「勇気ある女の魅力」とは? スタイリスト青木貴子がナビ

いい女になりたいという気持ちを誰もが強く抱いているけれど、具体的にはどうしたらいい? 恋も仕事もおしゃれも、自分にフィットするスタイルを模索中のアラサー世代。
素敵な先輩女性の声に耳を傾けて、“これから” の自分について考えてみませんか? 女性ファッション誌や広告で活躍する傍ら、エッセイストや料理家としても知られる青木貴子さん。
「大人のいい女に必要なこと」をテーマに、青木さんが考える“魅力的な女になるためのヒント”を書いていただきます 。

必読の隔週連載、今回は“勇気を出せる女性の魅力”について。勇気を出すチャンスを逃し、本来の魅力を発揮出来ずにいませんか?

「勇気のいることをしてみよう」

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勇気のいること。それはきっと普段していないことをすること。前髪をずっとキープしているひとにとって、額を出すのは勇気がいること。でもそれは横分けにしたり、おでこをいつも出しているひとにとっては何でもないこと。
ひとによっては勇気がいることは全く違うけれど、勇気を出さなきゃ出来ないことに挑戦すると、新しい魅力がぜったいに輝きだす!

あなたにとって勇気のいることって何でしょう?

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あなたにとって勇気のいることって? ちょっと書き出してみません? 時間があったら、いや時間があるときにぜひ(魅力的なひとになりたいんだったら=このフレーズ、毎回登場しそうな予感、笑)。

勇気が出せないことって、自分でフタをしている部分ですよね、きっと。勇気がない=避けたい=自信がない、という構図。たとえば脚が太いから短いスカートをはくのはイヤ。それって格好悪い。だから短いスカートをはくのは勇気がいる(から履かない)。その格好悪いの定義や基準って、どういうものなんでしょう? 実はその基準はあなただけが持っている思い込みではないでしょうか。第三者があなたの脚を見てそう思うかどうかは100%同じではないのです、ぜったいに。太めの脚に魅力を感じるひとだっているのです。でも一般的な基準から外れるととたんにアウトという思い込み。そういういらない価値観からはまず脱却しましょう。はっきりしないものに決められている基準なんて必要でしょうか?

挑戦する姿、それこそが人を惹きつける大きなファクター

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芸人の渡辺直美さん、私は大好きです。彼女はふくよかです。でもどんなに短いスカートをはいていても、レオタード姿でも格好いいと私は思うし、多くの人が彼女に好感を持っています。彼女の脚はモデルのように細くはありません。でも前途のような“脚が太いから出せない”などという思い込みやコンプレックスは持っていない(または意識していない)と思われます。弾けるような躍動的なボディはとっても魅力的に見えます。なぜ彼女はどんな格好をしていてもチャーミングに見えるのか? それは彼女が一般的に勇気がいると思い込まれているラインをいともやすやすと越え、挑戦してくるからだと思います。そのパワーこそが彼女を圧倒的に素敵に見せている最大の理由。
そして勇気がいるって思われているものやことをクリアーしちゃう姿って、やっぱり羨望の的になるものなのです。 

赤いリップや背中の開いた服、年末は勇気を見せつける好機!

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さて、今年も残すところあとわずか。年の瀬に向かって忘年会、そして週末はクリスマスとスペシャルイベントが目白押し。これは勇気を出して!っていう装いのしどころ&試し時が多々あるって状況。いい感じのウカレタ気分に乗じて、普段出来ないスタイルにぜひとも勇気を出してトライしてみましょう!!

ハードルの低いところでいくとメイク。いつも薄めのリップをしているひとは気恥ずかしい思いをするかもしれませんが、赤いリップひとつで相当違うイメージになれます。やっぱり赤いリップってどきっとさせる効果絶大。朱赤系はグラマラスな印象に、真紅系は妖艶な雰囲気を醸します。勇気はいるけど、いつもよりドレスアップした装いでなら悪目立ちせずこなせます。あとは背中がばっくり開いた服など、露出高めの服も年末の華やいだ時ならちょっとの勇気で着られそう。

勇気がいる装いをしているひとは華やかに見えるし、ついつい目で追っちゃいます。注目されるのもちょっといい気分ですが、なによりいつもと違った自分が楽しいと思えるはず。日常生活ではなかなか勇気を出せないあなた、この好機をお見逃しなく! 勇気を出しやすい体質(はっきり言って慣れも大事!)になって、来年は新たな魅力を身に着けましょう!

文/青木貴子


青木貴子/スタイリスト
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青木貴子/スタイリスト
ファッション誌、広告などで幅広く活躍する人気スタイリスト。著書『センスは「ある」ものではなく「磨く」もの おしゃれ方程式』(PHP研究所)では、役立つおしゃれハウツーを指南。お気に入りレシピと器について綴った料理本『友だちを呼ぶ日のごはん、わたしのごはん』(扶桑社)も人気。
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