「選ぶ力がある女」がモテる理由とは? スタイリスト青木貴子がナビ

いい女になりたいという気持ちを誰もが強く抱いているけれど、具体的にはどうしたらいい? 恋も仕事もおしゃれも、自分にフィットするスタイルを模索中のアラサー世代。
素敵な先輩女性の声に耳を傾けて、“これから” の自分について考えてみませんか?
女性ファッション誌や広告で活躍する傍ら、エッセイストや料理家としても知られる青木貴子さん。「大人のいい女に必要なこと」をテーマに、青木さんが考える“魅力的な女になるためのヒント”を書いていただきます。  

必読の隔週連載、今回は“積極的に選ぶことができる女性”について。よかれと思って相手に合わせる行動は、あなたの選択力を鈍くしているかもしれません。自発的に選ぶことを身に付け、選ばれる女を目指しましょう

しあわせをたぐり寄せる“選ぶひと”になろう

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「何食べる?」「なんでもいい」「どっちの映画見る?」「どっちでもいい」。何気なく言ってしまう相手に選択をゆだねる言葉。この発言が、あなたをしあわせから遠ざけているとしたら…!?怖くはないですか?でもその可能性を十二分に秘めているんです!

相手を尊重しているようで、じつはラクをしている…!?

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何かを決めるときに何回かに一回は「どっちでもいい」とか「任せるよ」なんて、選択権を相手にゆだねてしまうことってありますよね?こんな会話はごはんを食べにいったとき、メニューを選ぶ際にたいてい繰り広げられています(笑)。
「好きな方を選んで」なんて、相手の意見を尊重しているつつましいふりをして(本人は心からそう思っているかもしれませんが)、じつは考えることを放棄してラクをしているだけのことも結構あるのではないでしょうか。優柔不断と言われる人は8割くらいの物事を自分で選ばずにいたりします。選ぶってとっても能動的な行為で、考えなきゃいけないし、ときにより責任も生じたりするので、まぁゆだねちゃったほうが簡単ではあります。でもとっても恐ろしいことになんと!“選ばない”という行為を繰り返していると“選べない”ひとになってしまうらしいんです!!

選ばないと選べなくなる!?脳の習性、そのコワさ

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実はこれ、脳の習性によるもの。脳には『安定志向』というクセがあるのです。これは、いつも同じが安全で安心と捉える考え。いつもとは違うことを、大げさだけど生命の危機の始まり!とすら感じるようにできているらしく、いつも“選ばない”という選択をしていると(選ばないことを選んでるって、なんか可笑しいけど)、それが脳にとってのいつもの=安心な状態になってしまうというわけ。大きな変化を嫌う習性から、“選ぶ”という行為をしない選択を脳が勝手に始めちゃうんです。これが習慣化して、記憶を司る海馬というところで長期記憶として認知されると、立派な(どんなだ、笑)選べない人の完成!!と相成ってしまうのです!

“選ばない”と“選べない”は全然違います。もし無意識に“選べない”ひとになってしまっていたら、嫌じゃないですか?“選べない”って主体性がなくて、利発そうじゃなくて、消極的に見えて…つまり魅力的じゃないってこと。ついつい言ってしまいがちな「どっちでもいい」が、そんな結果を招く可能性を多々持っているんです。これは意識して断固として「どっちでもいい」発言を徹底回避すべき!です。

望んだ未来を手に入れる簡単、かつ確実な方法は“選ぶ”こと!

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なぜ主体的に“選べる”力が大切で必要かというと、人生は選ぶことの連続で出来上がっているから。毎日、たくさんの選択で未来が変わっていくからです。

たとえば運命の出会いの扉がふたつあります。右に行くのか左に行くか。選んだ方に運命の出会いがあったとします。積極的に選んだ結果だとしたら喜びは倍増するし、たとえそれがそのときになかったとしても自分で選んだから、と納得が出来ます。運命の扉を目の当たりにして、どっちでもいいわってひとはなかなかいないでしょうが、選びクセがついていないひとは、相当悩むと思うんです。悩んで悩んで選んだ先に運命のひとがいなかったらショックも大きいでしょう。常日頃から瞬時に選ぶクセを付けていないと、選ぶ勘って鈍っていくものなのです。

積極的に選ぶことを続けていくと、能動的でポジティブな魅力が備わってきます。それは人を惹きつける原動力。そんなところには素敵な話がやってくる確率も高くなるし、ラッキーも増えて行きます。つまり“選ぶ”ひとは“選ばれる”ひとになるんです。
だれでも意識していれば出来る、選ぶという行動。流されない、ラクしないを心がけ、自ら積極的に“選ぶ”ことで、しあわせをたぐり寄せちゃいましょう!!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。ファッションに関するインスタグラム(@takako_aoki_stylist)を開始。ぜひフォローを!
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