行列店の味!? 化学反応+メレンゲで絶対に成功する、アメリカ風ふわふわパンケーキレシピ

日本にすっかり定着したNYの「クリントン・ストリート・ベイキング・カンパニー」や、ハワイの「エッグスン・シングス」のようなアメリカ風のパンケーキ。その魅了は、ふわふわしているけど、日本のパンケーキに比べたら少しずっしり食べ応えがあるところでしょう。
伝統的なパンケーキレシピは山ほどありますが、今日は我が家で20年以上も作り続けている、美味しいと保証付きのレシピと、作り方のコツを一気に公開します。レシピ同様に大事なのは焼き方。作っているうちに段々コツが掴めてくるはずですので、この機会にぜひマスターしてみてください!

ヨーグルトの酸と重曹の化学反応でフワフワに

食感のカギを握る食材は「ヨーグルト」。そして、あのふわふわ感を生み出すために必要となるのが「重曹」と「べーキングパウダー」です。
酸が加わらないと膨らます効果がない重曹に、酸を加えて使いやすくしたものが「ベーキングパウダー」。水や牛乳だけでも膨らむので、とても便利です。
でも、ヨーグルトを加える場合は、重曹も合わせて使いましょう。ヨーグルトに含まれている酸と反応して膨らむと同時に、グルテンを分解するので、キメの細かいふわふわのパンケーキが出来上がります。
ベーキングパウダーだけでも膨らみますが、キメが荒く酸味が残ったパンケーキに。さらに、重曹は必要以上に加えると苦味が出るので、重曹だけでも役不足。そんな理由から、アメリカのヨーグルトやバターミルクパンケーキのレシピには、重曹とベーキングパウダーの両方が使われているのです。このふたつの程よいバランスが、パンケーキを美味しく作る大きなコツになります。

さらにメレンゲプラス

化学反応でふんわり美味しいパンケーキが出来上がるのですが、さらにそのふんわり感を安定させるために、ちょっと面倒でも卵白を泡立ててから加えましょう。卵白はしっかりツノが立つまで、泡立てて。ふんわりしっとり、でもしっかりの大満足のパンケーキが完成します!

レシピと美味しい焼き方のコツ

材料:中力粉250g(薄力粉と強力粉を半々にして代用)、ベーキングパウダー小さじ2、重曹小さじ1、塩小さじ1/2、砂糖大さじ2、冷ました溶かしバター大さじ2、ヨーグルト360ml、牛乳120ml、バニラエッセンス小さじ1/2、卵3個

作り方:
1. 中力粉から砂糖までをボウルに入れ、泡立て器でさっと混ぜる。
2. 別のボウルに溶かしバター、ヨーグルト、牛乳、バニラエッセンス、卵黄を泡立て器で混ぜ合わせる。別のボウルに卵白にツノがたつまで泡立てる。
3. 1と卵黄液をザックリと、粉が見えなくなる程度に混ぜる。混ぜすぎるとグルテンが出て、膨らまずかたくなるので注意する。
4. ここにメレンゲを泡が消えないようにザックリ混ぜる(完全に混ざってなくても良い)。混ぜたら生地が反応して膨らんでくるので、すぐに焼き始める(時間が経つと膨らまず、美味しくない)。
5. 底が厚めのフライパンを中火にかけ、バターかサラダ油(分量外)を熱し馴染んだら、1枚につき大さじ4を目安に生地を流し入れる。
表面にプツプツと穴が見えてきたら、裏返し(必要なら温度を少し下げ)中まで火を通す。
6.皿に盛り、好みでバターを乗せ、メープルシロップをかける。

写真・文/ブライデン陽子