パリジェンヌに学ぶ! 全身グレーで色っぽい装いとは

モノトーンのワンピース1枚でおしゃれなスタイルを仕上げるのがパリジェンヌ。その定番カラーのひとつがグレーです。微妙な色の組み合わせで、全身をまとめ上げるグレーコーデの秘策をご紹介します。パリジェンヌが実践している技を取り入れて、ワンランク上の装いを目指しましょう!
 (イラストと文章は『「1/3の服で3倍着回す パリのおしゃれ術』より転載)

微妙な違いを重ねる、色気と上品のかけあわせ

モノトーンが主体のパリジェンヌの定番・グレー。濃い色淡い色、どれともなじむ仲介役を果たすのでお得ですよね。色彩理論的には、無彩色のグレーに「色」は存在しません。けれど、表面のテクスチャーに違いがあれば、各アイテムを隣り合わせたときに微妙な「色感」が出ます。ほんのり赤っぽく見えたり、青っぽくも見える。それが色の気配、「色気」です。

そんな色気で、彼女たちは着こなしをちょっと違うものにしています。まずはグレーの種類を知ること。黒×白の霜降りは目の錯覚でグレーの部類に。色味でも赤系のウォームグレー、青系のクールグレーが。質感でもマットとつやがありますね。それらを全身にまとえば灰のようにすすけた感じはゼロ。色っぽさがぎゅっと際立ちます。

文/米澤よう子

米澤よう子
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米澤よう子
東京生まれ。女子美術短期大学造形科卒業。グラフィックデザイナーとして広告制作会社に勤務した後、1993年にイラストレーターとして独立。大手企業の商品パッケージや広告ビジュアル、女性誌や書籍、WEBのイラストなど多媒体で活躍。2004年から2008年の間、拠点をパリに移して日仏で作品を発表。特にパリの高級百貨店、ボン・マルシェでの個展は高い評価を得た。帰国後、独自の目線で「パリジェンヌのおしゃれ術」を解説したイラストエッセイを多数刊行し、幅広い層から支持を集める。近著に『パリ流おしゃれアレンジ! 1~2』『シンプル・シックなパリジェンヌ流おしゃれレシピ』『パリジェンヌ流おしゃれライフ』など。
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