グレンチェックとはどんな柄? 知っておきたい【ファッション用語解説】

知っているようで知らないファッション用語の意味を紐解きつつ、今手に入れたい関連アイテムをご紹介する連載「スタイリスト平田雅子と読み解くFASHION DICTIONARY」。 素材やデザインの特徴、ブランドの歴史、トレンドの流れ・・・一着の服に隠されたさまざまなバックグラウンドを知ることで、おしゃれはもっと楽しく、味わい深くなるはず。平田さんのナビゲートのもと、今までよりもう一歩踏み込んで、ファッションについて学んでみませんか? 今回取り上げるキーワードは「グレンチェック」です。(編集部)

#グレンチェック とは?

もはや秋冬の定番ともいえるチェック柄。今年はとくに豊作ですね! ひと口にチェックと言ってもさまざまな柄がありますが、特に大人っぽく使いやすいのがグレンチェック。よく聞くワードですが、いったいどんな柄を指してグレンチェックと呼ぶのか、皆さんはご存じでしょうか。

写真をよーく見てください。小さな千鳥格子柄がたくさん見えるのがおわかりいただけるでしょうか。そう、グレンチェックとは、千鳥格子柄とヘアライン(髪の毛のように細い線)の格子柄を組み合わせた柄のこと。英国の伝統的な柄のひとつであり、ウィンザー公が英国王子だった頃によく愛用していたために、プリンス・オブ・ウェールズ・チェックとも呼ばれることもあるそう。

「グレン」という言葉の由来としては、
①14世紀ごろ、スコットランドのアーカートという地の谷(グレン)で織られたところから。
②グレナカート家の柄、グレナカート・チェック(glenurquhart check)の略称。
というふたつの説があるようです。

個人的には、柄というよりは無地に近い感覚で使っていますが、さりげなくコーディネートに深みを出してくれる補佐役として重宝しています。シンプルにモノトーンで、クラシックな雰囲気に着こなすもよし、Tシャツやパーカーなどラフなアイテムと合わせてカジュアルに着崩すもよし・・・振り幅の広さが魅力です!

#グレンチェック のアイテムをチェック!

正統派なディテールと、くたっとした生地感の組み合わせが絶妙なトレンチコート。シルエットがきれいなので、ベーシックな1着として重宝するはず。

トレンチコート¥68,000/エストネーション

マニッシュなデザインがツボなこちらのチェスターコート。この時季はアウターしだいでコーデが決まるので、シルエットやポケットの位置など、全体のバランスに気を配って選ぶのが正解。

ウールコート¥89,000/ヴェニット(ハルミ ショールーム)

スポーティなシルエットに、クラシカルなグレンチェックという意外な組み合わせが面白い! しばらく前ならセットで着るのはハードルが高いイメージがありましたが、セットアップが定番になりつつある今、トライしてみたいアイテムです。着心地もリラクシーなので、旅のワードローブにもぴったり。

フーディ¥26,000、パンツ¥26,000/ともにジョン エリオット(RHC ロンハーマン)

ウエストにデザインされたサッシュベルトが可愛い♡ ハイウエストなデザインで、はくだけでスタイルアップできるので、コーデの主役として活躍させたいですね。

ベルトワイドパンツ¥45,000/ロキト(アルピニズム)

温かみのあるチェック柄も、すっきりとしたポインテッドトゥならモードな印象に。ヒールの配色もポイントです。

ブーティー¥30,000/マルコモンド

※プライスはすべて税抜です。

<問い合わせ先>
アルピニズム 03・6416・8845
エストネーション 03・5159・7800
ハルミ ショールーム 03・6433・5395
マルコモンド 03・6805・0812
RHC ロンハーマン 045・319・6700

平田雅子 / スタイリスト
ナビゲーター
平田雅子 / スタイリスト
スタイリスト宮澤敬子氏に師事後、2018年に独立。モードやストリートカジュアルをリアルに落とし込んだMIXスタイルが得意。ファッション誌やCM・広告などを舞台に幅広く活躍中。
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