間もなくクリスマス5週間前! 今こそ映画『ラブ・アクチュアリー』を観よう!

次の週末を越えると、クリスマスまで5週間に迫ります。クリスマス映画の代表作のひとつに「クリスマス5週間前」から始まる映画があります。その映画の名は『ラブ・アクチュアリー』。今回はその魅力をお届けします。 

『ラブ・アクチュアリー』の作品概要

ロンドンを舞台に総勢19人の主要キャストが繰り広げる群像ラブストーリーです。

秘書への恋心に悩む英国首相、愛する妻と子供がいるにもかかわらず部下に誘惑される会社社長、恋に臆病なOLなどのさまざまな訳あり恋模様を綴り、予期せぬ繋(つな)がりなどもありながらクリスマス5週間前からクリスマス当日へと続くドラマが繰り広げられていきます。

クリスマスのワクワク感を最高潮にしてくれる

映画の記事である以上、魅力を下記にまとめますが、「いいから観て!」とただ全力でおすすめしたくなる、魅力に溢れた作品です。

特定の主人公がおらず、複数の物語が同時に進む映画で、 クリスマスの5週間前から物語は始まります。

ラブストーリーながらラブコメディー的に笑えるシーンも多くあり、ドキドキさせられながらも一方でひとつひとつのエピソードに切ない気持ちにも。それでありながら最終的にはとても幸せな気持ちになる映画です。

イギリスの名優たち(日本映画で例えるなら全員主役級!)がこぞって出演しているという意味で、演技もまた見どころです。

オープニングで確信する映画を包む“優しさ”

仕事柄、人からよく「どのシーンが一番おすすめ?」と聞かれます。今回の『ラブ・アクチュアリー』では、ずばり、オープニングです。

映像は観てのお楽しみですが、以下のナレーションで映画はスタートします。

「人は言う。

現代は憎しみと欲だけだと。

実際そうだろうか?

父と子、

母と子、

夫と妻、

恋人同士、

懐かしい友人・・・

9月11日の犠牲者がかけた最後の電話も憎しみや復讐ではなく 愛のメッセージだった。

見回すと、実際のところ この世には愛が満ち溢れている」

制作陣の“優しさ”を全力で感じるオープニング。映画を観るとよりそれを感じ、二度目の鑑賞ではオープニングから思わずウルッときてしまいました。

子供の恋愛には思わず涙!

さまざまな恋愛模様のなかで、個人的に群を抜いて心を揺さぶられたのは小学生の男の子の片想い。

ある女の子を好きになって、その子を振り向かせるために一心不乱にドラムを練習します。心の底から「頑張れ!」と思うと同時に、損得なしで全力を出し何かに打ち込んでいた子供の頃を思い出して「大人も頑張らないとな」と心を奮い立たせてもくれます!(恋愛に限らず!)

この恋愛模様には空港を舞台にした超感動シーンが待ち受けていますので、最後の最後までお見逃しなくです!

ラブストーリーであり、ラブコメディーである本作ですが、俯瞰して見ると“人と人との繋がりの素敵さ”を描いている作品でもあります。

クリスマスはイルミネーションも綺麗で、素敵な時季ではありますが、日本では恋人有無で幸せの大小が測られることも多い気がします。

しかし幸せの定義は人それぞれで、笑顔になれる定義も人それぞれ。家族や友人、同僚とさまざまな人との繋がりにさまざまな幸せが内在していることをこの映画を通して再認識できるはずです。

『ラブ・アクチュアリー』はDVD発売中。是非みなさまご覧になってみてください。

文/柳下修平

柳下修平/映画メディア編集長
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柳下修平/映画メディア編集長
映画メディア"シネマズby松竹"編集長、映画ブログ"Cinema A La Carte"運営。映画の楽しさ、面白さを発信することを主眼としてポジティブな言葉で新旧映画の情報を発信。1986年生まれ B型。
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