【おうち時間に読みたい!】読むと元気が出る、編集部員レコメンドBOOK5選

ゴールデンウィークもステイホームが続くなか、皆さんはどう過ごされていますか?  まだしばらくは自宅で過ごす時間が多い日々が続きそうです。家にいるのも飽きてしまった方もいるかと思いますが、そんなおうち時間の夜や週末に、ぜひ本を手にとってもらいたい! GINGER編集部員がおすすめする、心に活力が出る本をご紹介します!

何度も読み返している、運命を感じた一冊

 『うれしい悲鳴をあげてくれ』 いしわたり淳治 著 (ちくま文庫)

作詞家・音楽プロデューサーとして活躍されているいしわたり淳治さんの、短編小説とショートエッセイが混ざった作品。度々読み返しているので、ボロボロになっていてお恥ずかしいですが・・・。

書店でなに気なく手に取った一冊でしたが、いしわたりさんの愛のある言葉のチョイスに、読むと心がほっこりほぐれますよ。おすすめは「待ち合わせ」というお話です。

ちなみに、この本を買ってから数年後に「関ジャム 完全燃SHOW」という関ジャニ∞さんの番組の「売れっ子プロデューサーが選ぶヒット曲」という企画に出演されていた方のなかで、「この人、いいこと言うなぁ」と思って観ていたら、なんといしわたり淳治さんだったのです!(本の著者近影とかなり雰囲気が変わっていたので最初全然気が付かなくて・・・)なんだか運命を感じて、ますますこの本が好きになりました。(編集部 NISHIMURA)

kemioへの“好き”がこぼれ落ちる!気分ブチあげみざわ~

『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』 kemio 著 (KADOKAWA)  

「地球上のみなさんコンニチワ! k・e・m・i・o、ケミオで~す!」の挨拶でおなじみの動画クリエイターkemioさん。コロナで不安な日々が続くなか、明るい企画(6人間連続インスタライブ)や動画(コスプレ、モーニングルーティーン、セルフヘアカラー・・・etc)で楽しませてくれています。

本当に、どこからそんなパワーが湧いてくるんだろう・・・。その秘密が書かれているのが、約1年前に発売された初の著書が『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』。どんな子どもだったの? 友達はやっぱりたくさんいる? 恋愛観は? 将来の目標は・・・? 動画ではあまり語られていない部分が、本ではしっかり語られてます。また、文章がず―――っと口語で書かれていて、本人がしゃべっているところを想像しながら読むとより面白いです。早口だから、文字多めだけどスラスラ読めますよ(笑)。

GW中は、ほかにも好きなユーチューバーさんたちの本が続々届くので、そちらも楽しみです。あげみざわ~。(編集部 KAWAMURA)

目の前の小さな幸せがぽんっと優しく背中を押す

『〈あの絵〉のまえで』 原田マハ 著 (幻冬舎)

先の見えない状況が続き、気分が沈んだり、不安が募る日々。いまの自分と向き合い、将来を考えるようになったという人も多いのではないでしょうか。

この本は全6篇から成る短編集。物語ごとに、ひとつの名画が紹介されます。

各物語の主人公もまた、さまざまな問題を抱えながら絵画を前に自問自答を繰り返します。そうしてその先に、自分なりの答えを見出していきます。

ふと立ち止まることで気づく、本当に大切なこと。日常の中に転がる小さな幸せが優しく背中を押してくれます。

ゴッホ、ピエソ、セザンヌ、クリムト、東山魁夷、モネ――。
もし知らない作品があっても、一度その絵を想像してみてください。本書に登場する名画はどれも国内の美術館に所蔵されるもの。この状況が落ち着いて、絵に会いに行く日が楽しみになりますよ。(編集部 SHIMOGATA)

『M 愛すべき人がいて』ドラマと原作、それぞれの面白さ

『M 愛すべき人がいて』 小松成美 著 (幻冬舎)

‘90年代の音楽業界を描いた『M 愛すべき人がいて』。現在、連続ドラマがスタートしていて、放送のたびに話題になっていますよね。GINGERファミリーでもある田中みな実さんの演技からも目が離せません(笑)。

ところで、映画やドラマに原作がある場合、あなたはどちらを先に選びますか? もちろん作品にもよりますが、それぞれの見どころ、楽しみ方、メッセージがある・・・というのが私の持論です。

例えば『M 愛すべき人がいて』の場合。どちらも「浜崎あゆみ」という時代の歌姫の誕生と、その裏側に秘められた愛と別れの物語であるのは間違いありません。本書のほうは詞も多く登場しているので、胸が締め付けられるようなノスタルジー半分、初めて知る曲の背景への驚きが半分。今まで経験したことのないような不思議な感覚で読み進めることができます。たぶん歌詞の向こう側に、読者それぞれの想い出がよみがえるのではないでしょうか。これはドラマでは味わえない醍醐味かもしれません。逆に映像だと、当時の懐かしいファッションやガラケーでのやり取りの様子が、ストーリーを盛り上げていますよね。

小説とドラマはまったく違った描かれ方になっているし、作品から得る印象も変わってくるのは確実。そのどちらも楽しんでいただくのが私のおすすめです!(編集部 HAYASHI)

「平凡な人生」の日常をもっと楽しむコツ

岩井勇気著『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)

当たり前の生活のなかにある、どうでもいい日常を書いたお笑い芸人ハライチの岩井さんのエッセイ。まるで深夜ラジオを聴いているようなクスッと笑えるエピソードが詰まっています。

私はお笑いが好きで、ブラマヨの吉田さんやオードリーの若林さん、南キャンの山里さんが書いた本を読んだりもしたのですが、やはり好きな芸人さんの書いた本は面白い! 文章の構成も上手で、起承転結がきれいに整えられているから読みやすく、読書が苦手な方でもおすすめできます。

1話完結型のエッセイ集で、「雑草が鬱陶しい話」「段ボールの処理に困った話」「棚を作れない話」と本当にありふれたエピソード。コロナ禍で当たり前の日常を送ることができない今、この本のように解釈や視点を変えて日常を見てみる。事件の起きない平凡な日々がどんなに楽しいかを改めて感じられる一冊です。タイトルの意味合いがわかる後書きも必読です(笑)。(編集部 MATSUMOTO)

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