気づけばベーシックカラーばかり・・・な人はこの色に注目!

知っているようで知らないファッション用語の意味を紐解きつつ、今手に入れたい関連アイテムをご紹介する連載「スタイリスト平田雅子と読み解くFASHION DICTIONARY」。 素材やデザインの特徴、ブランドの歴史、トレンドの流れ・・・一着の服に隠されたさまざまなバックグラウンドを知ることで、おしゃれはもっと楽しく、味わい深くなるはず。 平田さんのナビゲートのもと、今までよりもう一歩踏み込んで、ファッションについて学んでみませんか? 今回取り上げるキーワードは「ペールトーン」です。(編集部)

ペールトーンとは?

柔らかな雰囲気が持ち味のペールトーン。パステルカラーと同じようなイメージがありますが、「ペール(Pale)=淡い」「トーン(Tone)=明度と彩度」という意味なので「パステルカラー=画材のパステルに似た色」よりももっと白っぽく、くすんだ色を指すことが多いです。

優しいイメージで好感度が高いので、鮮やかすぎる色は避けたいお仕事シーンでも、さりげなく取り入れることができます。春夏では定番カラーといえますが、最近は秋冬でも登場しているところがポイント! こっくりとした濃色中心になりがちな時季に、あえてのペールトーンが新鮮です。

コーディネートする際は、ベージュやグレーなど、ニュアンスカラーとの組み合わせが◎。この秋ぜひトライしてみてくださいね。

ロング丈のニットワンピは、色物でもペールトーンだから強すぎずほどよい存在感。グレーのジャケットなどを合わせて、色面積を絞ってもよし。細めのベルトやロングネックレスとも好相性です。

ワンピース¥66,000/カレンテージ(ブランドニュース)

透け感がきれいなラベンダー色のワンピースは、夏の終わりから即活躍する一着。ウエストの絞り具合で、ゆったり着たり、メリハリをつけたりとシルエットの変化を楽しめます。

ワンピース¥24,000/オスカー(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)

顔周りをぱっと明るく見せてくれるペールトーンのジャケット。ゆったりとしたスタンドカラーなど、ディテールのデザインにひねりが効いています。ボタンやリブ部分がブラックとのバイカラーになっているので、ダークトーンのアイテムともすんなりコーディネートがまとまるはず。

ジャケット¥35,000/フィル ザ ビル(4K)

花柄のワンピースなどインパクトのある色・柄アイテムとも意外となじみやすいのがグリーンのニット。落ち着いたグリーンもペールトーンなら軽やか。1着持っておくと重宝するはずです。

カーディガン¥33,000/ELK(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)

難易度高めなイメージのあるカラーボトムスも、ペールトーンなら自然にクリア。シンプルなトップスに合わせるだけで、アカ抜けて見えるはず。青みのあるパープル寄りのカラーは、ピンクでもまったりせず洗練された印象。

パンツ¥12,800/ローラス(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム)

小物でもひとつペールトーンを持っておくと、色×色のコーディネートなどに活躍します。コーデュロイのほっこりとした素材感と、ペールトーンの組み合わせが好相性。

キャップ¥10,000/フィル ザ ビル(4K)

《問い合わせ先》
4K TEL: 03・5464・9321
ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL: 03・3401・5001
ブランドニュース TEL: 03・3797・3673

※プライスはすべて税抜です。

撮影/植一浩

平田雅子 / スタイリスト
ナビゲーター
平田雅子 / スタイリスト
スタイリスト宮澤敬子氏に師事後、2018年に独立。モードやストリートカジュアルをリアルに落とし込んだMIXスタイルが得意。ファッション誌やCM・広告などを舞台に幅広く活躍中。
このナビゲーターの記事を見る