素敵な女性ほど、こだわっている持ち物は何でしょう?【大人のおしゃれ常識】

ファッションのみならず、食やインテリアまで、自身のこだわりに叶ったモノに囲まれた心地よい暮らしを楽しむ、スタイリスト青木貴子さんの連載「おしゃれを彩るモノ語り」。 青木さん自身のスタイルを構築している要素 = 身のまわりのモノたちについて、 お気に入りの理由、そのアイテムの魅力や背景、使い心地や着心地、 どんな時間をそのモノと共有してきたのか・・・など、大切なモノたちにまつわる物語を綴っていただきます。 


今回は、日々持ち歩く必需品ともいうべき、ハンカチーフにまつわるストーリーです。(編集部)  

ハンカチに気を遣えてますか?

ちっちゃな頃からみんな持たされていたハンカチとティッシュ。もっとも基本的な身だしなみグッズですよね。今回は毎日マストハブ‼︎なお気に入りのハンカチを公開!

意外と人前に出す機会も多く、かつ、お人柄やセンスの善し悪しの判断までされちゃいかねないハンカチ。実は気の抜けないアイテムなのです。

シワクチャはもちのろんNGだし、汚れてるのも無し無し! アイロン掛け、面倒ですけどね(笑)。

私のいちばんのお気に入りは白のイニシャル入りハンカチ。何か、好きなんです。イニシャル入りのハンカチって特別感がある。刺繍部分の飾り文字がエレガントで美しく見えるからなんだと思います。

あと白という色の持つ無垢な美しさ。その高尚な雰囲気からか、ふと取り出した時に持っているだけで身だしなみに気を遣ってる感が醸し出せます。これは白イニシャルハンカチの優れた効能(だからお気に入りってわけではないですけど、笑)!


お次のきれい色イニシャルハンカチもお気に入りです。この3枚は六本木ヒルズにあるハンカチ専門店「クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ」で刺繍オーダーをしたもの。
ここでは33種類ものフォントから文字を選べ、糸の配色も好きなように選べます。まず人とかぶることのない唯一無二のハンカチを作ることが出来るのです!なので愛着もひとしお。

ここでオーダーしたハンカチを贈り物にすることも多々あります。相手の顔を思い浮かべながら、ぴったりのハンカチを作り上げるのはとっても楽しい作業。そして送った相手がほぼ感動してくれる。その喜ぶ姿が見られるのもとってもとっても嬉しいものなのデス。

ここぞという時のために、スワトウのハンカチも数枚持っています。昨今職人さんが減ってしまい、貴重なアイテムになりつつあるようなのは残念な限り。ぜひとも伝承してこの美しいハンカチを残して行って欲しいものです。
見てるだけでうっとりしちゃう、大好きなハンカチ。繊細で美しい刺繍のスワトウは結婚式、パーティー、お呼ばれのお席などちよっと特別なときに使います。晴れの装いに合わせた晴れのハンカチ、です。

やっぱりおしゃれはトータル感が大切。普段のハンカチとは違ったものを持っておくのもたしなみのひとつと言えます。素敵女子の皆さん!一張羅ハンカチもぜひ、持ってて下さいませ。


シーンに合わせるという意味ではカラフルな柄物もあると良いかなぁと。私は柄物ハンカチは夏に使いたくなります。あ、あとは雨の日! 気分がアガルからかな、小さいアイテムですが効果があります。お化粧室に行くたびに楽しい気持ちになれますょ(笑)。

柄物ハンカチはくるくるっとバッグに巻いたり、ヘアアレンジに使ったりとアクセ代わりに使うことも出来ます。ブランドの可愛いハンカチはスカーフとかよりは手に入れやすい価格だから、ちょっとお得感あり。チェックしてみて下さい。


最後になんといってもハンカチで大事なのは清潔かつきれいであること。アイロン掛けが面倒ならタオル地のものやガーゼ風の生地を選べばノンアイロンでいけるし、むしろ吸収力もあってリアルには使いやすいです。

ハンカチも服と同じ、TPOに合わせて数種類使い分けるとエレガントに見える。そして何より、お気に入りのきれいなハンカチを使うと“自分ってちゃんとしてる感”を自分で味わえて勝手に気持ちが上がります(笑)。
素敵なハンカチを持つとわかります、小さい存在なんだけど、侮るなかれされどハンカチ!豊かな気持ちにしてくれる実は隠れパワフルアイテムなのです。

文/青木貴子
撮影/植一浩

青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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