きな固定費を見直し、固定費は手取りの50%以内に留めることによって、生活費や貯金にかなりお金をまわすことができるようになります。


花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
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花輪陽子/ファイナンシャルプランナー
外資系投資銀行に勤務後、ファイナンシャルプランナーとして独立。テレビや、Web、雑誌など多方面で活躍中。近著に『お金持ちになる女はどっち?』(PHP刊)。公式ブログはhttp://yokohanawa.com/blog/ YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCrYwNKYMyOOfPTKF5RxO65Q も参考に!
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