初詣デートまでに押さえておきたい、神社の正しい参拝マナーとは?

2017年。新年に初詣に行く方も多いのではないでしょうか。初詣に行くときには、気をつけておかなくてはならない重要事項があるんです! それは神社かお寺のどちらに参拝するのか。実はこのふたつの参拝のマナーが違うのはご存知ですか? 知らないと恥をかくだけでなく、運気が上がらないことも。そこで、日本古来の新道に所属する“神社”の参拝方法をおさらいしましょう。

参拝の基本:鳥居をくぐる前から始まってます


①鳥居の中央を避け、左右どちらかの前で会釈(一揖(いちゆう)という)をし、気を引き締めて境内に入る。参道の真ん中(正中という)は神様が歩くところとされているので、鳥居をくぐったら端を歩く。
②手水舎に行き、心身を清める禊(みそぎ)をする。


参拝方法①:厳かな気持ちをもって拝殿へと進みます


③参道を通って神前に進む。正中を歩かないように注意。
④拝殿の前についたらまず会釈し、鈴があれば鈴緒を引いて鳴らす。次にさい銭を納める。これにはお祓(はら)いの意味もある。

<知っておこう> 拝殿の中央にはできるだけ立たないようにする。さい銭を入れるときは、いつも見守っていただいていることに感謝しつつ、静かに入れる。


参拝方法②:礼と拍手で神々に敬意を表しましょう


⑤二拝二拍手一拝の作法で拝礼する。
● 二拝 ・背中を平らにするように腰を90度に曲げて礼をし、2回頭を下げる。手はひざ頭あたりまで下げる。
●二拍手 胸の前で両手を合わせたら、少し右手を引いてずらし、両手を肩幅くらいに開いて2回拍手を打つ。その後、胸の前で両手を合わせ、日ごろの暮らしに対する感謝の祈りをする。神社拝詞を唱えてもよい。
● 一拝 もう一度90度の礼をする。

<注意> 神社によっては作法が異なる場合がある。 たとえば、出雲大社では二拝四拍手一拝する。


ここが肝心! 参拝は最後まで礼を尽くす

⑥神前から3歩ほど下がったら、会釈をして拝殿を後にする。帰るときも参道の端を歩く。
⑦鳥居を出たところで、本殿に向かって軽く会釈をする。

茂木貞純
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茂木貞純
国学院大学神道文化学部教授。専門は神道祭祀学、戦後神道史。著書に『日本語と神道』(講談社)、『「新日本建設に関する詔書」考』(『国学院雑誌』107巻)などがある。古宮神社(埼玉県熊谷市)宮司。
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