美肌の湯に、薬草ティー&ランチ・・・いま女子旅するならココへ!〈後編〉

国内の定番スポットには行き尽くした旅好き女子に今おすすめしたいのが、岐阜県・飛騨地方へのリフレッシュ女子旅。雄大な自然に囲まれた飛騨地方には、キレイになれる上質な温泉や、発酵食品や薬草など健康食材の数々、感性を刺激される伝統文化や工芸品など、女性にうれしいポイントが盛りだくさんなのです。

前回から引き続き、GINGER読者モデルの山岡葵さん(30歳/看護師)、梶谷友里さん(27歳/事務)のふたりが実際に体験した飛騨女子旅をレポートします!

⇒〈前編〉はこちら

撮影/内山めぐみ

知る人ぞ知る秘湯へ!

高山市から下呂市中心部への移動は電車かバスで。途中、時間があれば立ち寄りたいのが、北下呂に位置する全国でも珍しい炭酸泉の秘湯・湯屋温泉

まずは「日本一マズイ水」というウワサの真相を探るべく、飲泉場へ。・・・と、これは確かにマズイ!!

でもこの炭酸泉、昔から「胃薬よりも効く」と言われてきたほど、胃腸にいい効果があるのだとか。地元の人は、この水でお粥や湯豆腐を作ったり、カルピスや焼酎で割って楽しんでいるようです。

飲泉場のすぐそばにある温泉旅館「泉岳舘」にて、実際に炭酸泉を体験。よく見ると、お湯のなかにふつふつと小さな気泡が見えます。

温度はぬるめ。ゆっくり浸かっていると、みるみる自分の血行がよくなるのを実感できます。全身ぽかぽか、お肌もしっとり。お湯から上がってしばらくしても、「まだぽかぽかが続いてる~」と山岡さん。

ザ・温泉街な下呂市街でのんびり

江戸の儒学者・林羅山が、有馬、草津と並ぶ日本三名泉のひとつとして称えた下呂温泉。昔ながらの温泉街の風情漂う街並みです。

女子旅で下呂に来たなら、必ず訪れたいのが「奥田又右衛門膏本舗」(おくだまたえもんこうほんぽ)。美濃和紙に生薬有効成分を染み込ませた伝統的な貼り薬「下呂膏」は、江戸時代の名接骨医にルーツがあり、東海地方ではドラッグストアなどでも取り扱われているほど親しまれているそう。貼り薬以外にも、リフレッシュとしてより気軽に使える「なごみしーと」や、入浴剤、化粧水などもラインナップ。

梶谷さんは「これは自分用、これは祖母へのプレゼント用・・・」とまとめ買い。(ちなみに美容ネタにうるさい取材班も、ここのアイテムはかなりお気に入り♪)

小腹が空いたら「下呂温泉合掌村」のなかにある茶房「萬古庵」へ。実はここでは、こんにゃくやトマト、豆腐などを使ったヘルシーあんみつをいただけるんです。可愛らしい見た目にテンションUP。食べてみると「たしかにこんにゃく? でもこんなに美味しいなんて!」とびっくり。これぞまさにギルトフリーな逸品でした。

夕食は割烹「美松」で、地元の食材を使った和食の創作料理をいただきます。飛騨に来たら必ず食べておきたい飛騨牛のすき焼きや、カニ味噌たっぷりの茶碗蒸し、山菜のてんぷらなど、ボリュームたっぷりのフルコース!

ここまですべての食事を、次々と完食してきたふたりも、かなりの満腹に。「もう限界~」と、心ゆくまで美味しいお料理とお酒を味わいました。

宿泊したのは下呂を代表する老舗旅館「水明館」。風格のある館内を浴衣で歩けば、温泉旅館ならではのくつろいだ気分に。

館内には3つの浴場があるので、夜も、朝も、心ゆくまで温泉を楽しむことができます。下呂の泉質は通称「美肌の湯」。ほんのりとろみのあるお湯に浸かっていると、お肌がふっくら、すべすべに。身も心もほぐれたふたりはこの夜、ぐっすりと熟睡したのでした・・・。

ちなみに冬の下呂温泉(今年は1月5日~3月30日)では、毎週土曜日の夜に『「花火物語」~花火の歳時記~』を開催。夜空を彩るたくさんの花火が、旅の一夜に華を添えてくれます。

伝統が息づく街、飛騨古川へ

最終日は再び高山方面へと戻り、飛騨古川へ。白壁の土蔵や古い民家が並ぶ、美しい街並みが魅力です。近年は映画『君の名は。』の舞台として、国内外からファンが聖地巡礼に訪れるそう。とはいえ高山に比べると観光客は少ないため、静かに散策したい大人女子旅や、カップルでの旅行にもおすすめなスポットです。

まずふたりが立ち寄ったのは、飛騨古川駅から少し離れた山奥の古民家で陶磁器やガラス細工、木工品など、民芸の生活道具を販売している「やわい屋」

決してアクセスがいいとは言えない立地にもかかわらず、オーナー夫妻のセレクトのセンスに魅せられたお客さんが、県内外から訪れているそう。
ひとつひとつ丁寧に作られた、どこか温かみのある道具たちは、自分へのお土産にぴったりです。

飛騨古川へ到着すると、この日はちょうど年に一度の「蓬莱 蔵まつり」が開催中。酒蔵で、思う存分日本酒の試飲ができたり、酒かすを使った料理が無料でふるまわれたり・・・地元の人に混じってちゃっかりエンジョイしました(笑)。

250年近く続く老舗の和ろうそく店「三嶋和ろうそく店」では、七代目という当主のろうそく作りを見学。伝統的な和ろうそくを初めて見て、「西洋ろうそくとこんなに違うんですね! 勉強になる」と山岡さん。

飛騨地方は、近隣の山々に250種類以上の薬草があると言われ、昔から薬草売りが行き来していた地域。料理旅館「蕪水亭」では、その薬草を生かした本格的な日本料理の薬草ランチをいただけます。

薬草にはミネラルが豊富に含まれていて、体のさまざまな不調を改善してくれる効果があるものの、本来は苦みやエグミがあり、食べづらいイメージも。「もっと身近に薬草を取り入れていただきたい」と語るご主人が、食べやすいよう工夫を重ねているそうです。

次々と出される料理に、ふたりとも「薬草とは思えない!」「本当に美味しい~」と感激のようす。

食後は引き続き蕪水亭で、薬草茶のワークショップを受講。ハーブティーマイスターの女将から、13種類の薬草について学び、今の自分の体調に合うようブレンドしていきます。

山岡さんのテーマは「疲労回復」。梶谷さんは「美肌」。できあがったお茶は、みんなで少しずつ交換しながら味見しました。不思議なことに、自分の体調に合わせて作っているからこそ、自分のお茶が一番美味しいと感じることが多いのだとか。

体の声を聞き、自然の力で癒やす。都会ではなかなか体験できない、贅沢なひとときを過ごすことができました。

白川郷、高山、下呂、飛騨古川と、4箇所を巡った飛騨女子旅もいよいよ帰路へ。飛騨古川駅から「特急ワイドビューひだ」に乗り、富山駅から再び北陸新幹線で東京へと戻りました。

電車内ではもちろん、ぐっすりと夢の中へ・・・。飛行機とはひと味違う、のんびりと電車に揺られる旅もいいものです。

思い出のシーンをピックアップ!

後日、山岡さんと梶谷さんのスマホから、思い出深い写真を1枚ずつセレクトしていただきました!

きれいな空気を吸い、体に優しい自然派な食事と温泉に癒やされ、すっかりリフレッシュできた3日間。体の内側からエネルギーが湧いてきて、「また明日からも頑張ろう」と思えるような、いい週末を過ごすことができました。

GWの予定がまだ決まっていない人はもちろん、都会を離れて気分転換したい人も。ぜひ「飛騨女子旅」を体感してみてはいかがでしょうか?

<問い合わせ先>
飛騨地域観光協議会 http://www.kanko-hida.jp/

⇒美しい景色とヘルシーグルメに癒される♡ いま女子旅するならココへ!〈前編〉はこちら

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